OYOはインド発のユニコーン企業として、2019年4月に日本法人を立ち上げたホテルチェーンです。
今回はそんなOYOに在籍していた筆者が、同社の社風や求める人物像についてご紹介します。 選考フローや面接対策についても説明しますのでOYOへの転職を検討されている方は是非参考にしてください。 |
目次
OYOでは結果と変化に順応する能力が必要!社風と、選考におけるポイント
OYOでは社員に「4つの力」を求めています。
- コミット力
- 順応力
- 忍耐力
- 行動力
これは採用に携わっていた筆者が、面接の際に見てほしい観点として、支社長から共有されていた項目です。
OYOの日本法人であるOYO Hotels Japan合同会社は、2019年4月に設立された創業間もない会社です。
日本におけるOYOを作っていくため、即戦力として活躍でき、目まぐるしく変わる状況に順応し、結果にコミットできる人材を求めています。
特に営業職の選考では、役員クラスの人間が「足軽的な側面もある仕事」と発言するほど厳しい仕事です。
そのため面接では、それに耐えうる体力と、OYOを世に広めるための行動力を見られます。
また、外資系企業らしく成果主義の会社としての側面もあるため、目標に対して愚直に向き合える人材であるかも重要視されます。
①OYOは即戦力として活躍できる人材を求めている
OYOは現在創業期に当たるため、とにかく人材を多く集めることに注力しています。
募集人数が少ない狭き門というわけではありませんので、他の選考者に負けない圧倒的なスキルというよりは、一定のラインを超える能力があり入社後活躍できることをアピールすることが大切です。
新卒の選考のように企業研究を入念に行い志望動機を明確に提示するよりも、「自分はこういう人間だから、OYOでこのように活躍することができる」というOYOから見たときのご自身のバリューを具体的に示すことが重要です。
もちろん、OYOで活躍できる理由を明確にする必要があるので、
- OYOはどういう会社で
- どんな仕事をするのか
という最低限の企業研究は必要です。
先述の通り、現在の募集はOYOの日本における形を作っていくための募集です。
入社後長期的な視野で育成するのに適した人材ではなく、即戦力で活躍できる人材を求めています。
過去の経歴などを元に自分が活躍できる理由を明確に提示しましょう。
②変化の目まぐるしい会社
OYOはインドでの創業から5年、日本法人に関しては1年も経っていない企業です。
そのため制度面はまだ定まっておらず、仕事の進め方や働き方も目まぐるしく変化します。
一般的な企業での当たり前が、OYOではできていないという事も多々あります。
OYOはこうした状況を「社内の整備よりクライアントに返せる価値を最優先したい」と考えています。
安定した働き方がしたい方や変化に順応できない方にはあまり向かない社風です。
会社を一緒に作っていける、創業期を共に楽しみながら乗り越えられる人材を好む傾向にあります。
定時退社など働きやすい環境を整えてはいますが、現段階では働きやすさや福利厚生を重視する社員より、荒れ野を一緒に冒険できる強くてポジティブな人材を求めています。
OYOの選考フロー
選考は以下のように、2パターンのフローに分かれます。
筆者は1day選考という、少し特殊な選考で内定となりました。
*1day選考については後述します
選考のポイント
選考のポイントは過去の実績です。
特に、しっかりと目標に対してシビアに向き合えている人材であるかという点はよく見られます。
特に営業の方であれば、前職で年間目標を達成している経歴がある方は、複数年目標を達成していることを職務経歴書に記載することをおすすめします。
またOYOでは新規の飛び込み営業がメインのため、新規営業や飛び込み営業の経験がある場合は記載しましょう。
OYOの面接では何を聞かれる?具体的な流れについて
エリアごとに分かれている採用枠
OYOでは、以下6つのエリアごと採用枠が分かれています。
- 北海道・東北エリア
- 関東エリア
- 東海・北信越エリア
- 関西エリア
- 中国・四国エリア
- 九州・沖縄エリア
基本的に、各エリアには支社長(リージョンヘッド)、関東には本部長がいます。
対面での面接が基本ですが、遠方に住まれている方で、面接のために会社に訪問することが難しい方についてはWeb面接も実施しています。
OYOの採用面接は基本1回のみ
面接は、リージョンヘッドと呼ばれる各エリアの支社長と1対1で行われることが多く、面接時間は30分~1時間程度が一般的です。
面接結果は1週間~長いと2週間程度で知らされます。
筆者は1day選考で、最終面接後20分程度で内定を言い渡されたため、選考結果は待たなくて済みました。
面接ではまずOYOがどのような会社組織かという説明を受け、その後に質問されます。
質問は職務経歴に関することが多く、営業で言えばどのようなクライアントを相手にどのような商材を売ってきたか、飛び込み営業はできるかといった質問をされます。
また営業力と対応力を見るために、面接官をクライアントに見立てて前職の商談を再現する場合があります。
OYOへの転職に選ばれているサービス
OYOへの内定実績トップクラスのエージェントを紹介してくれるサービス
エージェントファインダー
(OYO他、メガベンチャー志望の方向け)
「説明会」「面接」「内定」を1日で行う1day選考
筆者が在籍していたころは、「説明会」「面接」「内定」を1日で行う1day選考がありました。
最初にOYOについての説明会があり、選考に進みたい希望者はそのまま面接に進むことができます。
面接は基本的に1on1で行われますが、面接官が外国人の場合は通訳が横につく場合があります。
選考結果もその場で伝えられるので、内定が出た場合は年棒交渉などもその場で行います。
内定に対する正式な返答は1週間~2週間程度待ってくれます。
所要時間は人によってばらつきがあり、早めに面接に呼ばれた方はトータル3時間程度で終わります。
しかし、最後の方に面接する方は待ち時間が長く、説明会から終了まで5~6時間かかる事もあります。
面接に向けた対策や準備
OYOの採用選考では志望動機はそれほど重要視していませんが、OYOは日本では日本一、グローバルでは世界一番のホテルチェーンになるという目標を掲げている会社です。
OYOを大きくしたい、外資のユニコーン企業で自分を成長させたいなど向上心や野心を示すような志望動機があればポジティブに捉えられる可能性が高いです。
また意思決定が早くスピード感のある会社なので面接の段階で出張先・転勤・年収などが早々に決定してしまうケースが多々あります。
結婚している方はご家族の都合もあると思うので、事前に転勤はできるのか、頻繁に出張に出かけても問題ないかどうかなど、しっかり家族に相談してから面接に臨むことをおすすめします。
まとめ
OYOは創業期であり即戦力として活躍できる人間を求めています。
そのため、OYOの面接では自分がOYOに入って活躍できるということを明確に提示することが求められます。
またスピード感が早く目まぐるしく変化をする会社に対応する順応力や、変化に耐えうる忍耐力も必要です。
OYOへの転職を考えている方は、今回紹介したことを参考に準備をしていい面接にしてください。
OYOへ転職するには
OYOへの転職を希望する方は、同社への内定実績を豊富に持つエージェントに相談するようにしましょう。
内定実績が豊富なエージェントは採用ターゲットを熟知していますし、過去の面接内容や面接官の情報に基づいた面接対策をしてくれるので内定確度が上がります。
OYOの志望度が高い方は是非、エージェントマッチングサービスの【エージェントファインダー】にご登録ください。OYOへ豊富な内定実績を持つ転職エージェントをご紹介させていただきます。