2023.02.02

電通

電通に転職するには?中途採用の難易度は高い?面接対策を転職者にインタビューしました

電通はインターネット広告やテレビCMなどの広告宣伝だけでなく、商品開発や事業課題の解決などのすべての領域で、国内外の市場でベストな統合ソリューションを提供する企業です。広告業界最大手の企業として、新卒採用・中途採用を問わず人気があります。本記事では、電通に転職するコツや難易度、募集職種、選考フロー、面接対策の方法などを解説します。電通への転職を検討している方は、最後までご覧ください。

電通に転職するコツ

電通に転職するコツは、採用ターゲットを把握して的確なアプローチをすることです。電通の中途採用に関する選考倍率は高く、数多くいる応募者の中から選考を勝ち抜かなければなりません。そのため、電通が求める人物像・必要なスキルや経歴を把握し、書類選考や面接で適切にアプローチする必要があります。自分1人で電通への転職活動を成功させる自信がない場合は、転職エージェントの活用が近道です。

転職エージェントは、豊富な経験とノウハウを活かして求職者の転職活動をサポートしてくれます。求職者には開示されていない選考情報やターゲット層を共有されているため、自分1人で転職活動を進めるより、的確なアプローチをしやすいです。電通へ転職したい方は、転職エージェントと相談して転職活動を行ってください。

 

電通への中途採用の難易度

電通への中途採用の難易度は、非常に高いです。電通公式ホームページの「採用情報」によると、下記の経験がある人材でなければ選考に進めません。

  • 3年以上の社会人経験
  • 広告会社やコンサル会社での実務経験

さらにグローバル展開をしている電通では、職種によってTOEIC900程度の英語力が求められます。電通の中途採用では、広告業界での実務経験や高いスキルが求められるため、誰でも簡単に転職できるわけではありません。

 

電通の中途採用の募集職種

電通が公式ホームページの「キャリア採用ページ」で募集している職種は、次の通りです。

  • AX領域
  • BX領域
  • CX領域
  • DX領域

それぞれの募集職種を詳しく解説します。

 

AX領域

AX領域(Advertising Transformation)は、広告の高度化・効率化を実現する広告変革領域です。想像力やDX技術を活用して、広告のパフォーマンス最大化・プラットフォームの進化を実現させます。AX領域の具体的な職種は、以下の通りです。

職種 仕事内容
マーケティングプランナー クライアントの商品やサービスが売れ続けるための仕組みをつくる。
コミュニケーションプランナー データやデジタルを活用した先端的で高度な統合的マーケティングコミュニケーション戦略・戦術の策定や効果・改善策の策定をリードする。
メディアプランナー オンライン・オフラインを統合したメディア戦略の策定と実行プランの策定、施策の評価を行う。
統合コミュニケーションストラテジスト メディアネットワークを活用したビジネス開発

ネットワークケイパビリティ強化施策の契約立案・実施

プロダクト・サービスの海外でのプロモート

 

BX領域

BX領域(Business Transformation)は、顧客企業の事業成長と企業変革を実現するビジネス変革領域です。顧客企業の成長を促すために、既存事業を変革し新規事業を創出することで、企業のインナー改革を含めた支援を実現します。BX領域の具体的な職種は、以下の通りです。

職種 仕事内容
ビジネスプロデューサー(営業職) 各業界を代表する大手企業から中堅企業、そしてスタートアップまで、国内外の幅広いクライアントに向けたマーケティング・コミュニケーションの提案・プロデュースの実行。

経営課題・事業課題に対するソリューション提供の推進・DX支援・新規事業の開発・推進など

BXコンサルタント 電通のケイパビリティとアセットを活用して顧客企業の変革を行う
メディアビジネス 放送局との新規事業開発プロジェクト・マネージャー 「トランスフォーメーション新規事業開発」を切り口として、多様なメディア企業・ステークホルダーと新たなメディアコンテンツ事業をゼロから作り上げる

 

CX領域

CX領域(Customer Experience Transformation)は、最適な顧客体験をデザインするカスタマーエクスペリエンス変革領域です。電通が保有する膨大なデータとアイデアを活かして、顧客に長期的な体験価値を提供します。CX領域の具体的な職種は、以下の通りです。

職種 仕事内容
デジタルCXプランナー プランナーとして、実データを活用したプランニングで、顧客企業の事業成長を促進する
自社ECプランナー ECサイト構築の設計、導入や運用支援を行い、顧客企業の事業成長を促進する
CRM/カスタマーサクセスプランナー LTVを最大化して、クライアントのマーケティング課題を解決する
データマーケティングプランナー 課題の構造化からマーケティング戦略立案から実施・効果検証まで行う
UI/UXデザイナー 総合的かつ最新のCXクリエイティブを開発しクライアントに顧客体験を提供する

 

DX領域

DX領域(Digital Transformation)は、マーケティング基盤の変革を実現するデジタル変革領域です。顧客のマーケティング基盤自体を変革して、事業成長を実現させます。DX領域の具体的な職種は、以下の通りです。

職種 仕事内容
DX事業プロデューサー 新規事業・既存事業の開発、事業KPI設計・マネジメントを行い、マーケティング組織変革を実現する
DX開発マネージャー 開発マネージャーとして開発プロジェクトの計画、プロジェクト統括を行う
データサイエンティスト DX技術を活用して、クライアント企業とのPoC推進をサポートする
データマネジメントエンジニア データベース構築やデータ連携機能の開発、予算計画の立案
データプライバシーコンサルタント データ関連領域のプロフェッショナルとして、社内外の課題解決・ルールの浸透や啓発の推進を行う
ソリューション開発プロデューサー データを活用したソリューションの企画立案、データ開発に関する要件定義を行う

 

電通に転職できる人の特徴

電通に転職できる人の特徴は、「アイデアと実行力がある人材」です。広告会社で働くには、特別な資格やスキルよりも独創的なアイデア力と瞬時に行動できる実行力が求められます。電通で働く際には、企画や戦略を立てるだけでなく、クライアントと一緒になって企画を実現させる実行力が必要です。実行力がない人材はクライアントからの信頼を獲得できず、成果を挙げられません。

また、クライアントの事業改革・課題解決を行うために、現状を把握し顧客ニーズを把握して打開策となるアイデアを生み出す必要があります。さらに広告事業では、社内外の大勢の人々を巻き込みながらチームとして仕事をしていくため、周囲から愛される人物像とコミュニケーション能力が必要不可欠です。電通の面接では、アイデア力と実行力の有無が試されるため、自分なりの経験と強みを生かしてアピールしましょう。

 

電通、中途採用の選考フロー

今回お話を伺ったのは転職エージェント経由で電通に応募し、内定をしたAさん。
その面接内容や選考フローはどのようなものだったのでしょうか。

エージェントに初めて接触した日から1か月程で内定に至りました。
雇用形態は契約社員です。

転職エージェントを利用して電通の中途採用にエントリーした場合、どのような流れで選考が進んでいくのでしょうか?Aさんの場合、以下のような流れでした。

書類選考 → 一次面接 → 二次面接 →三次面接

応募前に、電通が募集しているポジションリストをエージェントから共有さます。
どのあたりのポジションを目指すか、目線合わせをした上で職務経歴書を提出します。

職務経歴書は応募ポジションの要件に見合ったものを準備する必要があるため、どのポジションを目指すのか、狙いを定めた上で執筆することが大切です。書類を通過するといよいよ面接が始まります。

 

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②電通の人事・現場責任者との豊富な人脈
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電通の中途採用の書類選考対策

電通の中途採用を通過するためには、まず書類選考対策が必要です。書類選考では職務経歴書を提出する必要があります。職務経歴書は、自分が持つ経歴や強みが「なぜ電通で活かせるのか」を明確に説明することが大切です。自分が過去に働いていた業界や企業、持っている広告・マネジメントに関する知識やスキルを記載し、電通で活躍できる根拠を明確化しましょう。

面接官は大量の職務経歴書に目を通すため、他の候補者より「電通で活躍できる根拠」や「熱量」が弱い場合は書類選考を通過できません。自分の強みやアピールポイントがわからない場合は、転職エージェントを利用してアドバイスをもらいながら職務経歴書を作成しましょう。

 

電通の中途採用の面接対策

電通の中途採用の面接は、一次から三次までの計3回行われます。面接対策として、「どのような質問をされてもいい」状態まで準備しておきましょう。具体的には、自己紹介や経歴説明の他に「面接官が質問してくる内容に電通で活躍できる根拠を交えて回答する」準備が必要です。

「なぜ電通を志望するのか?」「電通に入社して何をしたいのか?」など、一般的な質問から広告業界のイメージや将来のビジョンなどを質問されることを想定しておきましょう。転職エージェントを利用して、エージェントと模擬練習をしておくと本番でスムーズに回答できます。面接は数をこなして慣れることが、緊張せずに話せる効果的な対処法です。書類選考を通過したら、できる限り模擬練習を行って本番でスムーズに話せるよう準備しておきましょう。

 

電通、中途採用の一次面接で聞かれること

Aさんの場合、コロナ禍ということもあり一次面接~三次面接まですべての面接がオンラインで行われました。途中出社したりリアルな対面をすることは一度もなかったと言います。

一次面接の面接官は現場社員・部長・採用担当の人事の合計3名。

和やかな雰囲気で話が進みました。ここで聞かれた質問は大きく3つでした。

  • 電通の志望動機
  • 転職活動の軸
  • 配属予定となる部署の担当クライアントのイメージ

転職活動の軸については、転職を考えるに至った経緯からそれを踏まれて何を軸に転職先企業を選定しているのか、質問をされました。

クライアントのイメージについては、今回応募したポジションが営業だったために聞かれた質問です。電通では課ごとに担当クライアントが決まっており、一次面接を受ける時点で課の名称から担当クライアントの予想がつきます。担当クライアントについて、どのようなイメージを抱いているのか質問がされたと言います。

 

電通、中途採用の二次面接で聞かれること

二次面接では人事の役職者が2名、1回目も同席した採用担当の人事(この方は毎回面接に付き添ってくださいます)による面接でした。

二次面接で質問された内容は以下です。

  • このタイミングでの入社をどう思うか
  • これまでに成し遂げたと思うことは何か

一つ目の質問は電通は過労死事件もあり世間の風当たりが強いこと、働き方改革を率先して行っているもののまだクリアにできていない問題も残っている。これらを踏まえた上で、このタイミングで入社することをどう思っているか、率直な思いを聞かせてください、という質問だったようです。

二つ目は大学時代や前職で成し遂げたことについて聞かせてください、という内容でした。

面接官が人事3名だったこともあり「ざっくばらんに本音を聞かせてくださいね」というトーンでこちらも和やかな雰囲気で進んでいったと言います。

 

電通、中途採用の三次(最終)面接で聞かれること

最終面接に当たる三次面接は配属先の局長と一次面接時の部長、採用担当の人事の3名による面接でした。

聞かれたことは一次面接・二次面接と似たような内容でした。

  • 志望動機
  • これまでの仕事
  • 転職活動の軸
  • 電通についてのイメージや思い

三次面接だから特別突っ込んだことを聞かれたかと言うとそんなこともなく、一次面接と二次面接の延長のような質問だったようです。雰囲気も一次・二次と変わらず和やかで最終面接だから圧迫ということは全くなかったと言います。

 

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電通、中途採用面接突破の秘訣


Aさんによると、合計3回の面接通して一番ハードだったのが一次面接だと言います。答えに対して突っ込んだ質問も多く飛んできました。

今回お世話になった転職エージェントのヘッドハンターや周りの電通職員によると、電通は一次面接のハードルが最も高い、ということです。一次面接を通過すると、二次・三次面接の通過率は7~8割とも言われているようです。

それだけに、一次面接でかなりの転職者がふるいにかけられます。Aさんの場合も一次面接で「プレッシャーに耐えられるか?やっていけるか?」といった質問もされ、即答できないシーンもあったと言います。

ただ、転職エージェント曰く、「大丈夫です」と気軽に答えないAさんの慎重な一面が信頼に値する、謙虚な人材と高評価につながり、内定に至ったと言います。いずれにしろ、電通の面接を受けられる方は一次面接に向けて伝えるべきことをしっかり用意して臨むことが大切です。

 

電通への転職を成功させるためにできること

電通への転職を成功させるために、次の対策を実行しておきましょう。

  • 自己分析
  • 企業研究
  • 転職エージェントを利用する

ただでさえ倍率が高い電通の中途採用を通過するには、万全な対策が必要不可欠です。それぞれの対策を解説しますので、電通への転職を成功させたい方は確認しておきましょう。

 

自己分析

電通への転職を成功させるために、まず自己分析を行いましょう。電通の面接では、志望動機やこれまでの仕事内容、電通のイメージや思いなどを聞かれます。そのため、自分のスキルや経歴を棚卸して、電通の強みや特徴と照らし合わせアピールできるように準備しておくことが重要です。

具体的には自己分析を行って、次のような質問に即答できるよう準備しておいてください。

  • 電通に入社したい理由は
  • 自分の強みをどのように電通で活かせるか
  • 自分の弱みをどのように克服するか
  • 転職後に電通でしたいことは?
  • 今後希望するキャリアプランは?

前職の経験を生かして、転職後にどのようなことをしたいか、どう電通に貢献できるかを話せる準備が必要です。三次面接まで通過するために、自己分析を行って面接対策をしておきましょう。

 

企業研究

電通への転職を成功させるために、企業研究を行いましょう。面接では企業にどのように貢献できるのかを聞かれることが多いため、企業研究を通して電通がどのような人材を求めているのかをしっかりとリサーチしておく必要があります。

電通に関する企業研究をしておかなければ、面接で質問にスムーズな返答ができない可能性が高いです。適当に答えても面接官には、事前準備をしていないことがバレてしまうため、しっかりと電通に関する企業研究をしておきましょう。

特に、電通のライバル企業である博報堂との違いは、明確に説明できるよう対策しておく必要があります。「電通でなければならない」熱意を説明し、面接官に好感を得られるよう企業研究を徹底してください。

 

転職エージェントを利用する

電通への転職を成功させたい方は、転職エージェントの利用をおすすめします。電通への転職は、決して簡単ではありません。転職エージェントを利用すると、書類や面接などの対策を行なってもらえます。

利用する際は、豊富な実績とノウハウがあるエージェントを選ぶことが大切です。電通への転職を希望する場合は、エージェントファインダーをご活用ください。エージェントファインダーでは、電通に多くの内定者を輩出している転職エージェントをはじめ、豊富な実績とノウハウがある転職エージェントが多数在籍しています。倍率の高い電通への転職も、転職のプロであるエージェントが徹底サポートしますので、転職活動を成功させる確率を向上できます。

 

電通の会社概要

電通への転職を希望する前に、どのような企業なのか会社概要を確認しておきましょう。

社名 株式会社 電通 (英文社名:DENTSU INC.)
創業 1901年(明治34年)7月1日
代表取締役 榑谷 典洋(くれたに のりひろ)

林 信貴(はやし のぶたか)

本社所在地 〒105-7001 東京都港区東新橋1-8-1
代表電話番号 03-6216-5111
公式ホームページ https://www.dentsu.co.jp/
資本金 100億円
従業員数 5,627人(2022年12月末日現在)
事業内容 広告開発、顧客体験のデザイン、マーケティング基盤・事業変革

 

事業内容

電通の事業内容としては、次のような内容を展開しています。

  • マーケティング
  • メディア
  • コンテンツ
  • クリエーティブ
  • プロモーション
  • PR
  • グローバル・ビジネス

広告事業を通じて、顧客の事業変革・マーケティング基盤の変革や企業PRなどを行っています。中途採用枠もさまざまな職種が設けられているため、自分が入社したい・活躍できる分野を選定して応募することが大切です。

業績

電通の「総合レポート2023」と2022年12月期の「有価証券報告書」によると、業績は次の通りです。

収益 1兆2,438億3,300万円
売上総利益 1兆1,170億200万円
事業規模 約145国・地域
グループ従業員数 約72,000人

電通の業績は2022年時点で、右肩上がりで向上しています。収益で1兆2,438億円、売上総利益で1兆1,170億円あるため、業績は好調です。また、2023年7月時点でグループ従業員数は約7万2,000人、事業規模は約145国・地域で展開しています。

 

電通のグループ会社一覧

電通のグループ会社には数多くの企業があります。電通のグループ会社を一覧にまとめました。

  • 株式会社 電通グループ(純粋持株会社)
  • 株式会社電通コーポレートワン
  • 株式会社電通
  • 株式会社電通東日本
  • 株式会社電通西日本
  • 株式会社電通九州
  • 株式会社電通北海道
  • 株式会社電通沖縄
  • 株式会社電通ランウェイ
  • カラ・ジャパン株式会社
  • アイプロスペクト・ジャパン株式会社
  • 電通インターナショナル・ジャパンオフィス株式会社
  • dentsu X Japan株式会社
  • 株式会社アド電通大阪
  • 株式会社電通名鉄コミュニケーションズ
  • 株式会社電通アドギア
  • 株式会社ザ・ゴール
  • 株式会社OOHメディア・ソリューション
  • 株式会社電通メディカルコミュニケーションズ
  • 株式会社電通デジタル
  • 株式会社電通デジタルアンカー
  • 株式会社CARTA HOLDINGS
  • 株式会社セプテーニ・ホールディングス
  • 株式会社電通アイ・アンド・シー・パートナーズ
  • 株式会社IPG
  • 株式会社電通クロスブレイン
  • 株式会社電通ライブ
  • 株式会社電通プロモーションプラス
  • 株式会社電通PRコンサルティング(電通PRC)
  • 株式会社電通キャスティング アンド エンタテインメント
  • 株式会社電通クリエーティブフォース
  • 株式会社電通クリエーティブX
  • 株式会社電通クリエーティブキューブ
  • 株式会社ドリル
  • 株式会社電通tempo
  • 株式会社電通コンサルティング
  • 株式会社GNUS
  • イグニション・ポイント株式会社
  • 株式会社電通国際情報サービス
  • 電通イノベーションスタジオ
  • 株式会社電通ミュージック・アンド・エンタテインメント
  • 株式会社電通アニメソリューションズ
  • 株式会社東京有明アリーナ
  • 株式会社SPORTS Edge
  • 株式会社電通イノベーションパートナーズ
  • 株式会社電通サイエンスジャム
  • 株式会社スコップ
  • 株式会社電通そらり
  • 株式会社電通オペレーション・パートナーズ
  • 電通スポーツインターナショナル(Dentsu Sports International Inc.)

なお上記はすべて純粋持株会社の直接出資による子会社になるため、関連会社を含めるとグループ会社はさらに膨大な数になります。電通グループは、広告業界でトップシェアを誇る大規模なグループのため、ネームバリューが強く中途採用の倍率も高いです。

 

電通の平均年収

2023年3月期の「有価証券報告書」によると、電通の平均年収は1,520万3,833円でした。国内の給与所得者の平均年収は458万円と比較すると、電通は非常に年収が高いことがわかります。

ただし、職種やスキル、能力に応じて年収は異なります。採用ページにはモデル年収500万円〜1,500万円と記載されているので、少なくとも年収500万円は得られる可能性が高いでしょう。

 

電通の福利厚生制度

電通に転職する際には、年収だけでなく福利厚生の充実度を確認しておく必要があります。電通の福利厚生制度は、次の通りです。

  • 完全週休2日制
  • 有給休暇
  • 特定積立休暇
  • 時間給制度
  • リフレッシュ休暇
  • 連続休暇
  • 結婚休暇
  • 出産休暇
  • 配偶者の出産休暇
  • 子の出生休暇
  • 出産祝い金
  • 出産育児一時金・付加金
  • 育児休業
  • パパママ育休プラス
  • 育児休業の延長
  • 育児休業給付金の延長
  • 復職後の働き方支援
  • 子の看護休暇
  • ベビーシッター派遣サービス
  • 介護休業・休暇
  • フレックスタイム制度
  • リモートワーク制度
  • リモート勤務手当
  • 選べるワークプレイス
  • 電通健保の福利厚生
  • ベネフィット・ワン
  • 確定拠出年金制度
  • 電通グループ従業員持株会
  • 新医療保障保険
  • 健康相談窓口
  • 社会保険
  • 総合福祉定期保険
  • 団体長期障害所得保険
  • 借上社宅 など

2022年度の育休・産休取得率は、女性が100%、男性が88.6%です。男性の育休期間は、平均して42. 1日となっています。なお男性社員の子どもには、育休とは別に「子の出生休暇」と呼ばれる特別休暇もあります。

また、有給取得率は61.7%と、約6割の有給が消化されています。リフレッシュ休暇やフレックスタイム制度が充実している点から、電通は働きやすい環境を整えている企業です。

さらに電通では全社員向けにスキルアップの機会も設けています。具体的には、下記のとおりです。

  • フルリモート研修+フォローアップ
  • 1on1スキルアップ研修
  • マネジメント研修
  • ナレッジのデータベース化、領域別の共有会

 

電通がやばいと言われる理由

電通がやばいと言われる理由は、過去の過労死事件もあり「激務・ブラック企業」のイメージがついているからです。

電通の「総合レポート2023」によると、2022年の総労働時間は1,958時間でした。つまり、1ヶ月に約163時間程度の労働をしている計算となり、1ヶ月の労働日数20日で考えると1日あたり8.15時間勤務です。月あたり22日の勤務日数で考えると、1日あたり7.4時間になるため法定外の長時間労働とは言えません。

東洋経済の「10年間で残業が大きく減った100社」ランキングでは、電通グループが1位になっています。過去10年間で残業時間を50時間から12.5時間に減らし、残業時間削減のための取り組みを多く行ってきました。

 

電通への転職に関してよくある質問

電通への転職に関してよくある質問をまとめました。

 

電通の離職率は高い?

電通の新卒入社社員が1〜3年目の期間に離職する確率は3%です。 割合で考えると、28名中1名が離職しています。新卒社員だけでなく、全社の正社員離職率は2020年度で6.07%でした。同年の全国一般労働者の平均離職率が11.1%であることをふまえると、電通は離職率が低い企業です。

 

電通の採用大学や社員の学歴は?

電通は早稲田大学や慶應義塾大学、東京大学のような有名難関大学出身者はもちろんのこと、地方大学出身者も採用しています。採用ページでも「学歴フィルターはない」と記載しています。

 

電通へ転職するには

電通への転職を実現する上で大切なポイントは、転職エージェントの利用です。転職エージェントならどこでも良いわけではなく、電通への内定実績を豊富に持つエージェントに相談するようにしましょう。 内定実績が豊富なエージェントは採用ターゲットを熟知していますし、過去の面接内容や面接官の情報に基づいた面接対策をしてくれるので内定確度が上がります。

志望度が高い方は是非、以下のサービス【エージェントファインダー】にご登録ください。電通に多くの内定者を輩出している転職エージェントN氏をはじめとする転職エージェントをご紹介させていただきます。

 

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