
新卒・中途を問わず人気企業として知られる電通ですが、中途採用における選考や面接はどのような内容なのでしょうか?本記事ではコロナ禍で電通の中途採用に応募し、見事内定された転職者Aさんへ行ったインタビューをもとに執筆しています。
目次
電通の中途採用、面接内容は?選考フローは?転職者に聞きました
今回お話を伺ったのは転職エージェント経由で電通に応募されたAさん。その面接内容や選考フローはどのようなものだったのでしょうか。
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エントリー後の選考の流れ
転職エージェントを利用して電通にエントリーするとどのような流れで選考が進んでいくのでしょうか?Aさんの場合は以下のような流れでした。
- 書類選考
- 一次面接
- 二次面接
- 三次面接
応募時に、現在募集しているポジションリストをエージェントから共有され、だいたいどのあたりを目指すかの目線合わせをした上で書類を提出します。
職務経歴書は応募ポジションの要件に見合ったものを準備する必要があるため、どのポジションを目指すかの狙いを定めた上で執筆することが大切です。書類を通過するといよいよ面接が始まります。
電通の一次面接で聞かれること
今回はコロナ禍ということもあり一次面接~三次面接まですべての面接がオンラインで行われました。途中出社したりリアルな対面をすることは一度もなかった、とのことです。
一次面接の面接官は現場社員・部長・採用担当の人事の合計3名。
和やかな雰囲気で話が進みました。質問内容は大きく3つでした。
- 電通の志望動機
- 転職活動の軸
- 配属予定となる部署の担当クライアントのイメージ
転職活動の軸については、転職を考えるに至った経緯からそれを踏まれて何を軸に転職先企業を選定しているのか、といった質問がされました。
クライアントのイメージについては、今回応募したポジションが営業だったために聞かれた質問です。電通では課ごとに担当クライアントが決まっており、一次面接を受ける時点で課の名称から担当クライアントの予想がつきます。そのためAさんにとってはそれほど予想外の質問ではなかったようです。
電通の二次面接で聞かれること
二次面接では人事の役職者が2名、1回目も同席した採用担当の人事(この方は毎回面接に付き添ってくださいます)による面接でした。
二次面接で質問された内容は以下です。
- このタイミングでの入社をどう思うか
- これまでに成し遂げたと思うことは何か
一つ目の質問は電通は過労死事件もあり世間の風当たりが強いこと、働き方改革を率先して行っているもののまだクリアにできていない問題も残っている。これらを踏まえた上で、このタイミングで入社することをどう思っているか、率直な思いを聞かせてください、という質問でした。
二つ目は大学時代や前職で成し遂げたことについて聞かせてください、という内容でした。
面接官が人事3名だったこともあり「ざっくばらんに本音を聞かせてくださいね」というトーンでこちらも和やかな雰囲気で進んでいきました。
電通の三次(最終)面接で聞かれること
最終面接に当たる三次面接は配属先の局長と一次面接時の部長、採用担当の人事による面接でした。
聞かれたことは一次面接・二次面接と同じような内容でした。
- 志望動機
- これまでの仕事
- 転職活動の軸
- 電通についてのイメージや思い
三次面接だから特別突っ込んだことを聞かれたかと言うとそんなこともなく、一次面接と二次面接の延長のような質問ばかりでした。雰囲気も一次・二次と変わらず和やかで最終面接だから圧迫ということは全くなかったと言います。
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電通 面接突破の秘訣
合計3回の面接通して、一番ハードだったのが一次面接です。答えに対して突っ込んだ質問も多く飛んできました。
今回お世話になった転職エージェントのキャリアコンサルタントや周りの電通職員によると、電通は一次面接のハードルが最も高い、ということです。
一次面接を通過すると、二次・三次面接の通過率は7~8割とも言われているようです。それほどまでに一次面接でかなりの転職者がふるいにかけられます。Aさんの場合も一次面接で「プレッシャーに耐えられるか?やっていけるか?」といった質問もされ、即答できないシーンもあったと言います。ただ、転職エージェントによると「大丈夫です」と気軽に答えないAさんの慎重な一面が信頼に値する、謙虚と評価につながり面接通過・内定に至ったと言います。
いずれにしろ、電通の面接を受けられる方は一次面接に向けて伝えるべきことをしっかり用意して臨むことが大切です。
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