サイバーエージェントはインターネット広告事業を展開する広告代理店として知られていますが、現在はその枠組みにとらわれない幅広いサービスを提供しています。ここではサイバーエージェントの事業の中核を担うインターネット広告事業とメディア事業の二つに絞り、その職種や仕事内容、それぞれの特徴をご紹介します。 |
目次
サイバーエージェントが属するインターネット広告業界の仕事
インターネット広告業界は、広告主(広告を打ち出したいと考える企業)と媒体社(インターネットサービスを提供するWebサイトやアプリやSNS等)をつないで、広告を作り、配信しています。
総合広告代理店は、ブランディング広告(企業やサービス、商品の認知を目的とした広告)を主に行っていますが、インターネット広告代理店は、ダイレクトレスポンス広告(その商品の広告に触れた人に対して、購買につなげることを目的とした広告)を強みにしています。
ダイレクトレスポンス広告では、ユーザーにその商品購入してもらう、などアクションを起こしてもらうことを目的としています。目的に対して、広告効果を検証しながら、より目標数値を伸ばすための施策を打ち出すことができるため、マーケットを伸ばしています。
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募集職種100種類以上!サイバーエージェントの主な職種と仕事内容
サイバーエージェントは新規サービス次々と生み出しているため、時期や部署によって携わる仕事の幅が広いのが特徴です。
現在中途採用として募集している職種は100種類以上と多岐に渡ります。
ここでは、サイバーエージェントの主力事業である「インターネット広告事業」と「メディア事業」にぶらさがる仕事をいくつか解説します。
インターネット広告事業に関わる職種と仕事内容
まずは、サイバーエージェントの創業事業であり主力事業であるインターネット広告事業の仕事内容についてお伝えします。
・アカウントプランナー(営業)
クライアントの課題に対して、インターネット広告を用いた提案・企画・運用を行います。
クライアントから抱えている課題や要望を聞き出し、それを解決するために社内のチームと連携しながら戦略を考え、提案します。
担当するクライアントは金融・メーカー・流通など幅広い業界の大手クライアント(一定の広告予算を持つクライアント)が中心です。案件を受注し広告制作、入稿、配信をして終わりではありません。
広告の運用を行い、自身で広告効果をチェックし、クライアントへフィードバックを行います。
営業はチームを動かすキーマンとなる必要があるため、自分自身で考え行動する実行力や、周囲の人を動かす人間力が求められます。
・クリエイティブプランナー
営業と一緒に案件を担当し、クライアントのニーズに合ったインターネット広告をプランニングします。どのようなクリエイティブを配信するのかを企画提案し、社内のクリエイティブチームと一緒に広告の制作を行います。また、広告を配信した後の効果を検証し分析します。
クライアント側視点だけでなく、その広告を目にするユーザーの視点に立ったクリエイティブが求められます。
どういった広告手法が最適かを考え、時には他社がやったことがないような新しいアイディアを生み出す発想力も必要とされます。
インターネット広告のトレンドは変化が激しいため、常に業界の動きを見ながら学び続ける姿勢が求められます。
・メディアプランナー
クライアントのニーズに合った広告を、どのようなメディアを使って配信するか考え、広告枠の仕入れを行います。
同社のAmebaだけでなくGoogle、Facebookなど様々なメディアの代理店という立場で広告枠の仕入れ・販売していく仕事です。
様々な大手クライアントを持ち、業界トップの売り上げを誇るサイバーエージェントは媒体社側にとっても良きパートナーであり、多数の受賞歴があります。
2018年にはYahoo! JAPANのディスプレイ広告において最も優秀な販売実績を収めた会社に贈られる「ディスプレイ広告賞」を2期連続で受賞しました。
他にも、Google社・Facebook社・Instagram社などの認定パートナーに選ばれています。
クライアントと媒体社をつなぐ架け橋として、最適な提案をするための分析力や市場の動きをリサーチする力が必要とされます。
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メディア事業に関わる職種と仕事内容
続いて、ここ近年サイバーエージェントで大躍進を遂げているAmeba事業を含むメディア事業の仕事内容をご紹介します。
(Ameba事業にはAbemaTVも含まれますが、現在AbemaTVの運営のほとんどは子会社で行なわれています。)
・メディア営業
Amebaブログなどをはじめとする、サイバーエージェントが運営するメディアに出稿する広告商品の営業活動を行います。
主なクライアントは、広告代理店やメディアレップ(媒体社と広告代理店の仲介をする会社)などです。
サイバーエージェントが所有するメディアを使ったプロモーションの提案・運用・分析を行います。
単なる広告商品の営業だけでなく、クライアントのニーズに合わせて大規模なプロモーション(自社のメディアを組み合わせた企画やリアルと連動した企画など)の立案まで担当するため、自分自身で考え実行していく力が必要となります。
・プロモーションプランナー
Amebaブログなど自社メディアのプロモーションを手がけ、市場分析や戦略を立てる仕事です。
担当するメディアサービスによって仕事の幅は広く、広告代理店と連携しながら広告運用を行ったり、自社メディアを多くの人に知ってもらうための宣伝や告知を手がけます。
インターネットにとどまらずイベントなどと連動したプロモーションを手がけることもあり、既存の枠組みにとらわれない発想力・実行力が必要とされます。
・エンジニア
広告配信システムの開発や、新規メディアのWebやアプリ開発など幅広い仕事があります。
サイバーエージェントではエンジニアの裁量権が大きく、開発内容をエンジニア発信で企画・提案することができます。
そのため、ただ技術力や専門性があるだけではなく、自ら新しい技術に挑戦していく姿勢も必要とされます。
またトレンドを追いかけ、最新の技術を身につける必要があるため、常に勉強を怠らない意識の高さも求められます。
サイバーエージェントの広告営業で感じたギャップ
サイバーエージェントはプライベートも楽しみながら仕事に熱い人が集まっている会社です。
会社のことが大好きで、自分の仕事に誇りを持って働いている社員がたくさんいます。
筆者はサイバーエージェントに入社し、広告事業の営業を担当しました。
営業主体の会社のため営業が担う役割が大きく提案から運用までの一連を任されます。
一般的にイメージされる「営業職」の垣根を超えて責任のある仕事をすることができます。
一方でクライアント折衝以上に広告運用の部分に多くの時間を取られてしまうというギャップもありました。
しかし、自分で広告を運用し、分析ができないとクライアントへの報告時にうまく説明することができません。
例えばミーティングの最中に運用データに関して質問を受けた場合、すぐに答えることができなければ、信用を得ることも難しいと言えます。
これだけコミットしているからこそ、サイバーエージェントの営業はクライアントと深い信頼関係を築くことができます。
このように、一般的な営業の仕事だけでなく、担当クライアントの広告に深く関わりたいと考えている方にはぴったりな環境だと言えます。
サイバーエージェントは、成長意欲の高い人にぴったりの会社
常に時代のニーズを捉えながら成長を続け、インターネット広告代理店でありながら、強い自社メディアを持ち、毎年売り上げを伸ばしているサイバーエージェント。
これからも業界のトップとして走り続けていくでしょう。
サイバーエージェントでは「人材の成長が企業の成長」であると考えられています、社員一人一人が常に成長をしていくことを求められますが、その分スキルを伸ばしていきたいと考えている人には、絶好のチャンスを与えてくれる会社です。
この記事のまとめ
☑サイバーエージェントの主力事業は【インターネット広告事業】と【メディア事業】
☑一般的にイメージされる「営業職」の垣根を超えて責任のある仕事をすることができる
☑人材の成長が企業の成長であると考えられており、社員一人一人が常に成長をしていくことを求められる
サイバーエージェントへ転職するには
サイバーエージェントへの転職を希望する方は、同社への内定実績を豊富に持つエージェントに相談するようにしましょう。 内定実績が豊富なエージェントは採用ターゲットを熟知していますし、過去の面接内容や面接官の情報に基づいた面接対策をしてくれるので内定確度が上がります。
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