アクセンチュアの6つの部署と仕事内容を元社員が解説

アクセンチュア株式会社(以下アクセンチュア)は全世界に社員40万人超を擁し、国内でも最大級の規模を誇るグローバルコンサルティングファームです。アクセンチュアには大きく6つの部署(「コンサルティング」「ストラテジー」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」「セキュリティ」)があり、部署によって業務内容は異なります。

今回は、アクセンチュアに在籍していた筆者が各部署の職種や仕事内容を徹底的に解説します。

 

アクセンチュアの6つの部署とは?

まずは、アクセンチュアの各部署の業務内容を解説します。採用枠は「コンサルティング」と「テクノロジー」が事業規模拡大中のため多いです。

 

コンサルティング

「企業変革のパートナー」として営業改革や人材組織改革等、クライアントの経営課題に対してアプローチする部署

 

ストラテジー

「未来を創る戦略パートナー」として、企業戦略や事業戦略、グローバル戦略やM&Aなどのクライアントの経営課題に対してアプローチを行う部署。業務の難易度が高く花形と言われる部署。

 

デジタル

「デジタル変革の先導者」として、クライアントのデジタルマーケティングやユーザーエクスペリエンスに対してアプローチする部署

 

テクノロジー

「イノベーションの実現」を目指し、クライアントの課題に対して、システム開発やDX*を通してアプローチする部署
*DX:デジタルトランスフォーメーションの略。デジタル技術による業務やビジネスの変革

 

オペレーションズ

「インテリジェントオペレーション」を実現すべく、クライアントの業務課題に対して、世界中で急速に成長を続けているBPO(企業活動における業務プロセスの一部を外部委託し、その業務に対して企画、改善等を期待するサービス)やアウトソーシング(BPOとは違い、単純に業務プロセスの一部を外部に委託すること)という手法でアプローチする部署

 

セキュリティ

「リスクの検知と対応」をすべく、クライアントが持つ戦略リスク管理、サイバー空間におけるリスク対策といった課題に対してアプローチする部署

 

それぞれの部署で、「金融」や「製造業」といった業界ごとに専門的な知識を持った人材が配置されています。あらゆる領域・業界の専門家がクライアントの課題やニーズに対して、サービスを提供できるのが、アクセンチュアの強みです。

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アクセンチュア社にはどんな仕事がある?それぞれの仕事内容を解説

アクセンチュアにある6つのメイン事業について説明しました。

では、各部署ではどのようなミッションを持った社員が活躍しているのでしょうか。詳しくご紹介します。ここでは各部署のメイン職種のみを紹介しており、記載のないアシスタント職も各部署で活躍しています。

 

コンサルティング:インダストリーコンサルタント

通信メディア/ハイテク企業/銀行/証券/保険/公共サービス/素材/エネルギー/自動車/産業機械/消費財サービス/ライフサイエンス/旅行・ホテル業など

上記のような業界に特化し、各産業領域に関する高い経験・知見を活かしたコンサルタントとしての活躍が求められます。アクセンチュアのいわば「Spearhead(切り込み隊長のイメージです)」としてクライアントに介入していく職種です。そのため、「ストラテジー」や「デジタル」といった他部署の専門的なチームとタッグを組み、横断的な提案を行うケースもあります。コンサルティング部門の中には、データ分析に特化したコンサルタントや人材組織改革などテーマに特化したコンサルタントも活躍しています。

 

ストラテジー:戦略コンサルタント

クライアントの経営上の重要課題や重大な戦略的取り組み(企業変革やM&A、グローバルビジネス)に対して、専門的な知識やアクセンチュアが世界で積み上げたナレッジをベースにサービスを提供し、企業価値の向上に貢献しています。インダストリーコンサルタントがビジネス観点でサービスを展開する一方、戦略コンサルタントはより「経営」を起点にサービスを展開します。

 

デジタル:マネージメントコンサルタント

マーケティング戦略立案、デジタルトランスフォーメーション、デジタルマーケティングといった、顧客のデジタル領域での課題に対するコンサルティングを行います。昨今では、ユーザーエクスペリエンス向上を目的としたマーケティング戦略やデータの収集、利活用が企業経営の生命線です。コンサルタントだけでなく、UXデザイナーも活躍しているため、サービスデザインを形にし、end-to-end*のコンサルティングを提供します。
* end-to-end…英訳で「端から端までという意味」。ITの分野では、通信を行う二者間を結ぶ、経路全体のことを指す

 

テクノロジー:システムコンサルタント

アクセンチュアではクライアントのIT化をコンサルティングのみで終えず、デリバリー(開発・運用・保守)などend-to-endのサービスを提供しています。マーケットのニーズが高いOracleやSAP、SalesForce、AWSなどの専門的な知見をもつコンサルタントも活躍しています。システムコンサルタントには顧客課題の見極めだけでなく、デリバリー(システムを導入すること)時のプロジェクトマネジメントも期待されています。

 

オペレーションズ:オペレーションコンサルタント

クライアントの事業オペレーションに関わる課題に対して、BPOなどを通したオペレーティングモデルのデザイン、デジタル技術を活用した業務改革を実現すべく、サービスを提供しています。

アクセンチュアのオペレーションズでは、単にBPOでクライアントの業務を預かるのではなく、預かった業務の課題を炙り出し、DXを用いて業務を改善させます。この点がBPOを事業としている企業との差別化ポイントになります。

 

オペレーションズ:セキュリティコンサルタント

クライアントを取り囲む社内外のリスク評価を行い、そのリスクを払拭するソリューションの導入推進、及び有効性の検証から改善計画の策定までセキュリティリスクに対するPDCAを実行します。セキュリティ・ネットワーク・コンプライアンス・リーガルといった複合的なナレッジをベースにクライアントのセキュリティリスク軽減に向けたサービスを提供します。

 

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実際に入社してみて感じた仕事内容のギャップ

筆者は入社前、アクセンチュアに対して「成長できる」「刺激的なプロジェクトが待っている」といったワクワクする印象と、「ハードワークが求められる」「チームワークよりも個の力で仕事を成し遂げる文化がある」というイメージを抱いていました。

実際に入社してみると非常にレベルの高い人材に囲まれ仕事ができること、クライアントがアクセンチュアに求める成果のレベルが高く、ミッション遂行に対して大きな責任を負う環境であることはもちろん、刺激的なプロジェクトを通して成長を実感することができました。そのため入社前にワクワクしていた印象とのギャップは、さほどありませんでした。

一方で、入社前不安に感じていた「ハードワーク」というイメージについては、入社後短期間で払拭されました。アクセンチュア独自の働き方改革として、「Project PRIDE」という指針が掲げられており、従業員の生産性・ワークライフバランス向上に向けた施策が実践されています。

HPに公表されているように、残業一人当たり1時間/日、有給消化率85%というデータがあります。長時間労働、ハードワークをイメージしていたコンサルティングファームとはイメージが異なり、私にとってはポジティブなギャップでした。

加えて、「個の力で仕事を遂行する」イメージについても払拭されました。

コンサルタントとしてクライアント向けの資料を作成する機会が多くありましたが、プロジェクトメンバーや部署のメンバーでレビューする文化が根付いており、知恵を出し合うことで質の高いドキュメントを作成する文化が根付いていました。

またグローバル企業だけあって、全世界のグループ社員や各分野のエキスパートと共通の学習プラットフォームで研修を受けたり、プロジェクトに必要なディスカッションを行うこともできました。転職してわからないことがたくさんありましたが、質問できる風土はしっかり整っていると感じました。

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アクセンチュアの仕事の進め方の特徴

「コンサルティング」が各業界やクライアントごとに介入しており、クライアントの持つ課題に対して、例えば「デジタルマーケティング」に課題があれば、「デジタル」と一緒にプロジェクトを進めるなどの形式でサービスを提供します。

専門的なスキルをもつ人材同士を掛け合わせてクライアントに対してコンサルティングを提供するため、社内の連携は重要な業務のひとつです。end-to-endのコンサルティングを行うからこそ、コンサルタント、アナリスト、エンジニア、デザイナー等の様々な専門的なスキルを持った人材との協働が求められます。

また専門的で高度なスキルを持つプロジェクトチームでサービスを提供するからこそ、クライアントからするとアクセンチュアのコンサルティングメニューは比較的高額な投資となります。そのためプロジェクトメンバーには高い成果を求めます。「成果にコミットする」という意識を持って、仕事を進める必要があります。

 

アクセンチュアは、専門的で高度なスキルが身につく環境

ここまでアクセンチュアの仕事内容について、メインの6事業を中心に解説しました。クライアントが持つ課題に対して、適切なプロジェクトメンバーをアサインすることができるのは、国内でも最大級の規模を誇るアクセンチュアの強みと言えます。

昨今、従来型の経営コンサル(経営に対して助言を行う)だけでは、クライアントはサービスに価値を感じてくれません。アクセンチュアのようにend-to-endで課題の調査からサービスのデリバリー等、幅広い領域でサービスを提供できるからこそクライアントは価値を感じ、投資を行います。アクセンチュアはクライアントの期待に応えるべく、専門的で高度なスキルを持つ人材を育成、輩出し続けるでしょう。そのようなキャリアを描きたいと考える方は転職を検討してみてはいかがでしょうか。

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