新興のコンサルティングファームとして急成長中のリグリットパートナーズ。
同社で働く若手人材はどのようなキャリアを歩んでいるのでしょうか? 日本IBMから同社に転職し、入社2年半でマネージャーに昇格したK氏に転職の経緯、 |
プロフィール
K氏 株式会社Regrit Partners マネージャー 大学卒業後、日本IBMに入社 2018年11月リグリットパートナーズに入社 |
目次
強い成長意欲が導いた、日本IBMからベンチャーコンサルへの転職
いずれはコンサルティング業界へ。「新卒」という切符を使い選んだ道は日本IBM
就職活動ではIT分野に強い興味があったこと、留学経験など英語力に一定の自信があったことから外資系IT企業を志望していました。
大学時代からゆくゆくはコンサルティング業界に進みたいという気持ちがありましたが、「新卒」という切符を使いどんな企業に就職するかを考えた時、大企業の組織システムを知っておくことは今後のキャリア形成にプラスになると考え、日本IBMに就職しました。
成長スピードを重視し、リグリットパートナーズへ転職
日本IBMではインフラ部門に所属していました。
主な業務はクライアントLaptopの全国展開・更改プロジェクトや、外資系企業のヘルプデスクでユーザーのシステム障害全般への対応です。
仕事を始めて1年ほど経った時、成長観点で「まだ出来るのでは?」と感じ始めました。
というのも、私の所属していたユニットでは、入社3年未満の社員に任せられる仕事はある程度限られたものではありました。
このまま、丁寧に教育される環境で育つべきか、別の環境に身を置くべきかを迷い始めていました。
そんな時にリグリットパートナーズに勤めている知り合いから「創業メンバーと会ってみないか?」と声を掛けられました。
もう少しビジネス・IT経験を積んでからコンサル業界へ進もうと考えていましたが、このままよく世間で言われる3年間を目安に勤めても元々描いていたビジネスキャリアとは少しずれてしまいそうだと感じ、入社から1年半ほどでしたが面接を受けてみることに決めました。
3回の面接を通してディレクターの土田や代表の山木と話をさせていただいた時、会話が極めてロジカルで波長が合うと感じたことが入社の決め手になりました。
当時、リグリットパートナーズは社員数20名前後だったので面接官が上司になる確率が高く、どんな上司の元で働くかわからない状態で入社するリスクが少なかったことも大きかったです。
大手企業からベンチャー企業に転職することに対する不安は特にありませんでした。
それよりも自分に合う企業と出会えた、というポジティブな気持ちが大きかったです。
①リグリットパートナーズ のパートナー・現場と豊富なリレーション
②圧倒的な情報量で受けるべきポジション(プロジェクト)をご提案
③リグリットパートナーズに特化した面接対策を実施
SIerからコンサルタントへ。異業種転職の苦労
リグリットパートナーズでの仕事
リグリットパートナーズに入社後は2年半ほどでマネージャーになりました。
これまで手がけたのは大手製造業の業務改革系プロジェクトでコスト削減やBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)の設計、大手金融業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)企画・設計プロジェクトなどです。直近では金融企業の戦略策定を担当しています。
ちなみに「ベンチャー企業は激務」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身はこの点について特に問題は感じていません。
仕事に対して物足りなさを感じるよりは、成長スピードの速いベンチャー企業で働ける方が有意義だと思っており、元々そのつもりで入社しているためです。
異業種転職の苦労とやりがい
企業の現状を細かく見た上で、解決策に導くことがコンサルタントの仕事です。
経営層でも答えに窮するほど複雑化した時代に、企業が抱える問題を第三者としてひとつひとつ丁寧に紐解いていくことが求められます。
そしてこの紐解きの工程にこそコンサルタントの付加価値が生まれ、やりがいを感じることができます。
一方の苦労という面では、前職ではミドル~バックエンドのシステムを担当していたのでフロント系システムがあまりわからず苦労しました。
ただ異業種転職とは言え、日本IBMで学んだIT知識は今の仕事にも大変役立っています。
また、リグリットパートナーズではプロジェクトや社内活動におけるバリューを測る際、結果のみならずその取り組みプロセスにおいてバリューを体現出来たかどうかも確認されます。
入社当時の私は、きっちりと決められたことをやるということにしか考えが及ばず、「主体的に動けるメンバー」というリグリットが求めるメンバー像にアジャストするのに時間がかかりました。
コンサルタント+自社の採用広報担当。両方やることでわかった意思決定の難しさ
リグリットパートナーズでは、コンサルタントとしての仕事だけでなく、社内業務も担う事ができます(もちろん稼働時間外ですが)。
私の場合は主にブランディングやマーケティング領域全般の責任者を担当してきました。
これまで、HPの刷新、オフィス移転デザイン、社内外媒体発信の管轄などを担当してきました。
コンサルタントとして関わる案件でも、意思決定の難しさを感じるシーンはありますが、自社のバックオフィスも兼務するリグリットパートナーズだからこそ、意思決定の難しさを自分事として肌で感じています。
具体例を挙げると、今まで自社の採用はリファラル(紹介・推薦)が中心でしたが、会社の拡大に伴い違った採用方法に移行するタイミングがありました。
その際、会社の認知拡大をベンチマークとすることを決めたのですが、認知拡大したかどうかを何で測るのか、効果をどれくらいのスパンで出していくのか、KPI(重要業績評価指標)の仮説をクイックに設定する、など試行錯誤しながら進めました。
最終的に経営層から投資判断を受けるのですが、額を決定する際はやはり緊張します。
もちろん挑戦し甲斐はあるのですが、時間が限られている中でスピーディーな判断を求められるという緊張感を、身をもって経験しました。
①リグリットパートナーズ のパートナー・現場と豊富なリレーション
②圧倒的な情報量で受けるべきポジション(プロジェクト)をご提案
③リグリットパートナーズに特化した面接対策を実施
若手社員から見たリグリットパートナーズの職場環境
上司ともカジュアルに会話できる、フラットで風通しのいい社風
リグリットパートナーズはさまざまな業界出身者が集う場所でありながら、基本的な考え方や思考パターンが似ている人が多い印象があります。
法人営業やIT業界などコンサル未経験者も多いですが、コンサルティングの技術的な面を学んだあとはすぐに業務に適応できる人材が多いことも魅力のひとつだと思います。
またプロジェクトが違うメンバーともカジュアルに話せる雰囲気があります。
代表の山木をはじめ管理職層との距離も近く、フラットな社風だと私は感じています。
拡大フェーズの企業が直面する課題を、自分事として体験できる
リグリットパートナーズは現在さまざまな課題に直面していますが、個人的には、ベンチャー企業が規模を拡大していく際、概ね通るとされている問題が理論通りに起こっているだけだと捉えています。
例えば今、社員数は100名前後ですが、100名前後の企業が抱える問題は「組織化」です。
そして今まさに当社も組織化の課題に取り組んでいる最中です。
人によっては大変な状況だと感じるかもしれませんが、私自身はこのように課題を発見し、解決に導く過程を自分事として経験できることこそベンチャー企業ならではの魅力だと思っています。
バックグランドは違えど社員のマインドは同じ
リグリットパートナーズにはストイックで成長意欲が高く、他人に対してケアフルな人が多いと思います。
社員のマインドは共通していますが、それぞれが持つバックグランドはさまざまです。
敢えて共通点を挙げるとすれば、当社が担当する案件の性質上、IT知識がある人の方が動きやすいという側面があるため、IT関連企業出身の社員は比較的多いと思います。
目指すは経営目線を身に着けたシニアマネージャー
現在、社内の経営機能の一角も担当しているのですが、コンサルタントとして仕事をする上でも経営目線は欠かせません。
企業経営者と同じ目線で会話をするためにも、この経営目線をコンサルティングと並行して培っていくことが重要だと考えています。
リグリットパートナーズの先のキャリアは正直まだ見えていません。
今は当社でシニアマネージャーになることが第一目標です。
シニアマネージャーとして、市場においても一定評価される人材になってから、その後のキャリアを考えたいと思っています。
リグリットパートナーズへ転職するには
リグリットパートナーズへの転職を実現する上で大切なポイントは、転職エージェントの利用です。転職エージェントならどこでも良いわけではなく、同社への内定実績を豊富に持つエージェントに相談するようにしましょう。 内定実績が豊富なエージェントは採用ターゲットを熟知していますし、過去の面接内容や面接官の情報に基づいた面接対策をしてくれるので内定確度が上がります。
志望度が高い方は是非、以下のサービス【エージェントファインダー】にご登録ください。同社に多くの内定者を輩出している転職エージェント中野陵氏をはじめとする転職エージェントをご紹介させていただきます。