2020.04.23

楽天

女性の働き方革命 楽天から日本、そして世界へ

グローバルマーケットでの成功を見据える楽天は
創業当初から性別・年齢に関係なくチャンスを与え、新しいことにチャレンジできるよう、ダイバーシティ(多様性)推進に力を注いできました。

その具体的な取組みとして国籍、ジェンダー、年齢、宗教、障害者雇用・活躍推進、LGBT従業員のサポートなど、多様なバックグラウンドに応じた様々なサポート制度を導入しています。

今回は元楽天社員の筆者が、目覚ましい発展を遂げる楽天の充実した女性社員サポート制度にスポットライトをあて、女性社員の活躍状況などを事例とともにご紹介します。

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楽天の女性社員の活躍状況

楽天は、2019年MSCI日本株女性活躍指数*に選定されました。
楽天グループ総勢17,214人のうち、女性社員比率は37.6%、女性管理職比率は21%です。
厚生労働省の調べでは、国内企業の女性管理職比率は10.9%なので、かなりの女性が活躍している企業と言えるでしょう。

さらに、国際労働機関 (ILO)の報告によると、世界の管理職に占める女性の割合は27.1%です。
世界的な水準でみても、楽天グループの女性管理職比率がひけをとらないレベルまで高まっていることが伺えます。

また、女性社員の年齢層が20〜40歳代までと幅広くなっています。これは、新卒、第二新卒社員枠の20歳代にの雇用に加え、産後復職率が多いためです。

では、どのような経緯で女性が活躍できる環境が整ってきたのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

*MSCI日本株女性活躍指数…優れた財務パフォーマンスを維持しながら性別多様性に優れた日本企業を対象に構成される。

参考資料:MSCIオフィシャルウェブサイト
https://www.msci.com/msci-japan-empowering-women-index-jp

楽天で女性が活躍できる環境が整うまで

2014年、社員ボランティアによって育児をしながら働く女性たちのコミュニティが発足しました。これを皮切りに、女性がより活躍できる環境への取り組み強化が進められてきました。

2015年には人事部内の専任組織「ダイバーシティ推進課」が設けられ、2019年までに女性幹部社員比率22%を目標に(現在21%)、意識醸成、成長支援、産後の早期復職戦力化という具体策を掲げ、社員の声を反映した様々な改革が成し遂げられてきました。

働き方改革実施にあたり、楽天が取り組んできたこと

これまでの日本は、男性が中心となって社会を作ってきました。しかし、これから労働人口が減っていくため、女性も活躍できる環境を整えていくのは企業にとって急務です。
しかし、働き方改革を実施するには、「社員ひとりひとりがダイバーシティを意識すること」が前提となります。

そこでまず楽天が取り組んだのは、社員の意識醸成をはかるため、ダイバーシティに関する社内情報サイトを開設。続いてダイバーシティに関するセミナーを実施し、社員教育に注力しました。

さらに、社員の成長を支援する取り組みとして、上司と社員の2人3脚でキャリアやアクションプランのセッションを実施します。

やりがいを実感する業務や不得意な点など、社員の意見や希望と、上司による客観的な意見とを擦り合わせることで、キャリアパスの方向性をクリアにします。
こうすることで自分のキャリアを棚卸し、注力ポイントが明確になります。続いて、ステージごとにゴールを定めるなどして、明確な道標を打ち出します。取捨選択の軸が明確になることで、働き方改革が進みます。

また、「出産休職が長引くほど復職しづらくなる」という過去の事例を踏まえ、早期復職を促す戦略として、休職前・復職前セミナーを実施しています。

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楽天における女性社員の働きやすさ

社員の暮らしと心身の健康を支えるため、惜しみなく支援している楽天では、女性の働きやすい環境を整えるために様々な取り組みをおこなってきました。
働くママ・パパへの支援から、夢と仕事の両立を叶えたい社員への支援に至るまで、具体的な事例に触れていきます。

出産、育児、介護に関する支援

品川から二子玉川へ本社を移し、十分なスペースを確保したことで様々な施設の提供を実現させました。

朝食・昼食・夕食が無料の社員食堂、コンビニ、診療所、薬局、ジム、ヘアサロン、クリーニング、マッサージと鍼などの充実したラインナップです。
なかでもとりわけ好評を得ているのが、授乳室と子供のレクリエーションルームを含む託児所です。
楽天における産休・育休後の復職率が約96% (2018年実績)というのもうなずけます。

このほかの支援制度に、
結婚休暇、妊娠中の通院休暇、産休前・復職前のセミナー実施、産前産後・育児休暇、配偶者出産休暇、フレックスタイム、リモートワーク(妊娠・育児・介護期間の短縮労働時間や時差出勤、残業免除、在宅勤務)、出産祝い金、出産育児一時金の配当、ベビーシッターや家事代行サービスの法人契約などがあります。

私の知っている楽天の女性社員は、こうした数々の支援制度に支えられ、社歴8年目で双子を出産後、1ヶ月で産休前と同じ総合職への復帰を果たしました。
わずか1ヶ月という異例のスピード復帰が可能になった背景には、1ヶ月後の復帰直後はリモートワーク制度で在宅勤務・労働時間短縮からはじまり、徐々に出社する日と労働時間の割合を増やしていったこと、また出社日には、冷蔵庫・プライバシー確保用の仕切りカーテン完備の授乳室のおかげでストレスフリーで搾乳可能だったことも大いに助けになったとのことです。
最初の出産で楽天の支援制度の充実度を実感した彼女は、2年後に再び双子を出産。4人の男の子のママとなった現在、昇進を経て仕事と育児を両立しながら仕事に励む毎日を送っています。

一方で、総合職に就いていた社員が、育児が落ち着くまでの間に一般職に就くケースも見られます。残業などによるスケジュール上の負担が比較的少ないためです。
職種にもよりますが、社員ひとりひとりのワークライフバランスを大切にし、できる限り社員の意向に寄り添う寛容な文化を持つ楽天では、復職後の環境についての選択肢は社員側にあるといっても過言ではないでしょう。

社員支援制度・番外編 米国プロスポーツチーム専属チアダンサーになる夢を応援する楽天

楽天では、夢を追いかける社員への支援も惜しみなく提供しています。

筆者がニューヨークオフィス在籍当時、NFL (National Football League)のニューヨーク・ジェッツ専属チアダンサーと仕事を両立させる社員がいました。オーディションに受かった後、会社の取り計らいにより、ニューヨークの楽天オフィスへ転勤。仕事との両立のためのスケジュール調整や休暇取得なども含め、楽天は彼女の夢を叶えるために協力してきました。バランスボールを椅子代わりに仕事に勤しむ彼女の姿を間近で目にしていた筆者は、楽天がいかに社員の個性や希望を尊重する会社であるか、あらためて実感しました。

 

楽天で女性が出世するには

性別に関係なく、努力と実力に応じて社員をプロモートすることは、楽天が創設以来貫いてきた文化のひとつです。ここでは、楽天の評価制度の概要と、楽天OBの視点に基づく出世を左右するポイントについてみていきます。

楽天の評価制度に関する概要

楽天では、社員が仕事で発揮した能力(コンピテンシー)と、残した結果(パフォーマンス)による評価を半年に一度行います。
コンピテンシー評価が月額給与に、パフォーマンス評価が業績賞与に反映されます。

評価制度は、楽天主義の「成功の5つのコンセプト」のなかで求められる以下の11項目の定義を基に、社員が提出した自己評価に対して、上司がフィードバックを行い、世界中の楽天グループ会社に共通する格付け(B, BB, BBB, A, AA, AAA)を与えます。

【楽天主義の「成功の5つのコンセプト」】
・常に改善、常に前進(1.チャレンジ 、2.確信 、3.Get things done)
・仮説→実行→検証→仕組化(4.戦略策定 、5.人・モノを動かす 、6.仕組化)
・スピード!!スピード!!スピード!!(7. スピーディな判断)
・Professionalismの徹底(8.当事者意識 、9. 人事育成 、10.チームビルディング)
・顧客満足の最大化(11. 顧客価値の向上)

 

楽天で出世するための心構え

個性や資質を仕事に反映させ、水を得た魚のごとく仕事に打ち込むことができるのは、どういった環境なのか。まずは自分自身で見極めることが出世につながる道へ踏み入る第一歩となります。

例えば、細やかな気配りや人と接すること、奉仕するのが得意な人は、そういった素質を生かせる人事部や秘書課、営業部などへの配属希望の意向を入社面接であらかじめ伝えておくのもいいでしょう。

所属するサービス事業・部門により、開発内容や求められるスキルは当然異なります。自分のバックグラウンドや経験、これから身につけていきたいスキルや目標、トライしてみたい分野を思い描いてみましょう。

さらに、出世につながる大切なポイントは、同僚や上司とのコミュニケーションを密にし、信頼関係を築くことです。同僚や上司は、同じ船で大海原を航海する仲間であり、支えあい、時には刺激を与えあいながら共に成長してゆく同志でもあります。

そしてなによりも、例えばあなた自身が誰かに重要なポストや大事な仕事を任せるとして、よく知り得た相手であればこそ尚更安心して委ねられるのではないでしょうか。

実際に楽天で出世していった女性社員の例

筆者の上司だった女性は、5名あまりのチームを率いるマネージャーから、100名近くにおよぶ巨大な部を統括する管理職へ昇進を遂げました。部下をはじめとした周りからの信望も厚い方でした。
筆者の上司になってからは、よく一緒に連れ立ってコーヒーを買いに行きましたが、あれは彼女が部のひとりひとりとのコミュニケーションをはかるための時間だったのでしょう。

当時、一般職に就いていた筆者のタイトルに、前例のなかった“シニア”をつけることで大幅な収入アップ、また、筆者のスキルアップのためのセミナー受講バジェット捻出など、 彼女が実施した支援は数え切れません。

自分と一緒に働く社員(一般職総合職にかかわらず)に気を配り、それぞれが最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を整える方だったからこそ、メンバーからの厚い信頼を得られたのではないかと思います。また、結果としてメンバーのパフォーマンスが上がり、会社からの評価にも繋がりました。

 

楽天はダイバーシティに力を入れた、誰もが平等に活躍できる会社

『人類と社会の発展を担う原動力となり、世界のあり方を変える企業になること』という願いを実現させるため、様々な支援制度の導入を試みてきた楽天。

多様な人材と発想を持ち合わせたグローバル企業として、さらなる高みを目指し、今後も次々と革新的な社員支援策の導入が期待されます。
今回の内容が楽天への転職を検討されている女性の、一助となれば幸いです。

楽天へ転職するには

楽天の女性社員の活躍状況について理解は深まりましたか?

楽天へ転職したい方は、楽天への転職実績がトップクラスのエージェントへの相談が転職成功への近道となるでしょう。

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