ヤフー株式会社(※)はYahoo! JAPANという日本最大のポータルサイトにて、検索サービスだけでなく、ニュースメディア、オークションサイト、携帯電話事業、など様々なサービスで日本のユーザーとつながっています。
日々進化を続けるヤフーでは従業員数も年々増加しています。 ヤフーへの転職におすすめのサービスもご紹介しているので、参考にしてみてください。 ※ヤフー株式会社は2019年10月1日から持ち株会社制に移行しました。 |
目次
ヤフー株式会社の福利厚生の位置づけや目的とは
ヤフー株式会社において大きな福利厚生の転換期があったのは2016年のオフィス移転時です。
元々は六本木ヒルズから始まったヤフーの歴史ですが、六本木のミッドタウンを経て、2016年、東京ガーデンテラス紀尾井町(千代田区)へと移転しました。
赤坂プリンスホテルの跡地に新築された商業兼オフィスビルで、5階から24階まで、すべてヤフーのグループ社員で専有しています。
それだけ社員が増えているということです。
そんな中で人事の方針として、場所や時間などの制約にとらわれない働き方を実現するため、福利厚生を多く取り入れています。
福利厚生一覧
ヤフーではどのような福祉厚生があるのかご紹介します。
法定福利厚生
まずは、どのような企業にも共通する法定福利厚生をご紹介します。
- 健康保険
- 厚生年金保険
- 確定拠出年金
- その他
健康保険
ヤフーはYG健康保険組合に加入しています。
厚生年金保険
毎月、給与天引きで保険料の支払いが可能です。
確定拠出年金
確定拠出年金(日本版401k)とは、会社が掛け金を拠出し、加入者である社員が運用、運用結果次第で将来受け取れる年金が変動するという制度です。
厚生年金と別途利用できる年金制度です。
その他
雇用保険、労災保険に加入しています。
ヤフーへの転職に選ばれているサービス
ヤフーへの内定実績トップクラスのエージェントを紹介してくれるサービス
エージェントファインダー
(ヤフーなどメガベンチャー志望の方向け)
法定外福利厚生
続いて、ヤフーならではの法定外福利厚生をご紹介します。
ニュースなどでも取り上げられた、ヤフーの「新幹線通勤」は、通勤時間が往復2時間以上かかる従業員を対象に認められています。
これは2016年のオフィス移転時から始まった手当です。
なお、特急料金は補助費の対象にならないため、実費です。
健康診断
年に一度、提携医療機関で健康診断が受けられます。
勤務時間に受診することになります。
マタニティー休暇 :5労働日以内(産前休暇取得まで)出産前休暇に入る前、つわりなどが酷いときに取得できる休暇。
出産休暇:産前休暇の前に7日間
産前産後休暇:産前6週間(多胎妊娠の場合14週間)~産後8週間
育児休業:子どもが1歳に達するまで取得可能。保育所などが決まらない場合は2歳に達するまで延長可。
育児短時間勤務:子どもが小学校を卒業するまで、1日労働時間を5時間に短縮可。
育児時差出勤:子どもが小学校を卒業するまで、1日あたり1時間半まで時差出勤可。
ただしこれは誰でも活用できる制度ではなく、子育てや介護など、家庭の事情でフルタイム勤務が出来ない事情がある社員を対象にしたものです。
土日以外の休暇は無給になるので、給料の受取額が下がります。
社内部活動
ヤフーには様々な部活や同好会が存在し、会社から補助金も支給されます。
資産形成支援
株式累積投資制度(るいとう)
毎月一定の金額を継続的に積み立てる形で買い付ける、株式投資の方法です。
ヤフーでは、Zホールディングス株式会社の株式購入を給与からの積み立てででき、それに加え、会社から業績連動型での奨励金(15%~25%)が出ます。
社員食堂・カフェ
1フロアすべてを利用した食堂エリアは、2016年のオフィス移転に伴ってオープンしました。
定食などのちゃんとした食事が楽しめる「BASE」と、軽食やコーヒーなどが買えるカフェ「CAMP」で構成されています。
BASEでは健康を意識した低カロリー定食、地域の食材を活用した特別メニューなど、種類がとにかく豊富です。
また、価格も良心的で、ランチの定食はだいたい500円~600円代に設定されています。
支払いは社員証で可能です。
食器にICチップが入っているので、会計台にプレートを乗せれば自動で精算され、社員証をかざすだけで済むので、打ち合わせ前の急ぎの食事にも最適です。
ここでの会計は給料から天引きされます。
語学サポート
社内TOEIC IPテスト(オンライン)を半期に1回、会社全額負担で受験できます。
自身の英語力を測ることを目的にしています。
土曜日祝日振替特別休日
祝日が土曜日にあたった場合、前日の労働日(通常金曜日)が振り替え特別休日になります。
サバティカル休暇
ヤフーで10年勤続した方は2~3ヶ月のサバティカル休暇*1が取得できます。
一般的には無給のケースが多いのですが、ヤフーでは支援金として休み中に給料1ヶ月分をもらうことができます。
多くの社員がこの制度を活用し、海外に留学したり、短期の学校に通ったりしています。
*1: サバティカル休暇
長期勤続者に対して与えられる、休暇理由に制限がない長期休暇の権利。
海外企業では取り入れている企業が多く、一般的には少なくとも1ヶ月以上取得出来る。
ヤフーならではのユニークな福利厚生
ヤフーでは「従業員の多様性を支援する」という点に非常に力を入れており、それに伴った福利厚生がたくさん用意されています。
その中から、ヤフー独自のものをいくつかご紹介します。
企業内保育所「HUTTE(ヒュッテ)」
本社が入居する東京ガーデンテラス紀尾井町内には、保育所が設置されています。
正社員で認可保育園から不承諾通知を受け取ってしまった方々を対象に利用できる仕組みです。
ノーマライゼーション休暇
ノーマライゼーション休暇とは、障がい者手帳をお持ちの方が、通院、入院などで就業が難しいときに、年度内に6労働日以内で取得できる特別休暇です。
ヤフーの働きやすさは?ワークライフバランスについて
ここまでは、ヤフーの福利厚生をご紹介してきました。ここからは、ヤフーでの働き方についてお伝えします。
ヤフーはフレックスタイム制を導入しています。
コアタイムは10時から15時です。基準となる就業時間は9時から17時45分ですが、コアタイム以外は自由に出退勤時間を調整できます。
「どこでもオフィス」制度
IT企業ならではと言えそうですが、家でもカフェでも、文字通り「どこでも」働ける制度です。
通勤ストレスを減らす、始業開始のギリギリまで家の用事が出来るようにする(たとえば育児や介護など)といった目的で作られた制度で、月に5回、事前に上長に申請することで利用できます。
2018年度のデータですが、従業員の活用率は87.5%ということで、気軽に活用できる制度といえます。
残業について
法定労働時間を超えた場合、残業代が支払われます。
ヤフーへの転職に選ばれているサービス
ヤフーへの内定実績トップクラスのエージェントを紹介してくれるサービス
エージェントファインダー
(ヤフーなどメガベンチャー志望の方向け)
ヤフー社員の実際の声
多様性を尊重し、充実した福利厚生を提供するヤフー。
実際に在籍している社員はどう思っているのでしょうか。ご紹介したいと思います。
どこでもオフィスで1日が充実
私の元上司は、ヤフーがどこでもオフィスを取り入れてから熱海に家を購入しました。
朝はサーフィンを楽しんでから始業する、という優雅な生活を送っています。
通勤はたしかに大変ですが、週末も海を眺められる日々で、いい選択だったとおっしゃっていました。
朝から晩まで、ずっといたいオフィス
IT企業で内勤となると、基本的にはずっと社内で座りっぱなし、パソコンに向かう毎日です。ストレスも溜まりやすいかもしれません。
しかし、ヤフー本社の紀尾井町オフィスでは、社食やカフェが充実していて、就業スペースとしても使えます。
晴れた日は眺めも最高で、いつもの席から離れて仕事をしたい、という時におすすめです。
また、社食では朝食、昼食、夕食と別メニューが提供されていて、朝から晩まで食事を楽しみにしている同僚もいます。
各フロアにはマッサージチェア、畳エリアなども備えてあり、カフェ以外にもリラックススペースが多数あります。
会社というと、息苦しく感じる方もいると思いますが、ヤフーでは「ずっとオフィスにいたい!」という社員も少なくありません。
手厚い福利厚生は、社員の能力を最大限発揮させるためにある!
ヤフーでは、働くうえで1つのストレスになっていた通勤時間やオフィスへの距離といった根本的な部分を制度で改革し、福利厚生としても様々な選択肢を社員に提供しています。
また、社員の家族もケアできるよう、独自制度を用意しています。
これらの手厚い福利厚生は、日本をリードするインターネット企業として、会社自体が新しいことに挑戦し、社員も固定観念にとらわれない様々な発想で能力を最大限発揮してほしい、という会社の気持ちが含まれています。
今後もさらなる企業成長のため、時代を先行く制度が作られていくでしょう。
ヤフーへ転職するには
ヤフーへの転職を希望する方は、同社への内定実績を豊富に持つ転職エージェントに相談するようにしましょう。 内定実績が豊富なエージェントは採用ターゲットを熟知していますし、過去の面接内容や面接官の情報に基づいた面接対策をしてくれるので内定確度が上がります。
ヤフーの志望度が高い方は是非、以下のサービス【エージェントファインダー】にご登録ください。実績豊富なエージェントを紹介させていただきます。