ポータルサイトYahoo! JAPANを中心にYahoo!ニュース、Yahoo!ショッピングと多岐に渡って事業を拡大しているヤフー株式会社。
本記事では、ヤフーのメディア事業部に在籍し、WEBプロデューサー/ディレクターとして従事する社員にインタビューを行いました。 |
プロフィール
40代男性社員 私立大学経済学部出身
新卒でネットメディアの会社に入社。 |
目次
ヤフー企画職の仕事内容
ヤフーの事業は多岐に渡ります。
- メディア事業:Yahoo!ニュースなど
- コマース事業:Yahoo!ショッピングやYahooトラベルなど
- 決算金融関連事業:クレジットカードやFX、決済などに関わる事業
と、事業ごとに組織が別れています。
私が在籍しているのはメディア事業でWEBのプロデューサー/ディレクター業務をしています。
これはヤフー社内では企画職という言われる職種です。
業務内容はサービスによって様々ですが、その多くは「調整業務」です。
関連サービスも多い大きな組織なので一つのプロジェクトを進めるには社内の関係部署との調整や、稟議や決済などを滞りなく行う必要があります。
ヤフー企画職の仕事の流れ
主な仕事の流れとしては、自分がアサインされたプロジェクトやキャンペーンの企画をもとに、それを実現するために必要なリソースや予算を、サービスやサービスをまとめたユニットのマネジャーに承認を得ながら確保することから始めます。
プロジェクトやキャンペーンは自身が立案する場合もあれば、すでに動いているものにアサインされるケースもあります。
その後は計画通りに進捗しているかを管理したり、上記のための資料作成や打ち合わせを行なったりします。
また、企画職は担当しているメディアが達成するPV(ページビュー)数や売り上げなどの数値が目標となってくるため、数値達成に向けてできることを複数用意して目標を達成する準備を日々行なっています。
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ヤフー企画職の残業時間
ヤフーでは、業務量・仕事量は厳しく管理されているので月の残業時間が40時間を超えることは滅多にありません。
時期や担当業務によって差はあると思いますが、新型コロナウィルスの影響もあり残業時間は以前に比べ減っている印象です。
そのため、個人差はあるかもしれませんが私は激務とは思っていません。
ヤフー企画職のやりがいや魅力、苦労
国内において、ヤフーのサービスを利用してくれる人は大勢いるため、PV数など達成できる数字が大きいことはやりがいの一つです。
会社の知名度があり他社からの信用を得やすいため、広告案件など他社とのプロジェクトで多くの経験ができる点にも魅力を感じています。
また、ヤフーでは週休3日を選択できる休暇制度「えらべる勤務制度」が導入されているのも魅力の一つです。
この休暇制度は、小学生以下の子どもがいる方や、家族の介護や看護が必要な方を対象に、土日の休日に加え1週あたり1日の休暇を取得できるように2017年4月から導入されたものです。
これにより、育児や介護、看護を行う家庭の方たちでも家族のサポートをしながら、より安心して働くことができる環境となりました。
また、小学校の夏休みにあわせて8月のみ制度を利用するなど、月単位で申請や曜日変更、解除が可能なため、比較的利用しやすい制度だと思います。
苦労したことや大変だったということは、今のところは特にありません。
ヤフーで評価される人、出世する人
出世するために重要なことは、上司や部下など同僚から嫌われないことだと思います。
そのために、周囲からの相談や問い合わせにはポジティブなフィードバックをしたり、相手の意に沿えなかったとしても、きちんと理由を明示して納得感のある回答を心がけたりすることが大切です。
これらは出世している多くの人に共通していて、特にこの能力に長けている人が管理者として出世しているのかもしれません。
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ヤフー企画職の年収とボーナス
基本的に年収は、基本給+ボーナス+残業代という形です。
私のような転職者は面接のタイミングでヤフーから基本給の提示があり、それをもとに交渉を行う流れになるかと思います。
ボーナスについては、基本的に年2回、それぞれ基本給の約2ヶ月分。金額で言うと、100〜150万円ほどです。
ボーナスの支給額は半年に一度行われる査定結果に応じて90%〜110%程度の変動があります。
査定の結果には、先ほどお伝えした、目標に対する達成度などが深く関与しますので、日々目標を達成するために努力することが大切です。
残業代については、給与グレードによって変わってくるため一概には言えませんが、基本的には、先程述べたように残業時間が40時間を超えないように管理されているので、その範囲内で超過した分だけの残業代が支給されるかたちになっていると思います。
昇給するには
次に昇給についてですが、こちらは複数の上司による査定で決定します。
どの職種も査定方法は同じで、期初に設定した目標に対しての達成度によって判断され、数値化できない業務の場合はタスクの難易度や定性目標の達成度によって判断されることが多いです。
また、他の方はわかりませんが私の経験上、会社単位で注目があつまる業務を担当した場合は査定に大きな影響を与える可能性があると感じています。
さらに、組織ごとに使える原資が決まっているので、その原資が多い組織にいることが昇級の難易度を左右します。
ヤフーのリアルを探る【10問10答】
1)入社してよかったこと
世間的にも知られている大手企業なので、社会的な信用が得られ家族が喜んでくれることです。
2)合コンや飲み会の時の人気度
ヤフーに転職してから、合コンなどには参加していないので、人気度についてはわかりません。
3)社内恋愛や結婚は多い?
多いか、少ないかの基準が分かりませんが、新卒入社の方は比較的多いかもしれません。
しかし、最近はコンプライアンスの意識が強化されていることも影響して、以前に比べ減っているのではないでしょうか。
4)周囲の方々の転職先は?
人によってさまざまですが、スタートアップのネット企業に転職するケースが多いように思います。
5)在籍中の一番大きな買い物は?
マイホーム
6)同僚・先輩・上司が身につけている時計(男性)やバッグ(女性)は?
私自身、ブランド物に興味がないため把握しておりません。
7)同僚・先輩・上司が住んでいる場所は?
都内の戸建てやマンションを所有している人が多いです。
豊洲など新興のタワーマンションなども多いと思います。
8)長期休暇でみなさんが良く行く場所は?
最近はわかりませんが、新型コロナウイルス感染症が広まる前は、海外旅行に行く人が多かったです。
9)会社からの「課題図書」ってありますか?
ありません。各々が好きな本を読んでいます。
10)転職先としての自社は5段階評価でいくつ?
3.5くらいでしょうか。
基本的にはおすすめしますが、仕事の進め方のルールが厳格な部署や役割によっては、個人の裁量が少なく活躍の可能性が狭められてしまうこともあるかと思います。
また給与水準は決して高いとは言えないと思いますので、その点を減点しています。
ヤフーへ転職するには
ヤフーへの転職を希望する方は、同社への内定実績を豊富に持つ転職エージェントに相談するようにしましょう。 内定実績が豊富なエージェントは採用ターゲットを熟知していますし、過去の面接内容や面接官の情報に基づいた面接対策をしてくれるので内定確度が上がります。
ヤフーの志望度が高い方は是非、以下のサービス【エージェントファインダー】にご登録ください。実績豊富なエージェントを紹介させていただきます。