2021.04.07

IBM

元社員に聞く、IBMの社風〜飲み会や社内恋愛は多い?社員の愛車は?〜

最先端テクノロジーを活用したコンサルティングによって、世の中の困難な課題を解決するグローバル・カンパニー「IBM」。日本IBMはその日本法人で知名度も抜群、転職先として大変人気があります。

外資系IT企業というと、女性活躍・成果主義・比較的ドライな人間関係をイメージされる方が多いと思いますが、IBMの実際の社風はどのようなものなのでしょうか?

本記事ではIBM元社員に行ったインタビュー内容を元に、IBMの社風を紐解きます。

IBMの転職におすすめのサービスもご紹介しているので、参考にしてみてください。

 

インタビュー協力者

20代後半の女性社員
私立大学の経済学部を卒業
IBMに数年在籍したのち、広告業界に転職

社内用語に見るIBMの社風

IBM社内用語

IBMには社内用語がとてもたくさんあり、入社当初は社内用語を覚えるのがとても大変でした。イメージ的にはルー大柴のような言葉遣いが多かったです(笑)。他のコンサル会社でも同じようだと聞きます。

具体的には「昨年対比」は「year to year」と言ったり、「案件」のことを「opportunity」もしくは「pipeline」と言っていました。

 

IBMの社風

IBMの社風については、入社前は外資系のイメージが強かったですが、私がいた部署はかなり日本企業の傾向が強かったです。いわゆる、付き合いのための飲み会や社員旅行が多い点が意外でした。
またアクセンチュアなどの他の外資IT企業とも違い、IBMに長らく在籍している人がかなり多いことにも驚きました。

会社全体としては、アットホームな雰囲気があり、数字には厳しものの、しっかり後輩を育てようとする文化は素晴らしいなと思いました。社員は皆、仕事が大好きで、エンジニアも含めて各人が数字目標を持っているため、案件に対して前のめりに協力してくれる風土がありました。

一方で、私が女性だからこそ感じたのかもしれませんが、厳しい女の人が多いなとも思いました。いわゆるバリキャリ女性です。

 

IBMの労働環境、長時間労働の実態

私は最初が営業配属で、のちにコンサル部門に異動したのですが、最初の営業時代は労働時間が長かったです。ただこれは組織上の特性というよりは、自分次第でいくらでも仕事ができてしまう環境だったので、仕事を自分でコントロールできていなかったことに要因があります。当時は土日もずっと働いていた記憶があります。

労働時間以外の苦しかった事柄として、エンジニアとクライアントの板挟みにあうことが挙げられます。おそらく他の会社の営業よりも1人でできる仕事の量が圧倒的に少ないので、毎回色々な人のスピードに合わせなくてはいけません。その度に板挟みに遭うことが多い点はつらかったです。

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社内恋愛・合コン人気度・愛車…IBMのリアルを探る10問10答

 

1)IBMに入社して良かったことは?

業績目標を達成した人へのご褒美が大変豪華だったことです。会社としてインセンティブにかなり力をかける文化があったことはとても良い経験でした。

具体的には達成者全員でシンガポールやバリ、ハワイなどの海外旅行に行くことができました。予算としては1人あたり50万くらいあったと思います。その中でも、「ベストIBM」という賞に選出されると、ものすごいおもてなしを受けられます。その他にもIBMの社章をもってアメリカへ行くと、有名美術館にタダで入れるなど、驚く特典がたくさんありました。

 

2)IBMの合コンや飲み会の時の人気度は?

IBMという社名を出すことによって、合コンでモテる話はあまり聞かないですね。会社名というより、年収が高いことで男性陣はモテることもあるとは聞きます。

ただIBM社員の年収は高いと思われていますが、インセンティブの割合が多いので基本給はそこまで高くありません。なので、社員全員が給料高いと思われるのは個人的に少し違和感があります。

 

3)IBMで社内恋愛や結婚は多い?

昔は多かったと聞きますが、最近の20代30代は少ないと思います。今の40代以上の方は実際、かなり多いですね。

 

4)IBM社員の前職、転職先は?

営業職は様々なキャリアの人がおり、前職の業界は多岐に渡ります。その中でも前職として多いのは富士通やNTTデータ、 NECです。

転職先としてはアクセンチュア、セールスフォース、シグマクシス、マイクロソフト、シスコなどの外資系に行くことが多いです。

 

5)IBM在籍中の一番大きな買物は?

あまり大きな派手なものを買う人は少ない気がします。前述の通り、インセンディブによる給料が多いので普段のお金遣いはそこまで激しくなく、インセンティブが入ったら、少し贅沢をする感じでした。

 

6)IBM同僚・先輩・上司が身につけている時計(男性)やバッグ(女性)は?

30代は皆、外車を持っていて驚きました。同じ部署の先輩はBMWかベンツしかいなかったです。時計やバッグもみなさん、ブランド物を持ってる印象です。

 

7)IBMの同僚・先輩・上司が住んでいる場所は?

世田谷や湾岸、横浜はよく耳にします。東横線沿いに住んでいる方が多く、高級マンションを持っているという話をよく耳にします。

 

8)長期休暇でIBMのみなさんが良く行く場所は、海外?それとも日本?

ハワイなどのノーマルなリゾート地に行く話を聞きます。比較的、年齢層が高いので、家族で楽しめるリゾート地に行っている印象です。

 

9)会社からの「課題図書」はありますか?

新入社員の時に、ルイスガースナー(IBMを経営再建した人物)の本や、IBM奇跡のワトソンプロジェクトなどは渡されました。他にも、IBM出身者の本を読むように勧められたことは何度かあります。

 

10)転職先としての『IBM』は5段階評価でいくつ?

☆3だと思います。稼ぎたい人には良い環境なのではないでしょうか。コンサル系で入社すれば、もっと高い評価になると思います。

コンサルは、裁量権大きく提案できるとよく耳にするので、満足度が高いそうです。ネガティブ面として他社からの転職者がよく口にするのは、事務作業がとても多いということです。意外と旧体質の日本企業的な部分も多くあるので、IBMというブランドイメージだけで入社するのは危険だと思います。

 

この記事のまとめ

☑部署によるものの、IBMの社風は日本企業的側面も強い
☑IBMでは飲み会や社員旅行もあり、営業のインセンティブでは海外旅行もある
☑IBMでは給与の高さから、華やかな暮らしをしている社員が多い

 

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