転職を検討する際、その会社の仕事内容や待遇面などは会社HPや転職サイトで確認できても、リアルな社風を入社前に知ることは難しいですよね。 しかし実際に働くにあたりどのような社員が活躍し、どのような職場環境であるのかは非常に重要なポイントです。 そこで本記事ではサイバーエージェントの元社員が、同社の社風の実態や、活躍できる人材について解説します。 |
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サイバーエージェントは若手が活躍する社風
サイバーエージェント社員の平均年齢は34.1歳(2021年時点)で、20代が36%、30代が44%となっており、20代と30代が全社員の8割を占めています。
また管理職のうち20代が18%、30代が58%となっており、日本の企業の中でも異例と言えるほど若手が活躍している会社です。
サイバーエージェントでは若いうちに裁量権を与えチャレンジさせることは、その後のキャリアにおいて非常に意義があると考えられています。
そのため、入社数年目までの社員を子会社の社長に抜擢する「新卒社長」という制度があるのも大きな特徴です。
実際に敢えて経験の少ない若手社員に「子会社社長」というポジションを与えることでビジネススキルを成長させ、会社を支える存在となっていきました。
年齢に関わらず実力や熱意が認められれば管理職になれる
もちろん若手しか輝けない、というわけではありません。
入社10年ほど経ってから子会社社長に抜擢されたり、社員総会で初めて表彰されるようなケースもあります。
入社年数や実績に関わらず、モチベーションや熱意が高い社員は若手であろうとベテラン社員であろうと、きちんと評価されるという環境です。
年齢に関わらず実力や熱意が認められれば管理職になれるため、若手でも管理職になるケースも、年上の部下を指導していかなければならないケースもあります。
そのため年功序列の考えを持っている方には、あまり向かない環境かもしれません。
実力主義の環境で、スキルを伸ばしながらチャレンジをしていきたいと考える人にはぴったりな環境だと言えます。
売上高は5年連続で右肩上がり
中には「そんなに若手ばかりで構成されている会社に入社して、他の老舗の大企業に対抗する案件ができるのか」と不安に思う方もいるかもしれません。
しかしサイバーエージェントの売上やサービスを見てもらえれば、年齢は関係ないということが分かるでしょう。
過去5年の売上推移を見ても、5年連続で売上高は右肩上がりの成長を続け、インターネット広告代理店として業界1位の売上を誇ります。
近年では無料インターネットテレビ局「AbemaTV」を開設したことが大きな話題となり、開局3年1ヶ月で若年層を中心に4,200万DLした実績があります。
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サイバーエージェントに根付くベンチャー精神と社風
サイバーエージェントは設立21年、社員数4,988名(2018年9月末期 連結従業員数)の大企業でありながら、ベンチャー精神を持つ社風です。
それは藤田社長自身が新卒で入社した株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア)から、入社2年目で起業をした経験が、このような社風を作っているといえます。
先ほども「新卒社長」の制度をご紹介しましたが、これに対して藤田社長自ら『新卒の能力を引き出し成長させるには、子会社社長のポジションを与えること』だと述べています。
現在サイバーエージェントは100を超える子会社がありますが、その子会社や子会社社長がサイバーエージェントを大きく支える存在であるといっても過言ではありません。
では、この考え方はどのようにして社員に浸透させているのでしょうか。
人材の育成と適材適所
大きな設備投資が必要のないインターネット産業においては、優秀な人材こそが重要な経営資源であるという考えのもと、人材の育成と適材適所に会社として全力を挙げています。
若いうちから子会社社長や管理職の立場を任せ、数多くの決断機会を経験させることで、会社として個人の成長を後押ししようという社風です。
また人材の能力を最大限引き出すため、適切な人材配置をする施策を行っています。
毎月、社員のコンディションやキャリア志向、抱えている問題などについてアンケート回収し、その回答を元にミスマッチの解消や業務量の改善といった課題を解決する仕組みがあります。
また現部署での勤続が1年以上経過すると、希望する他部門またはグループ会社への異動にチャレンジできる「キャリチャレ」という制度があります。
いざ入社してから、「希望していた仕事内容ではなかった」「もっと違う分野で挑戦してみたい」という場合にも、意欲に応じて色々なことにチャレンジできる環境です。
社員同士の結束を強める
社員同士のつながりが深いのも大きな特徴です。
社員同士のコミュニケーションの活性化のために、部署での懇親会の費用を一人あたり5000円会社が負担する制度や、10人以上集まった部活動には一人あたり1500円の部活動費を会社が負担する制度があります。
またサイバーエージェントには「2駅ルール」という福利厚生があり、これは職場の最寄駅から2駅圏内に住むと、月3万円の家賃補助がされるというものです。
この制度を利用している社員は非常に多く、自然と社員同士の自宅の場所も近くなるため、社員同士の付き合いが深くなり、平日の仕事終わりだけでなく、休日も一緒に過ごすことが多くあります。
もちろん、会社や上司が休日も社員と過ごすことを強要しているわけではないので、仕事以外の時間は社員とあまり関わりたくない、と考える人はそれぞれのプライベートを過ごしています。
また管理職は人格者が多く、上司も年齢が近いからこそ仕事やプライベートの悩みを親身に聞いてもらえます。
実際に私自身もサイバーエージェントを退職して数年経っていますが、今でも当時のメンバーや上司とは交流が続いており、ビジネスでもプライベートでも良い付き合いができています。
サイバーエージェントの仕事現場から読み解く社風
では、サイバーエージェントの仕事現場にはどのような空気が流れているのでしょうか。筆者が在籍していたインターネット広告代理事業で感じたことをお伝えします。
インターネット広告代理事業の営業は、主に既存顧客に対する営業活動を行なっています。金融・メーカー・流通など幅広い業界のクライアントを、一人あたり2~6社ほど担当することが多いです。
規模の大きなクライアントでは、1クライアントに対して、複数人の営業担当がチームで動くこともあります。
案件の必要に応じて企画や開発などの関連部署を巻き込んで仕事を進めていくため、営業はその案件の中心に立って周囲を動かしていく力が求められます。
昇進は年齢・年次を問わない
実際に現場で働いて身をもって感じたのは、年齢・年次を一切問わない実力主義の社風ということです。実力や熱意が認められさえすれば、年齢や入社年数に関わらず、子会社の社長や役員に抜擢されることもあります。
実際に、内定者の段階で子会社社長を任された方や、入社6年目でサイバーエージェントの最年少執行役員に抜擢された方がいる環境です。
福利厚生が充実した恵まれた環境
人材の質や福利厚生の充実など、環境の良さは素晴らしく、非常に恵まれた環境であることがサイバーエージェントで働く最大のメリットと言っても過言ではありません。
仕事量は多く、一人一人に求められるスキルや目標数字も高いため、決して楽ではありません。
しかし筆者の場合は、大変な仕事で挫折しそうになっても、上司や同僚など周囲の人に支えてもらいながら「この会社で頑張りたい」という気持ちで乗り越えることができました。
サイバーエージェントで働いていること自体がモチベーションになるという、大変恵まれた環境です。
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サイバーエージェントで活躍できる人材とは
新卒社長や充実した福利厚生など、挑戦できる環境が整っているサイバーエージェント。
ベンチャー精神を持ち、若手の活躍を支援する社風をご紹介しましたが、そんな中活躍できるのはどんな人材でしょうか。
アピール力が必要
サイバーエージェントには志が高く、スキルや経験も豊富な社員が多いため、「ただ仕事ができる」というだけではなかなか評価されにくいこともあります。
そうならないため必要なのは「アピール力」です。
サイバーエージェントでは役員や社長と直接話せる機会も多いため、そこでうまく自分をアピールすることで、「次はこの人に任せてみよう」と人事が決定することも多いです。
それにはもちろん夢を語るだけではなく、日々の仕事を丁寧に・着実にこなすことも重要です。
「チャンスは自分から取りに行く」という意識を持ち、目標や実現したいことを自ら発信できる人が、サイバーエージェントで活躍できる人材です。
サイバーエージェントと共に成長し、実力をつけたい人におすすめ
年齢やこれまでの経歴に関わらず、サイバーエージェントは挑戦できる環境が整っています。
安定思考で現状維持を求める人は、いざ入社しても会社のスピード感に飲み込まれていってしまうでしょう。
インターネットという成長産業に身を置き、会社と一緒に自分自身が成長し、実力をつけたいと考えている人にとって、サイバーエージェントは非常に魅力的な環境だと言えるでしょう。
サイバーエージェントへ転職するには
サイバーエージェントへの転職を希望する方は、同社への内定実績を豊富に持つエージェントに相談するようにしましょう。 内定実績が豊富なエージェントは採用ターゲットを熟知していますし、過去の面接内容や面接官の情報に基づいた面接対策をしてくれるので内定確度が上がります。
サイバーエージェントの志望度が高い方は是非、以下のサービス【エージェントファインダー】にご登録ください。サイバーエージェントへの内定実績を豊富に持つヘッドハンターをご紹介させていただきます。