アクセンチュアはハードワーク?社風から読み解く、令和のアクセンチュア

日本最大のコンサルティングファームであるアクセンチュア。何かとハードワークなイメージが強いアクセンチュアですが、実際のところはどうなのでしょうか?今回はアクセンチュアの社風について、アクセンチュアにコンサルタントとして在籍していたMさんに伺った内容を元にご紹介します。

 

アクセンチュアの社風とは

アクセンチュアには「Think Straight、Talk Straight」という企業理念があります。
「Think Straight、Talk Straight」とは“相手が誰であろうと正しいと思ったことは摩擦を恐れずにきちんと伝える”、ということです。そして発言者だけでなく、伝えられた側もこれを真摯に受け止めて対応することが求められます。
直接的に評価項目に入っているわけではありませんが、この考えをもとに仕事をしている人は評価されますし、周囲の社員からも評価されほど、アクセンチュアでは大切にされている言葉です。

10年ほど前まで、アクセンチュアはかなりハードワークな会社でした。「アクセンチュアでの1年で、他の会社3年分の経験が出来る」と言われたほどです。しかし世の中的な働き方改革が進む中、社長もこのままではいけないと一念発起し「プロジェクトプライド」というアクセンチュア独自の働き方改革を推し進めました。プロジェクトプライドは、以下のように定義されています。

アクセンチュアで働くすべての人々が、プロフェッショナルとしてのあり方に、自信と誇りをもてる未来を創造する全社員イノベーション活動です。
参照:https://www.accenture.com/jp-ja/about/company/project-pride#block-awareness-issues

社長をはじめ、本部長や各本部の責任者も参画し、それぞれのプロジェクト単位でも「プロジェクトプライド」を推進する担当者を配置することで、全社で組織風土の改革を行っています。これまでクライアントに対して行ってきた組織風土の改革を、自社にも当てはめて実践していきました。
これによってさまざまな改革が展開されましたが、例えばハラスメント抑止に向け、社外窓口が設置され、ハラスメントの相談をしやすい環境が整備されました。

このほかにも残業のルールが厳格化されたため18時以降の会議は原則禁止。また、時短制度や在宅勤務制度が全社で展開されたことで、すべての社員が働き方を選択することができるようになりました。
以前はハードワークで体力勝負の色が強い社風でしたが、今は働きやすいと感じている社員も増えているそうです。

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アクセンチュアは本当にハードワーク?働き方改革の実態

他業種よりもハードワークのイメージが強いコンサルティング業界ですが、その中でもアクセンチュアは特にハードワークで、体育会系なイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。今回お話をしてくださったMさんも在籍前はそのようなイメージを抱いていたそうです。

しかし実態は異なり、今のアクセンチュアは労働時間や働きやすさをかなり重視しているそうです。かつてははイメージ通り長時間労働が横行し、上下関係もかなり厳しい会社でしたが、社長主導の働き方改革が功を奏して社風は大きく変わりました。

 

働き方改革後も残るネガティブポイント

働き方改革が進むアクセンチュアですが、中には長時間労働を是とする社員も一部存在しています。そのため長時間労働が横行するチームや、仕事に対してかなり厳しいフィードバックをする人がいるという点はネガティブなポイントかもしれません。
特にフィードバックに関しては、「意見をストレートに伝える」ことを大切にする社風があるため、厳しいコメントをする人が多くいます。

実際にこういった社風が合わずに退職してしまった人は少なからずいたとのこと。
一方で、成長したい、たくさん経験を積みたいという思いがあるのならば、このような社風はある意味メリットとも言えるので、Mさんはこのような部分が残っていても良いと考えているようです。

なぜならこれはアクセンチュアならではの「意見を出しやすい」というポジティブポイントと表裏一体だからです。アクセンチュアでは上下関係に関わらず、思ったことをストレートに発言することを大切にしているため、たとえ相手が上司でも、自分の意見を伝えやすい社風です。実際にMさんも上司からの指示に対して、もっとこうするべきといった提案をどんどんしていたようです。もちろん、しっかりと考えられた意見であることは大前提です。

 

働き方改革後も残るポジティブポイント

社長主導の働き方改革推進によりパワハラや長時間労働を防ぐ、相談する仕組みがしっかりと用意されるようになりました。パワハラがあれば上司を飛び越えて部門長や人事に相談出来ますし、相談があればかなりしっかりと調査し、対処してくれます。長時間労働もPCの利用履歴や出退勤の履歴をチェックし、問題がある部署には監査が入るようになっています。勤務状況の透明性が増し、働きやすい環境が整えられています。

またこの他、働き方改革以前から残るアクセンチュアのポジティブポイントに社内の人間関係の良さがあげられます。社員間のコミュニケーションが活発で、会社での飲み会はアサインされるプロジェクトにもよりますが、多いと週1というケースもあるようです。しかし参加を強要されるということは全くありません。
社内の雰囲気がよく、部活動も豊富なのは以前と変わらず残るアクセンチュアらしさの一つです。

 

仕事の現場から紐解くアクセンチュアらしさ

ここで実際の仕事の進め方からアクセンチュアの社風を紐解きます。
アクセンチュアでは現場のマネージャーに裁量があるので、意思決定のスピードはかなり早いほうだと言えます。

アサインされるプロジェクトにもよりますが、アクセンチュアでは戦略から運用まで様々なフェーズに関わるので、関連する部署の人数は多く、様々な部署と連携して働きます。その際も「Think Straight、Talk Straight」が大切にされるので、お互いに遠慮なく意見を言い合いながらプロジェクトを進めていきます。
きちんとした仕事をしないとかなり厳しいフィードバックが返ってくることもあります。この点は、文化の違う会社から転職した人にとっては、慣れるのに時間がかかることもあるようです。

一方で、戦略から運用まで幅広いフェーズを取り扱うアクセンチュアだからこそ、様々なプロジェクトに参加することが出来ます。上流から下流まで様々なフェーズで周りから意見をどんどん言われるので、学びが多く、成長スピードが早く知見が広がりました。この点は働いていて楽しいと感じた理由の一つだったそうです。

様々な案件を経験した中でも特に印象に残っているのは、とある製造業の情報システム部のプロジェクトです。Mさんは「製造業 情報システム部 企画支援」として参加し、そのプロジェクトでは情報システムの導入企画の立ち上げから要件定義、システム設計の実施、そしてシステム構築の実行支援と、上流から下流まですべてのフェーズに携わったそうです。プロジェクト参加前は上流の仕事にしか関わったことのなかったMさんですが、この仕事により今まで経験のなかった下流の仕事まで経験することができ、業務に関する知見が深まったそうです。

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アクセンチュアで活躍できる人材とは

自分の成長に貪欲な人が多い会社なので、自分から積極的に仕事を取りに行く気概のある人が活躍しています。しかし長時間労働は評価されなくなったため、効率よく仕事を進めることが出来るかは重視されています。

反対に、自分から動けないタイプや、思考が浅い人、意見を論理的に述べられない人は入社後かなり苦労するかもしれません。
思考が浅いとは思いつきでものを話したり、論理的な考え方が出来なかったり、質問や前提条件を捉えられず見当違いな話をしてしまうような人を指します。特に論理的な考え方が出来ているかどうかはよく見られています。

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アクセンチュアは仕事や成長に貪欲に働いている人が多い

今回はアクセンチュアの社風や社員の特徴について、在籍していたMさんに伺いました。アクセンチュアは「自分から積極的に仕事を取りに行く気概のある人」が多いですが、その一方で働きやすさは保てるように会社側がしっかりとコントロールしています。

昔のアクセンチュアのイメージから転職を迷っている方は、ぜひ今の社員から最新の状況を聞いてみることをおすすめします。

 

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