Indeed(インディード)はHR(Human Resources)業界の中で、就職成就への架け橋になることを目指す会社です。 転職媒体や人材紹介の会社と間違えられがちですが、「求人検索エンジン」という日本中の求人を集約した「まとめサイト」を提供しています。今回は、現役社員がIndeedの職種や仕事内容を解説します。 |
目次
Indeed Japanにはどんな職種がある?それぞれの仕事内容を解説
オフィスについて
Indeedの日本支社では、営業オフィスとテックオフィスで別れており、全部で6つのオフィスがあります。
営業オフィス
- 麻布十番 (Inside Sales)
- 六本木 (Agency, JBSA, Outside Sales) ※2020年2月に新設されました!
- 大阪 (Agency, JBSA, Outside Sales)
テックオフィス
- 恵比寿
- 目黒
- 田町
今回解説する営業とクライアントサクセスの部署は、全て営業オフィスの麻布十番、六本木、大阪のいずれかのオフィスへの配属となります。
このあと詳細を解説しますが、各セグメントによって配属されるオフィスが異なります。
営業オフィス(営業&クライアントサクセス)では主に4つのセグメントに分かれています。
- Small Businessチーム(Inside Sales)
- 代理店チーム(Agency)
- 求人媒体・紹介派遣チーム(JBSA)
- 法人企業チーム(Outside Sales)
どのセグメントでも1クライアントに対して、基本的には営業が1人、クライアントサクセス部門が1人の2人体制で担当します。
ここからは営業とクライアントサクセスの業務範囲や、それぞれの実際の受注までの流れと、受注後の業務を具体的に解説していきます。
営業
営業の主な仕事内容は以下の通りです。
- 採用課題を抱える見込み顧客/クライアントへ広告スポンサー枠の提案
- クライアントとの打ち合わせの設定、与件の受注
- Indeedを活用した集客、マーケティング戦略立案やその後の採用プロセスの立案
まず営業職はクライアントを複数社担当し、クライアントの採用課題や広告効果を最大化させる事をミッションとしています。
Indeedの代理店チームを除く全セグメントの営業は、新規営業から行うためクライアント数は0からスタートです。
自分で受注した企業がクライアントとなります。
CS(クライアントサクセス)
CSの主な仕事内容は以下の通りです。
- プロダクトや広告運用のサポート(技術的サポートや製品トレーニング)
- 広告運用の改善や継続の提案
- プロダクトのトラブルシューティング作業(エンジニアを含む世界中の部署と連携する)
CSは営業の受注後にアサインされ、1クライアントに対して二人三脚で担当します。
クライアントへの立ち位置としては、フロントに立つのが営業で、バックエンドに周るのがCSです。
上で記載した各業務を通じて、
- CPC(広告のクリック単価)
- CPA(広告からの獲得単価)
- CTR(広告のクリック率)
- CVR(広告クリックからの獲得率)
の各指標を継続的に改善し、クライアントの採用成功を生むことが使命です。
営業とCSの他にも営業オフィスには様々な職種で活躍している人がいます。
マーケティング
ユーザー側と採用企業側の双方にIndeedの利用促進や、競合他社サービスとの差別化に関するコミュニケーション業務を担っています。
対ユーザーと採用企業に対してそれぞれアプローチを行っています。
ユーザー側への施策
- オンラインやオフサイトでのセミナーやイベントを開催
- 求職者にIndeedを知ってもらうため、直接的なタッチポイントを施策するフィールドマーケティングを行う
採用企業側への施策
- Indeedのプラットフォームを活用し、より効率的で最適な採用ができるような取り組みを行う
- 中途採用の条件としては、ビジネス英語スキルと、PR / BtoB / デジタルマーケティングのいずれかの実務経験が必要
セールスサポート
営業やクライアントサクセスのバックエンドとして、Indeedのプロダクトやブランドをクライアントに正しく伝えるリソースを作る部署です。
具体的には、Indeedの公式資料やクライアント別のレポーティング資料、営業やクライアントサクセスが効率的に仕事が行えるようなツールや、自動生成資料などを提供・サポートしています。
中途採用の条件として、こちらもビジネス英語スキルと、市場のデータや分析結果を資料などにアウトプットすることに長けている人が歓迎されています。
サーチクオリティ
プロダクトのUXを作る部署です。ユーザーがIndeedの求人検索をした際に、常に最高の結果をもたらすことができるように仕組みを作っています。
具体的には、ユーザーが自分にとって質の高い(条件が合っている)求人情報を求人検索結果に出すために整備を行う部署です。
Indeedは求職者視点(Job Seeker First)でサービスを提供することを最重視しているため、サーチクオリティチーム以外の全ての部署でもこれを体現することでIndeedの企業理念である「I help people get jobs.」を実現しています。
中途採用の条件としては、こちらもビジネス英語スキルと、SQL(データベース言語)の理解、日本の採用市場に精通していることが条件だそうです。
これらの他にもすべての職種に共通することとして、英会話スキルが求められます。
Indeedでは営業以外ほぼ全て社内のコミュニケーションに英語を使うためです。
また、それぞれの職種で記述した中途採用の際の条件はあるに越したことは無いですが、筆者の肌感ではミッションへの共感や熱意の方が重視されているように思います。
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Indeed Japanへ実際に入社してみて感じた仕事内容のギャップ
Indeed Japanは多くの部署で成り立っており、様々なバックグラウンドを持った社員がたくさんいます。
そんな多様な人材が働く会社で、私がクライアントサクセス部門に入って感じたギャップについて触れていきます。
ポジティブなギャップ
ベンチャー企業にも関わらず、全ての部署で企業理念が深く浸透しているため、部署やチームに一体感が生まれています。
また、自ら望めばチャレンジできる環境があります。
しかし裏を返せば、自発的に行動する姿勢を保ち続けなければ成長機会は得られないので、自発的に行動したいという方にはぴったりの企業ではないかと思います。
ネガティブなギャップ
営業もCSも、中途社員はほぼ全員が契約社員からスタートします。
営業は目標達成度が低いことが続いたり、四半期で落とし続けると契約更新されず、最終的にクビになることも少なくありません。
Indeed Japanで仕事の進め方の特徴
ここでは、筆者が所属していた部署での仕事の進め方を、営業とCSそれぞれに分けて解説していきます。
営業
売上至上主義なため、何よりも成果に繋げるための行動量とスピードが重視されます。
そのため業務プロセスや取り組み方は、あまり評価に繋がりません。
コール数やアポ数は社内システムでトラッキングされているので、行動量は管理されます。
組織自体が発展途上のため、ものすごいスピードでPDCAサイクルをぐるぐる回すパワフルな人が多い印象です。
CS
良くも悪くも自由な社風なので、自主性を持って仕事に取り組む人と、最低限の仕事しかやらない人のギャップが大きいと思います。
後者においては外資の社風で海外経験が豊富な社員が一定数いるからか、職務記述書の範疇を超えた業務内容を嫌う人がいるのかなという印象です。
営業とは異なりプロダクトを扱う業務が多いため、行動量よりは正確性の方が重視されています。
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②Indeedの人脈・情報量が豊富
③内定者50名の面接内容をデータベース化し、面接対策を実施
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Indeed Japanの仕事内容まとめ
Indeedのモットーは “ I help people get jobs. ”
私たちがいるから、人々と仕事をつないでいくことができる、というものです。
全部署のオフィス設備は非常に充実しており、毎日朝食や昼食が支給されます。
また休みも取りやすい環境で、働く人がハッピーになれる環境を会社は全部用意するよ、という考え方を会社が持っています。
これも働く社員の全員がビジョン、ミッションの志を持っているからこそ。
売上の達成や継続率の数字など、日々忙しく働いている人が多いですが、「よし今日も頑張ろう」という気持ちにさせてくれる環境です。
Indeedへの転職を検討されている方は、こういった社風もぜひ参考にしてみてください。
Indeedへ転職するには
Indeedへの転職を希望する方は、同社への内定実績を豊富に持つ転職エージェントに相談するようにしましょう。 内定実績が豊富なエージェントは採用ターゲットを熟知していますし、過去の面接内容や面接官の情報に基づいた面接対策をしてくれるので内定確度が上がります。
Indeedの志望度が高い方は是非、以下のサービス【エージェントファインダー】にご登録ください。Indeedの内定率TOPクラスのI氏をはじめとする実績豊富なエージェントを紹介させていただきます。