2020.05.29

日立製作所

日立製作所の年収・ボーナスは?元社員が評価システムを解説

日立製作所(以下、日立)は総合電気メーカーのリーディングカンパニーとして、IT技術を核に、エネルギー、産業機器、社会インフラ設備、医療機器など幅広い分野で事業を展開し、製造業界を牽引する日本最大のコングロマリット企業*です。

連結従業員数は約30万人、連結売上はおよそ10兆円。
そんな日本の屋台骨である製造業界の雄である日立の年収・ボーナスといった給与事情を、内情を良く知る元社員がご紹介します。

*コングロマリット企業:関連のない複数の企業を統合することでできた、複合企業グループ。
競合企業ではなく異業種に参入し、多角経営を目指す形態のことを指す。

日立製作所の給与事情、世代別年収例

一般に公開されている情報として、2020年の四季報によると日立の平均年収は894万円となっています。
また、平均年齢は41歳です。

30歳半ばまでは給与水準が低く抑えられるため、総合職に限ったとしても、筆者の所感としては少し過大な数字のように思います。

実際には大学卒や大学院卒が40代で800~850万円くらいというのが総合職の一般的なケースです。
管理職は50歳以上の割合がかなり大きく、平均年収が900万円弱となっていますが、ほとんどが850万円くらいで頭打ちとなる場合が多いようです。

日立の階級は細かく等級で区分されています。
概ね2,3年ごとに昇格していきますが、節目の役職につくとき以外は給与に大きな変化はありません。

全社どの事業部でも、おおよそ次の給与テーブルに従って昇進、昇給します。

役職の呼称は変更されることもありますが、私が在籍していた2016年頃の総合職は、大きく研修員、企画員、主任、主任技師、主席技師に分けられました。

主任技師の中から課長が、主席技師の中から部長が各部署で1人ずつ配置されます。

課長、部長の任期はそれぞれ2~4年が一般的で、短期間でローテーションされます。

課長、部長は他の相当職よりも若干だけ給与が高く設定されていますが、主任技師、主席技師とはほとんど差がありません。
(ただ決裁関係の事務仕事が膨大に増えます。)

 

ボーナスについて

ボーナスは年に2回支給されます。
その年の会社業績によりますが、年間の総額はだいたい基本給の4ヶ月~6ヶ月分の中で推移しています。

事業部毎の業績がボーナスへ反映されるため、事業部が違えば同期でも50万円以上も支給額に差が出ることがあります。

入社時の採用は事業部単位で実施され、自身の希望するところへ配属されます。
後々、年収に大きく関わってくるので、入社を考えている人は勢いのある事業部か、伸び悩んでいる事業部かを慎重に見極めた方が良いでしょう。

事業部が年間の業績で赤字を出すような場合は、管理職(課長クラス以上)のボーナスは全額カットされることもあります。
そのようなケースは少なくないですが、こればかりはその時々の景気にも大きく影響されるため、割り切るほかありません。

しかし、管理職になるまでは、世間ではボーナスをもらえないような経営不振や不景気になっても一定のボーナスが支給されるため、このあたりは大企業で働いている恩恵を感じるところです。

 

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能力評価・査定について

昔ながらの古い体質・社風が根付いており、基本的には年功序列で課長または課長相当職まで機械的に昇進することになります。

年2回の人事評価は6月、12月のボーナスが支給されるタイミングに合わせて、所属部門の部長、課長との面談によって行われます。

基本的には5段階評価を行うことが多いですが、よほどのことがない限り、3または4の評価がつきます。
私の周りで2や5の評価が付いた人はほとんど聞いたことがなく、査定とは言っても、かなり形式的な意味合いが強いです。

査定が給与へ反映されることもほとんどありません。

役職(主任)に就くまではほとんど横並びの評価となることが大半です。

 

年収をアップさせるために

大規模なインフラ設備を対象とする製造業であるため、仕事は社内・社外ともにかなり多くの人と関わり合いながら業務を進めます

仕事内容にもよりますが、1つのプロジェクトで数十人~100人程度の関係者と接しながら日々仕事をすることになります。

そのため、色々な性格の人がいる中で、万人から仕事・人柄の評価を得られる人は昇進が比較的早いことが多いです。逆に言えば、そこまで特別な評価が得られない限りは前述の通り横並びの昇進スピードとなります。概してリーダーシップがあり、人当たりが良い人は上司の評価も高くなります。

その他、最近では課長相当職への昇進条件として、TOEIC 650点以上や、事業部によっては国家試験などの専門的な資格取得が設けられていることが増えてきており、最低限の学力や資格取得が必要となるケースが増えてきています。
特に技術系では海外と関わる仕事が増えているため、国内事業に携わっていても、出世したい場合には簡単なビジネスレベルの英語は必須だと考えておいた方がよいでしょう。

 

日立でのリアルな年収事情

若手のうちは年収が低く抑えられ、入社から主任に就く10数年程は大きな昇給は見込めないでしょう。

四季報などで一般に公開されている年収は、管理職が余るほど多いこと、残業が多いことから高い水準のように表れていますが、特に若い間はその数字にギャップを感じることになります。

ただし、残業が多い部署へ配属されると、役職がついていなくても100万円以上年収に差がつくことも珍しくはありません。
特に設計部門や建設部門では休み返上で仕事することも多く、年収は跳ね上がります。

ワークライフバランスを気にする人は部署についても十分に考えておいた方がよいでしょう。

 

日立の残業代

残業時間については、全社的に厳しく制限する取り組みが進められているものの、未だに「残業を多くしている人=努力している人」という文化が残っているところがあります。

基本的には残業した分の給料はきっちり支払われますが、多忙さから会社を辞める若手は例年一定の割合で存在します。

今ではだいぶ残業規制が厳しくなったので、そういった環境はかなり改善されてきているようです。
世間並みには働き方改革の取り組みを推進しており、一部を除いて月30~40時間の残業に収めるように管理されているところが大半です。

一方で残業が少ない場合は、入社して3年間は300~500万円程度の年収に留まるため、ある程度の残業を望む人が多いのも事実です。

 

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日立での評価ポイント

技術系社員が圧倒的多数なので、技術系に焦点を当てると、とりわけ個人評価ポイントは次のような点が挙げられます。

  • プロジェクトの関係者を纏めるリーダーシップ
  • スピーディーに正しい解決策を打ち出せる論理的思考力
  • 難しく厄介な問題に進んで取り組む積極性
  • だれとでも良好な関係を築き、円滑に業務を進められる協調性

基本的には真面目な技術屋の集まりなので、知識・経験に優れていて、責任感のある人が好まれます。
目立ちたがり屋はあまり好かれないかも知れません。

昔ながらの縦社会ですので、上司に気に入られる性格もポイントになってきます。
とは言ってもそこまで媚びたりする必要はなく、普通に良好な関係を築けていれば、さほど意識する必要はありません。

 

日立が求める人物像


総合メーカーとして伝統的に「技術力」に誇りを持っている会社のため、製品の技術や知識をもった人は評価されます。

また、事業を取り巻く環境の変化が激しい昨今では、状況を的確に判断し、柔軟に環境の変化に対応するハイレベルな問題解決能力も要求されています。

昇進ペースはある程度枠にはまった人事評価システムですが、最近では出来るだけ、定量的な評価基準を取り入れる傾向にあることは確かでしょう。

 

日立は縦社会の文化が、評価面でも文化面でも根強く残る企業だった

日立ではいずれの事業部に配属されても、給与水準・個人評価基準にそれほど大きな違いはありません。

入社後の10数年間は、残業時間、事業部の業績(ボーナス) の2つの要因以外では、給料に差がでることはほとんどありません。
良くも悪くも、一定のペースで昇進し、一定の額の給料が得られる安定した給与システムだと言えます。

 

日立製作所へ転職するには

日立製作所の年収・ボーナスについて理解は深まりましたか?
日立製作所への転職を考えてる方は、まずは多くの情報をインプットして転職活動に臨んでもらいたいと考えています。

また、日立製作所のような人気企業では、採用計画や事業戦略を公にしないために、非公開求人が多くあります。

エージェントにより、保有求人が異なりますので、日立製作所の転職において
たくさんの人から選ばれているエージェントに複数社登録することをおすすめ
します。

なかでも、日立製作所へ転職するには、

に登録が近道です。

 

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一番のおすすめはビズリーチへの登録です。

日立製作所がビズリーチでのダイレクトリクルートティングに参画しています。それにより、ビズリーチに登録しておけば、日立製作所からの直接スカウトが届く可能性が高いです。

**こんな人におすすめ**
・日立製作所からスカウトされたい
・まず求人の詳細を確認したい
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次におすすめはリクルートエージェントです。

業界リーダーの転職エージェントということもあり、多くの企業との強い繋がりを持っていますし、日立製作所の求人を確実に保有してるエージェントです。

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