2022.08.29

リクルート

リクルートのSE(Specific)社員ってどんな雇用形態?

リクルートの中で新しい雇用形態として知られる【SE(Specific)社員】をご存知でしょうか。総合正社員/GE(ゼネラル)社員や、期間限定の契約社員ともまた違う、地域と職種を限定した正社員と定義されています。本記事ではリクルートの【SE(Specific)社員】について、抑えておくべき基礎情報をまとめました。

 

リクルートのSE(Specific)社員ってどんな社員?

リクルートに新設されたSE(Specific)社員とはどのような雇用形態なのでしょうか。

SEとはSpecific Employeeの略で、地域と職種を限定した正社員と定義されています。コンセプトは「ずっと住みたい、もっと進化させたい地域を決めて、働くSpecific社員」。

職種をあえて限定し、顧客接点のプロフェッショナルとして新たな価値を生み出してほしい、地域をあえて限定し、その地域の発展に貢献するチャレンジを担ってほしい。そんな思いから生まれた雇用形態です。

これまでリクルートの正社員はゼネラル(GE)社員と呼ばれていましたが、ここに新たにSE社員という形態が新設されたことになります。

ではGE社員とSE社員はどのように違うのでしょうか?

 

GE社員とSE社員の違い

GE社員は一般的な企業でいう総合職とイメージするといいでしょう。幅広い経験を積み基幹業務を担うため、職種・勤務地の限定はありません。組織長(管理職)はGE社員により構成されています。

一方のSE社員は、限定した範囲の中で基幹業務を担います。
職種・勤務地(ブロック)が限定されています。職種は顧客接点職(営業系職種)と位置づけられています。

雇用形態 雇用期間の限定 地域限定 職種限定
総合正社員(GE社員) なし なし なし
地域・職種限定正社員(SE社員) なし あり あり

 

SE社員は入社後、顧客接点職内・配属ブロック内での異動の可能性はあります。
いわゆる総合職のGE社員と比較すると業務・勤務地が限定されていることから、GE社員と比較すると報酬には差があります。
また組織長はGE社員と定義されているため、入社後、一定の条件を満たした社員はGE登用試験を受けることができます。

 

SE社員の担う顧客接点職(営業系職種)ってどんな職種?

SE社員は顧客接点職(営業系職種)に限定されており、2022年8月時点で配属可能性のある事業としては以下が挙げられています。

  • リクナビ
  • リクナビNEXT
  • リクルートエージェント
  • SUUMO
  • ゼクシィ
  • カーセンサー
  • スタディサプリ
  • じゃらん
  • ホットペッパー
  • ホットペッパービューティー
  • エアレジ

ちなみに、SE社員は顧客接点職と定義されているため、以下のような非顧客接点職(スタッフ系職種)を希望される方はGE社員に応募することをおすすめします。

  • MP(企画)
  • スタッフ

また1点注意が必要なのは、職種とブロックを異動することはありませんが事業領域を異動する可能性はあります。入社後にリクナビからSUUMOに異動したりと、リクルート内の別事業部へ人事発令が出る可能性はゼロではありません。

 

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リクルートのSE社員が配属される地域はどこ?

SE社員は全国を10の地域に分けたブロック別で採用が行われます。
入社後の配属や異動はブロック内の事業拠点に限定されます。

10のブロックと都道府県の割り当ては以下のように定義されています。

(1)北海道 北海道
(2)東北 青森/岩手/秋田/宮城/山形/福島
(3)北関東 茨城/栃木/群馬
(4)南関東 埼玉/千葉/東京/神奈川
(5)甲信越 新潟/長野/山梨
(6)北陸 石川/富山/福井
(7)東海 愛知/静岡/岐阜/三重
(8)関西 滋賀/奈良/和歌山/京都/大阪/兵庫
(9)中四国 鳥取/島根/岡山/広島/山口/香川/徳島/愛媛/高知
(10)九州 福岡/佐賀/長崎/大分/熊本/宮崎/鹿児島/沖縄

 

 

リクルートのSE社員に採用されやすいのはどんな人?

リクルートの選考通過は狭き門として知られていますが、SE社員はGE社員と比較して職種・勤務エリアが限定される分、より幅広い方に内定のチャンスが広がったと捉えて問題ないでしょう。

経験業界や経験職種は不問とされています。顧客接点職ではありますが営業経験がない方、例えば人と関わることが好きな販売サービス系の方も採用ターゲットとなります。
また今回は地域限定社員ですから地元愛・地域へのこだわり、思い入れが強い方にもおすすめです。

こういった志向に加え、これまでのリクルートの採用において大切にされてきたスタンス・スキルも重視されます。

参考までに、旧リクルートキャリアが重視するスタンス・スキルには以下のような項目があります。

  • ベース…一貫性・素直さ・オープンさ
  • スタンス…行動の主体性・高い目標設定・圧倒的行動量・やりきり
  • スキル…思考力、対人感性力

ベース、スタンス、スキルの観点でマッチするかが見極められますのでこういったエピソードをどれだけ面接で伝えられるかが肝です。

リクルートグループに高い内定実績を誇る転職エージェントに相談すると面接対策をしっかりしてくれるので、志望度の高い方は利用されることをおすすめします。

 

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リクルートSE社員の選考フロー

リクルートSE社員の選考フローは以下の通りです。

  • SPI(WEB受験)
  • 一次面接(WEB面接)
  • 二次面接=最終面接(対面面接)
  • 内定

SPIを受験後、2回の面接を経て内定となります。面接はコロナ禍ということもありWEBも活用しながら行われるようです。

 

リクルート2021年度SE社員の募集

2021年度に募集されているリクルートキャリアのSE職は、エージェント事業のRA・CA配属が想定されています。

また想定年収は374~625万円、リクルートキャリアのミッショングレードでいうM3程度を想定されているものの、実際はこれまでの経験や入社後にお任せするミッションの内容によって個人差があります。

※ミッショングレードについては以下の記事が詳しいです。

また、現在されてる募集について詳しく知りたい方はリクルートの採用HPをを確認してみてください。

ただし、実際に応募される際はリクルートの面接対策をしっかりしてくれる転職エージェントに相談されることをおすすめします。リクルートは独特の面接で知られており、面接対策によって内定確率が大きく変わります。

 

リクルートへ転職するには

リクルートのSE社員について理解は深まりましたか?リクルートに転職を希望する方は、リクルートキャリアへの転職実績がトップクラスのエージェントへの相談が転職成功への近道となるでしょう。

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