ソフトバンクの年収、給与システムや評価制度を現役社員が徹底解説

ソフトバンク株式会社は1981年、孫正義氏によって日本ソフトバンクとして設立され、PC用のパッケージソフト流通業者としてスタートしました。翌年にはパソコン関連の雑誌を創刊し、出版事業も開始。その後、1996年にはアメリカのYahoo!と合同でYahoo JAPANを設立(2019年連結子会社化)。1998年にソフトバンクグループとして東証一部に上場しました。

今や営業利益は2兆円を超え、日本を代表する大企業となったソフトバンクグループ。創業者の孫正義氏は、ソフトバンクグループの代表取締役会長兼社長を務めるだけでなく、さまざまな事業を展開し、世界中から注目されています。

ソフトバンクグループの中核事業である通信事業では、先端技術を活用した情報革命を進めています。AIやIoT,ロボットなどを用いた技術開発・実証実験も積極的に行っています。

変化の時代を迎えている通信業界において、ソフトバンクの社員はどれくらいの年収・ボーナスをもらい、社内ではどのような人材が評価されているのでしょうか。ソフトバンクの法人営業部に在籍していた社員へのインタビュー内容を元に解説します。

 

ソフトバンクの平均年収は804万円

ソフトバンクの平均年収は2022年度(2023年3月31日時点)の有価証券報告書 によると、以下の通りです。

平均年収 平均年齢 平均勤続年数
804.9万円 40.8歳 13.5年

ソフトバンクに中途入社すると、どの職種でもおおよそ月収30万~40万程度からスタートします。そこへ年2回、月収3ヶ月分のボーナス(賞与)が加算されるため、年収に換算すると540万~720万がボリュームゾーンと予想されます。

営業の場合はこれ加えて、売上もボーナスに反映される仕組みになっています。そのため営業成績次第では、年収の大幅アップも期待できます。

一方他の職種は分かりやすい成果指標が無いため、なかなか年収が上がらないケースも多いようです。

 

ソフトバンクの年収推移

ここ5年間の年収推移は以下の通りです。

2019年度から2020年度にかけて40万円弱と大きくアップしました。その後、2021年には反発して下がりましたが、直近2年間は横ばいという状況です。

年度 平均年収 平均年齢 平均勤続年数
2022年度 804.9万円 40.8歳 13.5年
2021年度 808.4万円 40.5歳 13.1年
2020年度 820.7万円 40.1歳 12.7年
2019年度 782.1万円 39.7歳 12.4年
2018年度 733.1万円 39.2歳 12.1年

 

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ソフトバンクの職種別年収

ソフトバンクの職種別年収はどのようになっているのでしょうか。転職者アンケート情報(2023年11月時点)を元に、解説します。

職種 平均年収 年収レンジ 回答者数
企画 689万円 450万円~1,217万円 30人
エンジニア 720万円 420万円~1,300万円 18人
営業 659万円 200万円~1,800万円 28人

平均年収を高い順に並べると上からエンジニア、企画、営業という結果になりました。

一方で回答者の年収レンジを見ると、一番高い年収をもらっているのは営業職であることがわかります。営業職はインセンティブによって年収が上乗せされる仕組みになっています。

 

ソフトバンクと競合、大手IT企業の年収比較

ソフトバンクは競合他社と比べて年収は高いのでしょうか?日系の大手IT上場企業との平均年収を比較したところ、以下の通りでした。

企業名 平均年収 平均年齢
リクルート 1,139万円 39.3歳
ヤフー 912万円 43.5歳
DeNA 856万円 37.4歳
ソフトバンク 804.9万円 40.8歳
楽天 797万円 34.4歳

上場6社のうち、ソフトバンクは4位という結果でした。しかし、これはあくまで平均値です。
実際に支給される額は職種やパフォーマンスによって差があります。

 

ソフトバンクの年収システム

続いて、ソフトバンクの年収システムについて解説します。
ソフトバンクの年収は基本給(グレード別)と、ボーナス(年2回)で構成されています

基本給は【ミッショングレード制】が採用されており、レベルに応じて年収レンジが分かれています。
レベルは1~6まで設定されており、レベル1は新入社員レベル、中途採用の多くはレベル2(月給26.5万円程度)~レベル3(33万円~40万程度)で採用されることが多いようです。
レベル4以降は管理監督層となり、レベル6は経営層となります。

ソフトバンクは実力主義で年功序列の風土はほとんどありません。そのためレベルも年齢に比例していません。20代でレベル4の人もいれば、40代でレベル3の人もいます。

では、レベルとボーナスはどのように決められているのでしょうか? 評価方法について詳しく見ていきます。

 

年収ランクを決める【グレード】は貢献度評価で決まる

ソフトバンクの【ミッショングレード】は、貢献度評価によってグレード=レベルが決定します。
貢献度評価は11の段階が設けられており、その内容は以下の2つで構成されます。

  • コア能力評価…社会人として、ビジネスマンとしての人間的なスキルに対する評価
  • バリュー評価…決められた目標に対し、どれだけ成果を出せたか

職種によってどちらに比重を置くかは異なるものの、ほとんどの職種は1:1の割合で評価されるようです。

しかし営業には数字がつきもので、特にバリュー評価が重視されます。
四半期ごとに会社から決められた目標数字が下りてくるので、その目標に対してコミットしていく仕組みになっています。

目標に対して常に100%を達成していくのは当然ですが、1年間目標数字を落とさないだけではなく、期待以上の結果を残さなければならないため、(四半期のうち、一度でも目標をショートするとその年度の昇給は望めないということになります。)
2年連続で昇給(グレードを上げる)することはほとんど無いようです。

 

ボーナスも貢献度評価で決まる

ボーナス(賞与)はミッショングレードに対し、数値化された貢献度評価をかけて算出します。

組織への貢献度が高ければ高いほど、ボーナスの金額は大きく上がります。あくまで貢献度で算出されるため、同じ事業部の同じ職種でもボーナスで大きな差が出ます。

 

ソフトバンク転職者の年収実績

ソフトバンクへの転職者はどれくらいの年収をもらっているのでしょうか。実際の転職者の前職とソフトバンクでの年収実績は以下の通りです。

年齢 前職 ソフトバンクでの年収
32歳 東京三菱UFJ銀行 800万
35歳 楽天 800万
37歳 NTTデータ 1,200万円

ソフトバンク全体の平均年収、40歳で800万円という水準から比較すると高い年収をもらっていることがわかります。
中途の場合は前職の年収次第で提示年収に差が出ます。
年収交渉は個人で行うのは難易度が高いので、転職エージェントの力を借りることをおすすめします。

 

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ソフトバンクで年収を上げるには?評価される仕事

ソフトバンク入社後に年収を上げるには、貢献度評価をあげる、すなわち自身の能力を高めてコア能力評価をあげ、成果を出してバリュー評価をあげる必要があります。

では実際に貢献度評価を上げて年収をアップさせるには、どのような仕事が求められているのでしょうか。
今回は法人営業の方にお話を聞いたので、営業の例を挙げて解説します。

取材対象者の年収が実際に大きくアップしたのは、ソフトバンクがまだ進出できていない新しい業界を切り開く足掛かりを作れたときだと言います。

ソフトバンクは今や世界的に名の知れた企業で、幅広い事業を手掛けています。
そのため国内のほとんどの企業とすでに何らかの取引をしており、営業の仕事は既存クライアントの維持・取引拡大がメインです。

これまで取引のなかった大口のクライアントと接点を持つことができた時は大きく評価されたようです。

 

ソフトバンクで年収が上がりやすい人材

ソフトバンクではどのような人材が評価され、出世しているのでしょうか。

取材対象者によると、「発想力が豊かな人」が重宝され、出世する傾向が強いと言います。

法人営業を例にしてお話します。ソフトバンクはスマートフォンやタブレッドのような有形商材から、セキュリティシステムやクラウドといった無形商材まで、扱う商材が多岐に渡ります。
自社商品に深い知識を持つのはもちろん、訪問時にクライアントの困りごとをヒアリングし、最適な解決策を提案することが求められます。

ソフトバンクにはクライアントの悩みを解決できる商品やサービスが豊富に揃っているので、多くの選択肢の中から自分のアイディアを盛り込むことができます。

だからこそ営業はニーズを的確にとらえ、柔軟に提案することが求められます。
これが難しくもあり、やりがいを感じられる部分でもあるようです。

いずれにしろ自由な発想でクライアントへ提案できる人材は非常に重宝され、結果的に年収もアップし、出世する傾向にあるようです。

 

自由な発想力のある人材が求められている

ソフトバンクが属する通信業界は、昨今目覚ましい成長を遂げています。
今後もAIやIoTなど、これまでになかったような新事業にもどんどん参入していくことが予想されます。

そのため今後ソフトバンクに転職をする方は、これまでにない新しい商材を扱えるチャンスが十分にあります。
自由な発想で、変化を楽しめる人材には刺激的な環境であると言えるのではないでしょうか。

 

この記事のまとめ

☑ソフトバンクの平均年収は40歳で800万円
☑営業職はインセンティブにより、パフォーマンス次第で年収が大きくUPする
☑自由で豊かな発想力のある人が求められている

 

ソフトバンクへ転職するには

ソフトバンクへの転職を希望する方は、同社への内定実績を豊富に持つエージェントに相談するようにしましょう。
内定実績が豊富なエージェントは採用ターゲットを熟知していますし、過去の面接内容や面接官の情報に基づいた面接対策をしてくれるので内定確度が上がります。

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