2020.06.10

日産

日産ITエンジニアの業務内容とキャリアパス・年収とその魅力を徹底解説!

自動車業界の中でも、TOP3に名を連ねる業界大手精密機器自動車メーカーである日産自動車株式会社。(以下、日産)自動車を作るに当たっても、IT技術は必要不可欠です。日産ではIT技術を担うポジションは「ITエンジニア」と呼ばれ、企画開発・構築・運用の業務にあたっています。
日産の組織は大きく3つのフィールド(部門)に分かれており、基本的にITエンジニアは「日産のビジネスを支えるフィールド」(コーポレート)にあたるグローバル情報システムの部署に集中しています。また、他のフィールドの「グローバル品質保証部」「R&D」などの部署にも在籍しています。

今回は、元日産エンジニアの筆者が、ITエンジニアの主な業務内容やキャリアパスについて解説します。

日産ITエンジニアの業務内容について

IT企業と聞くと、データサイエンティストやサーバエンジニア、アプリ開発のアプリケーションエンジニアなどが、専属で仕事を請け負うイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし日産では、プログラマーとして開発に従事する人間は基本的に存在せず、仕組みの開発やプログラムの開発等はアウトソーシングすることが多いです。例えば文系の出身で、IT技術を持たなくても異動時に日産ITエンジニアへ職種転換することもあり得ます。
開発等の実作業はアウトソーシングしているものの、日産での業務を把握したうえで、それを仕組み化する人材は必要不可欠です。ITエンジニアは、開発会社と共同でプロジェクトを進めるディレクションの役割を担っています。

実際の業務内容は、大きく下記5つに分けられます。

・日産ITエンジニアの業務内容・日産社内システムのITプラットフォームの企画開発/構築/運用

・自動車性能開発におけるプラットフォームの企画開発/構築/運用

・導入されたシステムの運用/保守

・社内PCヘルプデスク管理業務

・部署別業務アプリケーション開発

 

日産のITエンジニアになると、グローバル向けの大規模なプロジェクトマネージャーから、アウトソーシングしたシステム設計・開発を管理することもあるため、幅広い業務を経験することができます。これは日産のエンジニアとして働く大きなメリットと言えるでしょう。

業務はプロジェクトで分かれて進めます。4~6名程度のチームで、上流工程開発専門チーム・サポート窓口・WEB開発チーム・その他下流工程開発チーム等、プロジェクトを分けて企画開発/運用/サポートを行っていきます。
中にはデータサイエンティストやデータエンジニア等様々な業務がありますが、プロジェクトごとに適宜柔軟に対応していくことを求められるため専属はいません。役職者以外のメンバー全員で、プロジェクトを進めます。

 

 

日産ITエンジニアのキャリアパスについて

それでは、日産のITエンジニアのキャリアパスについて解説していきましょう。

 

日産ITエンジニアのキャリアパス

日産のITエンジニアには、主に2種類のキャリアパスがあります。
その1つは技術を極める「ITスペシャリスト」、もう1つは、IT業務を統括する「プロジェクトマネージャー」です。

まずはプロジェクトメンバーとしてシステム開発業務を担い、そこからIT導入・仕様策定のプロジェクトに従事していきます。そして自身が保有するスキルに応じて、ITスペシャリストやプロジェクトマネージャーとキャリアパスが別れていきます。
どちらのキャリアを選ぶにしろ、以下2つのスキルが非常に重要です。

・自分で社内に提案して企画を通す実行力
・開発会社への提案力

 

年に3回上司との面談を行い、自身が描くキャリアビジョンをしっかりと伝えることができる環境があります。

また、日産は異動が多い企業でもあります。幅広い現場を見て、顧客提案できる知見や、現場を変える知見を育てるためです。業務の内容や適性を判断しながら異動することもできるので、数年で異動するケースが多いです。
このように、自分の望みに近いキャリアを歩むことができる環境が整っているため、キャリアパスを考えながら様々な経験を積むことが出来ます。

また、担当システムをグローバルの日産で展開する際には、ITエンジニアが海外に出向き、市場情報の把握を行い、システムの仕様を固めていく必要があります。このため、海外で働く機会にも恵まれています。

日産ITエンジニアの職場環境・年収について

続いて、日産自動車のエンジニアとして働く場合の職場環境、年収やボーナスについて、日産で働くメリットやデメリットを踏まえながら解説していきます。

 

職場環境について

日産自動車はグローバル展開している企業です。
そのため、海外・国内問わず各地に飛び回る社員が多く、特に役職者である主担(課長)以上になると、海外へ転勤が非常に多いです。
また、総括(課長代理)になるためには、一度は海外駐在を経験することが必要です。毎日忙しい部署が多く、ストレス負荷が高いため、社員の定着率が30%とも言われますが、それでも残業規制や育児休暇、介護休暇、ハッピーフライデー等の制度も多く、働きやすい環境が作られています。

その他にも下記のようなメリット・デメリットがあります。

<日産ITエンジニアで働くメリット>
・ワークライフバランスが整っている
・年収が比較的高い
・連休が長い
・土日はお休み(祝日は出社)
・育児休暇等女性が働きやすい
・大手に勤務しているというブランド
・在宅ワーク/リモートワーク環境が整っている
・海外で働くことができる

社内の雰囲気は、和気あいあいとまではいきませんが、悩みを打ち明けられやすい環境が整っており、制度も利用しやすい雰囲気です。部署内でも残業は月30時間以内で抑えるように取り組まれており、残業代も全額支給されます。

<日産ITエンジニアで働くデメリット>
・転勤が多い
・繁忙期は、忙しい
・精神的負荷が高い

転勤が多く、精神的負荷が高い部分もありますが、これをメリットと呼ぶかデメリットと呼ぶかは働く社員次第と言えます。
何より、日産では社員の家庭状況に応じて多くのフレキシブルな制度が用意されているので、非常に働きやすい環境があります。
例えば子どもが小さく、共働きの社員は在宅ワークをすることができます。月に40時間まで利用でき、多くの社員が利用しています。
このように、ハードワークが続いても会社として社員をサポートする制度があるため、比較的自由度は高く働ける企業と言えるでしょう。

 

日産ITエンジニアの年収について

日産社員の年収ですが、技術職とキャリア職での年収のレンジは共通です。平均的に30代前半で、年収600万円程になり、30代後半になると、700万円以上になります。それ以上になると、管理職扱いとなり、PE1等の表現で役職がつきます。

年収
総括(係長) 800万円
主担(課長) 1000万円
主担(課長) 1200万円
部長 1500万円

 

個人差があるので、参考程度にお考えいただければと思います。
大手自動車業界の仕事はハードですが、その分もらえる報酬も高いため、高いモチベーションで仕事をすることができます。

 

 

日産ITエンジニアとして求められるエンジニア像

筆者の経験上、以下3つの要素を持ち合わせていることが重要だと思います。

・高い英語力
・高い技術を活かす挑戦力
・タフさ

まず、英語力は重要です。新卒・中途採用に限らず、日産では面接時にTOEICの点数を聞かれることが多いです。部署によっても異なりますが、平均的にTOEIC 600点以上、英会話レベルもビジネスコミュニケーション中級レベル以上が求められます。
今となっては外資系のグローバル企業なので、活躍するためには英語力は欠かせない要素といえるでしょう。

そして2つ目に重要なのは、挑戦しようとする姿勢です。
日産では技術力の高い人材にニーズがあると思われがちですが、そうではありません。
確かに技術があるに越したことはありませんが、その技術を持って新たな業務改革や企画提案に挑戦できなければ意味がありません。業務内容をいち早く理解し、それに対し技術を持って改革・実行できる人材であることが求められていると感じました。

最後に必要なのがタフさです。日産の社風として、業務中の会話の中であたりが強い言い方をすることがあります。中には、これに耐えられなくなってしまう方もいました。
出世している社員は何を言われても動じない、精神的なタフさを持っている方が多い印象です。

そして、失敗を恐れずなんでもトライする方は、日産に向いているでしょう。

日産のエンジニアには、英語力・挑戦力・タフさが必要!

日産のITエンジニアの仕事内容や、求める人物像についてお伝えしました。
業務内容は非常に幅広く、多くのことを経験することができますが、その分プロジェクトごとに役割が異なるため、柔軟な対応力が求められます。
また、海外への出向の機会にも恵まれているため、英語力を活かして自動車業界の仕事に挑戦してみたいという方にはうってつけの環境ではないでしょうか。
日産への転職を検討されている方の参考になれば幸いです。

 

日産自動車へ転職するには

日産自動車のITエンジニアの仕事内容や、求める人物像について理解は深まりましたか?

志望企業へ転職するには、自分にあった転職サイトや転職エージェントに出会うことがなにより重要です。

転職成功者が転職活動を始めてから入社までに応募した企業の数は、平均して27社(ルーセントドアーズ株式会社調べ)、
情報収集には転職サイトを3つ、転職エージェントを3社利用しています。
また、選考に進むと、7社に書類通過し、一次面接通過が3社、1.5社に内定し、その後入社を決めています。

このようなデータから、複数の転職サイト、転職エージェントを利用することは現在の転職活動においてマストであることが言えるでしょう。
転職picksでは、おすすめの転職サイトと転職エージェントをご紹介します。

 

《オススメの転職サイト》

 


ビズリーチおすすめ度★★★★★

ビズリーチ公式サイト:https://www.bizreach.jp/
 
志望企業や業界が絞られている場合、ビズリーチへの登録は非常におすすめです。
ハイクラス求人の取り扱いが中心ですが、若手向けの求人も掲載されており、20代も非常に多くの方が利用している転職サイトです。
ビズリーチに登録することのメリットは、ハイクラスの求人・希少求人を扱うヘッドハンターに出会えることです。また、実績やヘッドハンタースコアを確認できるので、比較検討することが可能です。サポートを頼むヘッドハンターを選べるので、自分にあったサポートを受けることができるでしょう。

**こんな人におすすめ**
・ハイクラス(年収600万~1500万円)の求人・希少な求人を探している
・年収をあげたい
・自分にあったヘッドハンターを選びたい

 


 

キャリトレおすすめ度★★★★★

キャリトレ公式サイト:https://www.careertrek.com/
 
まずどんな求人かあるのかを見たい20代の方にオススメなのがキャリトレです。
登録時にややこしいステップを踏んだり、詳細を細かく記入する必要が無く、非常に簡単です。また、求人登録数が多いため、情報をたくさん得ることが可能です。使い方もシンプルなので、まずは気軽に使えることが大きなメリットと言えるでしょう。

**こんな人におすすめ**
・20代
・気軽に転職活動をスタートしたい
・現職が忙しく、時間をかけたくない

 


 

リクナビNEXTおすすめ度★★★★☆

リクナビNEXT公式サイト:https://next.rikunabi.com/
 
リクナビNEXTは、最大手の転職サイトとあって、求人数が非常に多く、転職サイトを利用する目的を一番果たしてくれるサイトです。サイト内には、他のリクルートのメディアと同様に様々な検索軸があり、転職先を固められていない求職者の方には抽象的なワードで求人情報を探すことができるので、便利なサービスと言えます。

**こんな人におすすめ**
・初めて転職活動を行う
・志望企業や業界が固まっていない
・多くの求人情報が見たい

 

 


 

《オススメの転職エージェント》


 

リクルートエージェントおすすめ度★★★★★


リクルートエージェント公式サイト:https://www.r-agent.com/
 
リクルートエージェントは、業界リーダーの転職エージェントということもあり、多くの企業との強い繋がりを持っています。
自分に合った求人を網羅したい、幅広い求人を提案してほしいというニーズの方は登録するのをおすすめします。
また、企業側への高い営業力があるので、非公開での希少求人がある可能性も高いでしょう。面接対策を行っており、安心して面接に臨めることも特徴です。

**こんな人におすすめ**
・幅広い求人が見たい
・他社にはない希少求人を探している
・面接対策などのサポートが必要

 

 


 

dodaおすすめ度★★★★★


doda公式サイト:https://doda.jp/
 
dodaも業界最大手の転職エージェントです。求人をたくさん提案してくれると評判ですので、幅広い選択肢を持ちたいという方、転職をはじめたばかりの方は、登録すると自分を取り巻く転職市場がよく見渡せると思います。
また、転職者満足度NO.1を獲得しており、求人やキャリアアドバイザーの質が高いと評判です。

**こんな人におすすめ**
・転職活動を始めたばかりだ
・質の高いたくさんの求人が見たい
・キャリアアドバイザーに細やかにしっかりとサポートしてほしい

 

 


 

パソナキャリアおすすめ度★★★★☆


パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
 
サポートの幅がひろいのがパソナキャリアの特徴です。転職エージェントにいくのが不安、、、という方も、幅広い層を丁寧にサポートしているパソナキャリアであれば安心して進めていけると思います。また、転職時に年収がアップした実績を豊富にもっているのもパソナキャリアの強みといえるでしょう。

**こんな人におすすめ**
・様々な業種や職種の求人が見たい
・キャリアアドバイザーに丁寧な対応を期待したい
・年収をアップさせたい

 

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