マッキンゼー・アンド・カンパニーの年収・ボーナス事情を元社員が解説!役職・年齢別の平均年収とは

コンサルティング業界の最高峰として、世界的に名高いマッキンゼー・アンド・カンパニー。権威あるトップ企業であることから、給与水準もかなり高いことで知られています。
今回は、そんなマッキンゼーの年収やボーナス事情、評価方法についてご紹介します。アナリストから始まり、アソシエイト、マネージャー、ダイレクターになるまで、年収の上がり方や仕事内容についても解説。マッキンゼーの日本支社に7年務めた元社員のAさんへのインタビュー内容を元にお届けします。

マッキンゼーの役職・年齢別の平均年収

マッキンゼー日本支社の給与は年俸と成果報酬としてのボーナスで構成されています。
ボーナス額の内訳はアナウンスされず、Aさんの印象では額としてはそれほど多くはなかったそうです。ボーナスの額が跳ね上がるのは、マネージャークラス以降です。

また、退職金は会社が積み立て運用をしてくれるそうで、Aさん自身、7年勤務後の退職金は高額だったといいます。

ではここからマッキンゼーの職位と参考年次、それに相応する平均年収額について詳しくご紹介します。職位は、全部で7段階あります。

 

1. アナリスト(平均年収650~700万円)

新卒、第二新卒はこの職位からスタートとなります。

ビジネスアナリストは課題解決のフローのなかでも情報収集や分析といった個別分野を担当し、提案の取りまとめやクライアントへのプレゼンテーションも行います。

マッキンゼーのクライアントは経営者や副社長、CFOのような経営陣なので、アナリストであっても非常にハイレベルなコミュニケーション能力とビジネススキルが求められます

 

2. ジュニアアソシエイト(平均年収1,000~1,300万円)

アソシエイトにあがる前の段階です。ここから、給与は1,000万円台になります。

アソシエイトとしてキャリアを積むだけでなく、海外のビジネススクールへ留学をしたり、常駐先でリーダーシップを執る経験を積む人もいます。

 

3. アソシエイト(平均年収1,300万~上限不明)

中途入社の方はこの職位からのスタートとなることが多く、平均年齢でいうと30歳くらいの方が多いそうです。一方で、新卒/第二新卒で入社をした社員の場合は、26歳くらいでこの職位に到達します。

個別分野の担当だけでなく、プロジェクト全体にわたる取り組みに関わります。

 

4. マネージャー(平均年収1,600~2,000万円)

上司としてメンバーを持つようになる職位です。基本給は1つ下の職位のアソシエイトと同等ですが、ボーナスの水準が一気にあがり、年収総額も跳ね上がります

 

5. アソシエイト・プリンシパル(平均年収2,000~3,000万円)

プリンシパルの手前の職位です。年収は大きくあがり、最低でも約2,000万円となります。

 

6. プリンシパル、パートナー(平均年収5,000万円〜)

ここからは、経営者相手に営業をして自らコンサル案件を受注する役割を担う、言わば「別格者」です。この職位までに、転職・独立を選ぶ社員も多く、マッキンゼーに社員として残るかどうかを、自ら判断した上で残った人達となります。

 

7. ダイレクター(年収不明)

プリンシパルの上の最高職位で、個人の力で直接仕事を進めるような、職位です。

 

 

マッキンゼーで年収を上げていくためにはどうしたらいい?

以上のように、マッキンゼーの職位は7段階に分かれています。では、実際にどのようなペースで昇格が進んでいくのでしょうか。

Aさん曰く、基本的には3年で次のレベルに上がれない場合は、退職となるそうです。周りが昇格する中で自分だけ残ってしまう形を避けるべく、自ら辞めていく人が多いということです。もしくは、辞めずにHR部門やリサーチ部門などのバックオフィス系に異動する人もいます。この場合、コンサルタントよりも給与レンジは多少低くなります。

また、最近は専門職部門用の年収レンジも設定されたそうです。マーケティングやデータ・アナリティクスなどの専門分野を担う部署で所属人数は多くありません。

この新設部署には、専門職スタッフを手元に置くという意図もありますが、ご家庭の事情で昇格を望まない・望めない環境にいる、優秀でアウトプットも一流の社員のための措置、という意味合いもあるそうです。

 

マッキンゼーで年収を左右する評価事情のリアル

元社員のAさんは当時海外での案件を担当し、現地で業務に関わっていたのですが、その頃その一帯はデモが起こる直前であり、治安が不安視されていました。Aさんは上司に治安についての相談をしましたが、ただ「気をつけて頑張ってきて」と言われただけだったそうです。しかし、その案件はAさん自らが立候補して担当していた案件。Aさんはそれでも現地で懸命にプロジェクトに取り組みました。

少々ドライな印象を受けるエピソードではありますが、本人の希望ややる気を受け止め、それにチャンスを与えてくれる会社であり、また与えたチャンスに対してはシビアにコミットすることを求める会社であることがわかります。

こうした企業風土のなか、プロフェッショナルとしてプロジェクトに邁進できるかどうかが、マッキンゼーで評価される秘訣かもしれません。

 

マッキンゼー転職者の年収実績

マッキンゼーへ中途入社した転職者の年収実績は以下の通りです。

前職 年収
Aさん 32歳 双日 1700万円
Bさん 37歳 ATカーニー 2500万円
Cさん 30歳 ドイツ証券 1800万円

マッキンゼーに転職する方はすでに年収1000万は越え、2000万円ちかくかそれ以上という世界でもトップレベルの給与水準の方が多いと言えます

 

 

評価が良いと、年収は100万単位でアップする

職位や、昇格のペースについてご紹介してきましたが、職位がそのままでも、評価によっては昇給するチャンスがあります。そのチャンスは1年に1回で、担当マネージャーの評価によって決定されます。評価がいいと100万円単位で昇給します

評価の基準は、シンプルに「クライアントのイシュー(課題)にコミットできたかどうか」だといいます。

 

マッキンゼーが求める人物像

上記のシンプルな評価基準からもわかる通り、マッキンゼーはクライアントに最大級に貢献できる人物を求めています。それを判断する立場であるマネージャーたちは、部下の仕事のアウトプットだけではなく、打ち合わせの際に部下が使った言い回しなどの細かい部分まできっちりと見ているそうです。

マッキンゼーには「Only McKinsey can do」という言葉があります。社員たちは常に「この仕事は、本当にマッキンゼーにしかできない仕事か?」「最高峰であるマッキンゼーの仕事として、本当に見合っているのか?」という視点を持っているといいます。

日頃の業務にマッキンゼーとしてのプライドをもって取り組み、常に最大のパフォーマンスを出すことが期待されているのです

 

最高峰企業ならではの高年収と緊張感

マッキンゼーの年収や職位について、リアルな事情をご紹介しました。

給与水準が高い分、昇格できないと退職するなど厳しい環境である様子が伺えると思います。

高いパフォーマンスを常に求められる緊張感のある環境だからこそ、社員も誇りとプライドを持ってクライアントに対峙し、コンサルティングの最高峰企業として権威を保ち続けているのでしょう。

この記事のまとめ

☑マッキンゼーの職位は7段階、給与は年俸と成果報酬としてのボーナスで構成されている
☑転職者の年収は1000万越え~2000万円、またはそれ以上という世界でもトップレベルの水準
☑クライアントに最大級に貢献できる人物が求められている

 

マッキンゼーへ転職するには

マッキンゼーの年収・ボーナスについて理解は深まりましたか?
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