2023.12.06

LINE

LINEヤフー株式会社に転職するのは難しい?中途採用成功のコツや面接対策を解説

LINEヤフー株式会社は、国内総利用者3.2億人超、売上収益1兆円超えと名実ともに国内最大規模のインターネットサービス企業です。2023年10月に本格的に新体制をスタートさせ、転職市場でも注目を集めています。この記事ではLINEヤフー株式会社の転職難易度や転職するコツ、面接対策についてくわしく解説します。転職を考えている方は是非参考にしてみてください。

 

LINEヤフー株式会社に転職するコツ

LINEヤフー株式会社は、国内を代表するインターネットサービス企業です。合併前から変化を恐れず、チャレンジする社風があり、現在もその社風を引き継ぎ、変化を楽しめる人や変化への順応性がある人、課題を自分ごととして捉えられるが求められています。

書類選考や面接を通して、これまでの経験から変化に順応しつつ課題を解決した事例などをアピールできると良いでしょう。

 

LINEヤフー株式会社への転職は難しい?


LINEヤフー株式会社は合併してからまだ間もないため、転職難易度に関する新しい情報はまだ十分に集まっていません。合併前の旧LINE株式会社、旧ヤフー株式会社、どちらも転職難易度が高めだったことからLINEヤフー株式会社への転職も容易ではないといえるでしょう。

旧ヤフー株式会社では、18歳以上30歳以下の方なら、ポテンシャル採用枠があったため、十分なキャリアがなくとも挑戦できる仕組みがありました。LINEヤフー株式会社では、今のところ即戦力重視のキャリア採用のみとなっています。

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LINEヤフー株式会社の中途採用募集職種

2023年11月現在、LINEヤフー株式会社で募集されている中途採用職種を4つの領域ごとにご紹介します。

 

エンジニアリング

エンジニアリングは、サービスID連携サービスやYahoo!検索の機能改善など、LINEヤフー株式会社が有するさまざまなサービスの開発やインフラ・セキュリティ・データ領域の開発、また関連領域の開発研究業務を行う部署です。

ここではLINE/ヤフー各サービスまたはグループ企業のサービスIDとプロフィールを連携する全社的なコア認証プラットフォームの新規開発〜運用・保守に関わるポジションを紹介します。

シニアソフトウェアエンジニア/Z Account Platform

  • ポジション概要
    ID連携基盤システムの開発/データ連携プラットフォームの開発リード
  • ミッション・展望
    LINEとヤフーIDなど、サービスIDおよびデータ連携を実現し、顧客により便利で新しい体験を提供する
  • 求める人物像
    データの未来に可能性を感じている人
    不確実性を楽しみ、前向きで建設的な議論ができる人
    自身の興味領域に対する学びを継続できる人
    周囲に対して敬意を持って接し、円滑なコミュニケーションができる人
    担当プロダクト / システムの責任者の一人として、技術的または環境的に困難な課題に立ち向かい解決しようとする姿勢
  • 必要な経験/スキル
    Unix/Linux の基礎知識
    WEBアプリケーションの開発経験
    設計、開発、テスト、保守運用の一連の経験
    CI/CDを用いた開発経験
    コンピューターサイエンスの知識、またはそれに準ずる実務経験
    チーム開発において技術的にリードした経験 (以下のいずれかの経験が必要): PMや各ステークホルダーと連携しながら技術的な観点から大方針の提案や意思決定に貢献した経験/自ら主導的にインシデント対応をリードした経験/チームやプラットフォームのビジョン、それに向けたロードマップを示し、メンバーケアをしながら、開発〜プロダクトデリバリまでを一貫して推進した経験
  • あると望ましい経験/スキル
    SDKの開発経験
    セキュリティに関する知見
    大規模トラフィックへの対応経験
    分散処理(gRPCやKafkaなど)の技術を利用した経験
    NoSQLを利用した経験
    OAuth 2.0やOpenID Connectの技術的な知識
    BtoC向けサービスやプラットフォームの開発・運用経験、またはIdentify Providerとして提供側の経験
    外国語(主に英語、韓国語)でのコミュニケーションに抵抗がない人

Z Account Platformのシニアソフトウェアエンジニアは、ユーザー数が日本の人口の8割近くになるLINEヤフー株式会社の新規ID連携基盤システムの開発に携わるポジションです。新規開発から持続的な運用をエンジニアとして行います。

賃金形態は固定残業代を含む月給制で、基準給与は月額60万円〜87万円、想定年収は900万円~1,311万円とのことです。

 

デザイン

デザインは、自社や連携サービスのブランディング・マーケティングに関わるあらゆるデザイン業務を担う部署です。

こちらの部署では2024年2月現在、中途採用を行っていませんが、新卒採用ではUI/UXデザイナーポジションの募集が行われています。

UI/UXデザイナーポジションは、LINEヤフー株式会社が提供している各種デジタルプロダクトの開発に企画段階から携わり、UXデザインやユーザーニーズ分析、UIデザインなどの幅広い分野を担当するポジションです。

クリエイティビティとデザインスキルを活かして、事業課題の解決と事業成長に貢献することができます。

 

企画・マーケティング

企画・マーケティングは、LINEヤフー株式会社が手がける多数の事業・サービスの企画設計やマーケティング業務を行う部署です。

ここではYahoo!検索サービス(コマース領域)における事業戦略策定および事業推進、サポートを担うポジションを紹介します。

事業戦略・事業企画/Yahoo!検索(コマース領域)

  • ポジション概要
    検索サービス(コマース領域)における事業戦略策定・事業推進
  • ミッション・展望
    Yahoo!検索(コマース領域)のあらゆる事業課題解決への取り組みを通じた、サービス成長の牽引
    サービス拡充およびGMV・収益拡大をしていくための事業企画、プロダクト改善等の推進
    既存サービス・機能の拡大計画や、新規サービス・機能の拡大戦略の立案
    サービス事業拡大および品質向上のためのKPI分析、改善提案・実行
    重要イシュー解決のために社内外の関係部署と連携しながら、さまざまな取り組みをリード
  • 求める人物像
    事業課題に対して、自発的・主体的に取り組める人
    課題解決のための道筋を描ける方、または解決に向けての取り組みをリードしていける人
    広い視野と柔軟性を持ち、多数のステークホルダーと協調しながらバランスよく業務を進められる人
    課題解決および企画実行のために、客観的事実や定量的分析を用いて自らの考えを論理的に資料にまとめ、議論ができる人
    一律の正解がない問題にも前向きに取り組み、スピードと品質を両立し、解決に導ける人
  • 必要な経験/スキル
    事業戦略策定、事業計画策定、KPI管理/運営などの経験
    マーケティング施策の企画、実行などの経験
    企画書、提案書等の作成および経営幹部に向けたプレゼンの経験
    顧客との折衝や社内外のステークホルダーとの調整経験
    組織マネジメント経験
  • あると望ましい経験/スキル
    新規事業/サービスの立ち上げ経験
    ユーザー調査やユーザー体験設計の経験
    プロダクトマネジメントの経験
    企画、要件定義の経験

Yahoo!検索の事業戦略・事業企画は、Yahoo!検索のなかでも注力領域である「コマース領域」において、新規プロダクト・機能の企画立案・推進、および流通額の拡大を目指し事業計画策定や事業KPI管理などを担うポジションです。

賃金形態は固定残業代を含む月給制で、基準給与は月額40万円〜73万円、想定年収は600万円~1,110万円とのことです。

 

コーポレート・サポート

コーポレート・サポートは、LINEヤフー株式会社が会社として成長を続けるために、財務経理や法務、コンプライアンス、総務・人事などの業務を行う部署です。

こちらの部署では2024年2月現在、新卒・中途ともに採用を行っていませんが、過去には通訳や金融犯罪対策、障がい者サポートなどのポジションが募集されていました。

 

LINEヤフー株式会社の選考フローと面接対策


LINEヤフー株式会社の中途採用では、どのような選考フローが採用されるのでしょうか?今後、合併の影響により変化がみられる可能性もありますが、現時点での選考フローとこれまでの面接の傾向等をまとめ解説します。

 

選考フロー

LINEヤフー株式会社の中途採用選考フローは、書類選考→課題選考/適性検査→面接(複数回)→リファレンス・バックグラウンドチェック→内定となります。基本的に面接はZoomを使用したオンラインでの面接となるようです。ポジションによって面接回数は増減しますが、2〜3回程度です。

デザイン職は、ポートフォリオ提出を求められることもあります。

 

面接対策

面接では、志望動機やなぜLINEヤフー株式会社に入社したいのかを質問されます。また変化への順応性や「変化して成功した経験が重視される傾向が強いため、面接で関連する質問をされる可能性が高いでしょう。

「経験から学ぶ姿勢があるか」「変化を楽しむ前向きさがあるか」という2点は、合併前から重視されているポイントですので、今後も引き続き評価の視点としてチェックされると思われます。関連するエピソードを用意しておくと安心です。

もちろん、LINEヤフー株式会社の『 「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。』という企業理念(ミッション)・バリューへの共感も重要です。

 

LINEヤフー株式会社へ転職を成功させるためのコツ

LINEヤフー株式会社への転職は簡単ではありません。転職を成功させるために4つのコツを紹介します。

 

ミッション・バリューを理解する

まずはLINEヤフー株式会社のミッション・バリューを理解することが非常に重要です。

LINEヤフー株式会社では働き方の行動指針なるよう、具体的なミッションとバリューをしめしています。転職志望者は行動指針を理解しておくことで、LINEヤフー株式会社で求められる働き方やビジョンをイメージしやすくなるでしょう。

 

自分自身のスキル・経験を棚卸しする

自分自身のスキルや経験を棚卸しし、改めて見直すことで、企業に求められている自身のスキルや経験をアピールすることができるようになります。自己分析で得た情報と企業研究で見えた特徴を照らし合わせ、どのスキルや経験をアピールすれば良いのか見極めると、面接対策にも活かせるでしょう。

 

企業研究をしっかりと行う

LINEヤフー株式会社は、2023年10月に合併して間もないため、新会社の企業研究をいかにしっかり行えるかがポイントです。インターネット上には合併前の企業情報も多く残っており、鵜呑みにすると誤った情報で転職活動を行うことになってしまいます。

LINEヤフー株式会社の企業研究を行う際には、「公式の情報かどうか」「合併後の情報かどうか」に注意して行うようにしましょう。

 

転職エージェントを利用する

LINEヤフー株式会社は転職難易度が高く、優秀なライバルも多いと考えられます。面接対策や選考書類の作成に不安がある方は、転職エージェントを利用すると強力なサポートを受けられます。

旧LINE株式会社、旧ヤフー株式会社への内定実績をもつエージェントが在籍している 【エージェントファインダー】なら、選考書類の添削や面接対策もしてもらえるので内定確度が高まります。

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LINEヤフー株式会社の転職に向いている人は?

LINEヤフー株式会社に向いている人はどのような人なのでしょうか。LINEヤフー株式会社で働く社員の声をもとに、3つの観点から解説します。

 

新しい事業やサービスへの挑戦をいとわない人

LINEヤフー株式会社では多種多様な事業を展開しており、新しいサービスが次々展開されていくため、新しい事業やサービスへの挑戦をいとわない人に向いています。社員インタビューでは、「新しいチャレンジには新たな知識が必要で難しさがあるものの、その度に経験値が増えて視野も広がっていくのを感じる」と語られています。

新しい事業やサービスを立ち上げるときの苦労や困難を成長の機会ととらえ、挑戦できる人が求められています。

 

常に成長したい人

常に成長したい人にも、LINEヤフー株式会社は向いています。社員インタビューには、「未熟さも成長も感じられるためとても良い環境で、新しいチャレンジや成長機会を探している人にはきっとぴったりだ」とありました。

求められているのは、未熟さや失敗をバネに自分を奮起させて成長できる人です。

 

ユーザーファーストの視点をもってやり抜ける人

LINEヤフー株式会社は、ユーザーファーストの視点をもってやり抜ける人にも向いています。LINEヤフー株式会社の出澤剛代表取締役社長CEOは、ホームページのCEOメッセージで、「圧倒的に素晴らしいサービスを生み出すためには、常にユーザーファーストの視点を持つことが重要と考えている」と語っています。

今後も消費者が満足するサービスを提供し続けるため、ユーザーファーストの視点をもって、消費者の満足のために徹底的にやり抜く人が求められています。

 

2023年10月LINEとZホールディングスが合併、LINEヤフー株式会社へ

LINEヤフー株式会社は、2023年10月1日に旧LINE株式会社と旧ヤフー株式会社、持ち株会社であったZホールディングスの3社が合併し生まれた会社です。

旧Zホールディングスと旧LINE株式会社は、2021年3月1日に経営統合し、日本最大級のユーザー規模を誇る企業となり、今回の吸収合併で、GAFAなどの世界的テック企業と戦える国内最大規模のインターネットサービス会社となりました。

2023年10月以降、LINEアカウントとYahoo! JAPAN IDの連携ができるようになり、2023年11月末には旧Yahoo!プレミアム会員がLYPプレミアムにアップグレードされるなど、両者が統合することにより、さまざまなサービスがアップデートされると期待されています。

 

合併による中途採用状況への変化は?

転職志望者にとっては、中途採用状況の変化が気になるところでしょう。
旧Zホールディングスは2023年4月より中途採用を凍結していましたが、2023年10月1日から中途採用を再開しています。

旧ヤフー株式会社の2022年3月時点の新卒・中途採用比率は、新卒34.4%、中途65.6%と積極的に中途採用を行っていました。旧LINE株式会社もこれまでは年間400人規模で中途採用を行っており、旧LINE株式会社と旧ヤフー株式会社を合わせた2023年3月期の採用実績は、新卒723名、中途採用3,184名と新規採用者の8割が中途採用でした。

今後も即戦力となる中途採用を積極的に行うと考えられます。

 

LINEヤフー株式会社の採用に対する姿勢

これまで旧LINE株式会社と旧ヤフー株式会社の持株会社であったZホールディングスでは、グループ各社の多様性を尊重し、それぞれが事業戦略に基づいて採用・登用を進めていました。

今後の方針は現在発表されていませんが、経営戦略と連動し、新たな指標や目標を策定するとのことです。

LINEヤフー株式会社の代表取締役社長 CEOとなった出澤剛は、合併後にリリースされた社内インタビュー記事で「変化を楽しめる集団・組織」を作り出したいと語っています。

変化してうまくいった経験や変化への順応性が最も重要だとのことです。

 

転職前に知っておくべきLINEヤフー株式会社の企業情報

会社名 LINEヤフー株式会社
本社所在地 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
代表者 代表取締役会長 川邊 健太郎
代表取締役社長 CEO 出澤 剛
代表取締役 CPO 慎 ジュンホ
設立 1996年1月31日
資本金 2,474億7,300万円(2023年8月末時点)
従業員数 約10,000人以上(単独/2023年9月時点)

 

LINEヤフー株式会社の事業内容

LINEヤフー株式会社は、コミュニケーションアプリ「LINE」と総合インターネットサービス「Yahoo!JAPAN」を提供していることで有名です。メディア運営によるインターネット広告事業やコマース事業、PayPayをはじめとした戦略事業を展開しています。

運営しているメディアは、以下のとおりです。

  • Yahoo! JAPANアプリ
  • Yahoo!検索
  • Yahoo!リアルタイム検索
  • Yahoo!ニュース
  • LINEニュース
  • LINE オープンチャット
  • スポーツナビ
  • Yahoo!不動産
  • Yahoo!ファイナンス
  • carview!

コマース事業も多岐にわたっており、以下のeコマースサイトを運営しています。

  • Yahoo!ショッピング
  • LINEショッピング
  • LINEギフト
  • ZOZOTOWN
  • LOHACO
  • Yahoo!マート
  • Yahoo!トラベル
  • 一休.com
  • Yahoo!ロコ
  • Yahoo!プレミアム
  • LYPマイレージ
  • Yahoo!オークション
  • Yahoo!フリマ など

 

業績

LINEヤフー株式会社の直近5年間の業績は以下のとおりです。

決算期 売上収益
2022年度 1兆6,723億7,700万円
2021年度 1兆5,674億2,100万円
2020年度 1兆2,058億4,600万円
2019年度 1兆529億4,300万円
2018年度 9,547億1,400万円

2022年度と2021年度を比較すると、売上収益は前期比109%で好調です。直近の売上収益(2023年度第2四半期)も前年比119%となり、第二四半期の業績として過去最高となっています。好調な業績の背景には、下記の事柄があります。

  • eコマース取扱高が改善されたことによる増収増益
  • Yahoo!トラベルや一休.comなどのトラベルの2桁成長
  • Yahoo!ショッピングとZOZOTOWNの併用利用者の増加 など

 

LINEヤフー株式会社の平均年収

LINEヤフー株式会社は、まだ有価証券報告書が作成されていないため、公式での平均年収の発表はありません。

求人情報によると、中途採用での平均年収は450万円〜1,050万円前後と記載されています。固定残業制が採用されており、基礎給プラス毎月35時間分の固定時間外手当が支給され、さらに固定時間を超過した場合は、超過勤務手当が別途支給されるそうです。

合併前の旧LINE株式会社、ヤフー株式会社、Zホールディングスの平均年収は、3社とも750万円以上となっていたため、合併後も平均年収が下がることはないと見られています。

 

LINEヤフー株式会社の社風

LINEヤフー株式会社は、合併前から意見をフラットに言える社風で知られています。社員インタビューでも、年次にかかわらず自分の意見を言えるとの声が目立ちます。

また、合併前からウェルビーイングの向上に務めており、現在もグッドコンディションサポートや多様な働き方をサポートする仕組みが整えられています。

 

LINEヤフー株式会社の企業理念

LINEヤフー株式会社では、『「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。』をミッションとして掲げています。

「WOW」を追求するというのは旧LINE株式会社のミッションで、「WOW」という初めての体験で、他人にも共有したくなるような感動をもたらすことを意味しています。「!」は旧ヤフー株式が合併以前から大切にしていた価値観で、想像以上の体験やこれまでの延長線上ではない創造性を意味しています。

LINEとヤフーのミッションや価値観が合わさり、新たなミッションが生まれました。このミッションを実現するために定義した働き方が、以下の3つのバリューです。

  • ユーザーファースト
  • やりぬく
  • 少数精鋭

ユーザーファーストは「データを基に俯瞰で判断」「細部へのこだわりが違いを生む」「信頼を勝ち得る」の3つから成り立つ行動指針です。日常的に「ユーザーが求めているのか」「ユーザーがより便利になるのか」の判断指針を持ち、行動することが求められます。

やりぬくは「本質に集中」「圧倒的当事者意識と成果へのこだわり」「プロフェッショナリズムの徹底」の3つから成り立つ行動指針です。できない理由ではなく、できる方法を模索し、成功するまで挑戦するスタンスが求められています。

少数精鋭は「率直な議論から導く決断」「ゴールに向かって同期し続ける」「挑戦を共に楽しむ」の3つから成り立つ行動指針です。熱意を持って無駄なく最短距離でプロダクトを仕上げるためには、少数精鋭のチームが必要です。チームメンバーとなるそれぞれが熱意とケーパビリティを持ってプロジェクトに臨む姿勢が求められています。

 

LINEヤフー株式会社の福利厚生


LINEヤフー株式会社の福利厚生や働き方、支援制度を解説します。

 

働き方

LINEヤフー株式会社では、ワークライフプランを実現しつつ、安心して働き続けられるような環境が整えられています。

日本国内でインターネットの接続環境が整っていれば、業務に支障が出ない範囲でのリモートワークも可能です。リモートワークの場合、LY Working Style手当がつきに1万円弱支給されます。さらに、出社時は支給額の上限を超えない限り、交通費が実費支給されるため、新幹線や飛行機での通勤も許可されています。

また、社員が始業時間と終業時間をアレンジできるコアタイムなしのフレックスタイム制が導入されています。

合併前の旧LINE株式会社とヤフー株式会社では、オフィス環境の改善にも力をいれていましたが、合併後も引き続き、快適なオフィス環境が提供されています。オフィスは原則全館フリーアドレスで、用途に合わせ、それぞれが自由にパソコンで仕事できるように設計されています。また、通常のデスクだけでなく、スタンディングデスクや集中ブースを設けるなど、豊富なバリエーションが用意されているようです。

 

福利厚生

LINEヤフー株式会社は、社員が日々健康かつ安全に仕事に取り組める環境の整備に力を入れています。各種社会保険の完備だけでなく、万が一への備えも行っており、安心して働ける環境づくりにも積極的に取り組んでいます。利用できる福利厚生は以下のとおりです。

  • リモートワーク
  • フルフレックス制
  • ハッピーフライデー(土曜祝日振替休暇)
  • 積立有休
  • LY勤続表彰
  • 懇親会費用補助
  • サークル活動
  • 健康診断
  • 感染症の特別休暇
  • 選択型確定拠出年金制度
  • 財産形成貯蓄制度(財形)
  • 株式累積投資制度(るいとう)
  • 長期所得補償制度
  • 総合福祉団体定期保険(遺族生活保障制度)
  • 時短・時差勤務
  • 産前休暇
  • マタニティ休暇
  • 育児休業
  • ベビーシッター利用支援
  • F休暇
  • プレグナンシーサポート
  • 介護休暇
  • ノーマライゼーション休暇

フルフレックスや時短・時差勤務、育児や介護・不妊治療による休職制度など、ライフスタイルやライフステージに合わせて働き方を選べる点が魅力です。同性カップルや障がい者が利用できる制度も用意されており、働く環境を整えやすくなっています。

 

人材育成・支援制度

LINEヤフー株式会社では、人材育成も活発に行われており、ビジネススキル研修や社員向け研修制度やGLOBIS学び放題を無償で利用できます。語学研修も全額会社負担で受講可能です。そのほかには「次世代リーダーの創出」を目的として創設された企業内大学の「LINEヤフーアカデミア」を受講することもできます。

また、勤続10年以上の正社員は「サバティカル休暇」を取得できます。サバティカル休暇は、キャリアや経験、働き方を見つめ直し、改めて考える機会を作ることにより、さらなる成長につなげるのが目的です。2〜3カ月の範囲で取得可能で、休職中の一定期間、支援金が支給されます。

 

LINEヤフー株式会社の転職に関するよくある質問

最後にLINEヤフー株式会社の転職に関するよくある質問をまとめました。転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

LINEヤフー株式会社の強みは?

LINEヤフー株式会社は、LINEとヤフーが合併したことにより、日本で最大級のユーザー数を誇るインターネットサービス企業となりました。特に、コミュニケーション、情報、決済の3つの領域においては、日本のインターネットユーザーに圧倒的なリーチ力を誇ります。

合併により、GAFAとも競える国際的なインターネットサービス企業になることが期待されています。

 

LINEヤフー株式会社の女性比率は?

LINEヤフー株式会社に合併後の女性比率はまだ発表されていませんが、2023年9月30日時点の公式発表によれば、Zホールディングスグループ全体で40.3%、女性の管理職登用率は23.7%となっています。

今後も多様性の確保を人材面での課題とし、多様性を尊重し新たな価値創造を加速させたいとのことです。

 

LINEヤフー株式会社の採用大学は?

LINEヤフー株式会社の採用ページによると、採用大学は問われません。 社内には高専、専門、大学(学士・修士・博士)と多様な経歴の社員が在籍しています。

 

LINEヤフー株式会社の転職の倍率は高い?

LINEヤフー株式会社の転職倍率は公表されていません。中途採用比率は旧LINEが93%、旧ヤフーが65%と高く、中途採用で入社できるチャンスが広く用意されていると考えて良いでしょう。ただし、人気企業で就職難易度が高いため、事前対策は必須です。

 

LINEヤフー株式会社の選考に学歴は関係ある?

学歴は関係ありません。実際にLINEヤフー株式会社では、高専や専門、大学など多様な学歴の方が活躍しています。

 

LINEヤフー株式会社に転職するには

LINEヤフー株式会社は今後も日本を代表するインターネットサービス企業としてますます発展していくでしょう。転職難易度の高い同社への転職を成功させるには、内定実績豊富な転職エージェントへの相談が近道です。

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