2019.09.09

KPMG

KPMGの面接では何を聞かれる!?現役社員が選考フローを解説

コンサルティング企業では、自主的に仕事を取りに行く姿勢が求められます。積極的な提案はもちろん、継続的な勉強や情報収集も必要になりますので、自立して動ける人材であることが重要です。加えて、KPMGコンサルティングは、1つのプロジェクトにチーム単位で取り組むことがほとんどなので、コミュニケーションスキルを持ち合わせているか、協調性のある人材かどうかが非常に重要です。

今回はKPMGはどのような人材を求め、どのような面接をするのか、KPMGに在籍していた筆者の体験談も交えながら解説します。

 

なぜKPMGで働きたいのかを明確にする

KPMGはBig4と呼ばれる、世界で最も大きい会計・コンサルティングファームの一つです。そのため、他のBig4のファームと比較されることもしばしばあります。
面接では、他のファームのコンサルティング部門にも応募しているか等、Big4を意識した質問をされることもあります。他のファームより「なぜKPMGで働きたいのか」という理由を説明できるようにしておきましょう

また、コンサルティングの経験自体は必須ではありませんので、今までの仕事の経験を交えて「自己管理ができ、積極的に業務に取り組む姿勢」と「チームと協力して働く姿勢」を持っていることをアピールすると良いでしょう

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KPMGの選考フロー


KPMGの採用ページへ直接エントリー、もしくは転職エージェントを通してエントリーし、履歴書・職務経歴書を提出します。適性検査通過後は、複数回(通常1~2回)の単独面接を受け、面接を通過するとオファー面談に進みます。
グループ・ディスカッションなど、他の応募者と合同で行う選考はありません

 

各選考フローでの詳細

ここからは各選考フローでの詳細をお伝えします。

 

書類選考

履歴書、職務経歴書による選考になります。

 

特に決まったフォーマットはありませんので、転職エージェント等のアドバイスを参考にしながら、作成・提出します。
およそ1週間程度で回答が来ました。

 

適正検査

書類選考に通ったら、リクルートキャリアのSPIを受験します。
能力検査では、「言語分野」「非言語分野」、英語のテストを受けます。また性格検査も含まれています。

 
受験は、テストセンターでの受験を案内されます。

 

面接(1~複数回)

面接官1~2名との単独の面接になります。
グループ・ディスカッション等、複数の応募者が集まる選考はありません。
時間はおよそ30分~1時間程度で、志望動機、これまでの職務経験などを聞かれます。

 
「たとえばプロジェクト内で意見の食い違いが起きた場合はどうするか」など、問題に対してどのように対処するかを答える質問もされます。
入社後に、どのようなプロジェクトで働きたいか、どのようなコンサルタントを目指したいか、英語を使った仕事に意欲があるかどうかなどが聞かれます。
私が実際に面接を受けた時には入社後のキャリアステップの希望を重点的に質問されました。和やかにミーティングをしているような雰囲気で、圧迫面接のような強いプレッシャーを感じることはありませんでした。
オファー面談前の面接は基本的には1~2回ですが、応募者が多数の場合など、場合によっては3回以上になる可能性もあります。

 

オファー面談

パートナーまたはディレクター2名との単独面接になります。
所要時間は30分~1時間程度です。
志望動機、これまでの経歴・実績の他、コンサルティング分野での経験の有無を確認されます。
(応募要件でコンサルティング経験は必須ではありません)

 
最終的にKPMGに入社する意思があるか、いつ頃から働けるかなど、具体的な条件のすり合わせもあります。給与や入社時の職位も、この面談の内容により決まりますので、現在の年収や希望額など、情報を整理して臨みましょう。入社後のキャリアステップの希望がある場合も、この面談で伝えます。
福利厚生の内容についても、確認しておきたいこと・伝えておく必要があること(産育休の希望など)はきちんと話せるよう準備しましょう。
こちらも基本的に和やかな雰囲気で、仕事内容だけでなく、部活動などの課外活動について聞くこともできます。

 

事前準備は何をしたらいい?

前述したように、コンサルティング業界での経験は必須ではありません。いままでの仕事で身に付けたスキルをどのように活かしていきたいか、具体的に話せるように準備しましょう。
マネジメント経験がある方は、リーダーシップがある点もアピールすると良いです。
加えて、入社後のキャリアステップや目標についても、答えられるようにしましょう。意欲的に業務やスキル向上に取り組むことができる人材か、見られています

業務で課題に直面した際に、どのように対処するか、という質問もよくされています。
私が実際にされた質問で、「今までの仕事の中で、自分の努力・取り組みによって乗り越えた経験」を聞くものがありました。IT開発のプロジェクトマネジメント経験があったため、大規模システム開発のプロジェクトを、関連部署を取りまとめて成功に導いた話をしました。

いずれも、課題解決能力を見られる質問ですから、今までの経験で「苦労したこと」「やりきったこと」を整理しておきましょう

 

競合(Big4)の調査もしておこう

Big4についても質問されることがあります。他の監査法人系ファームとの比較をした場合は、「なぜKPMGグループ」が良いのか、という理由を準備しましょう。
他のBig4のファームと比較して、官公庁系のクライアントが多い点、チームワークをより重視する社風であるなど、情報収集しておくと良いです。

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KPMGが求める人物像を熟知
KPMGのマネジメント層・現場との豊富なリレーション
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面接官と対話するような気持ちで挑もう

面接での質問は、オーソドックスなものが多い印象です。「自分の能力」を明確にし、KPMGでは「どのように仕事に貢献できるか」、競合と比較した上でなぜKPMGなのか、「KPMGを選んだ理由」を自分の言葉で話せるように準備しましょう。
雰囲気は形式張ったものではないので、面接官と対話をする気持ちで挑みましょう。

この記事のまとめ

☑「なぜKPMGで働きたいのか」という理由を説明できるようにしておく
☑コンサルティング業界での経験は必須ではない
☑他のBig4のファームと比較し情報収集しておくと良い

 
筆者プロフィール:Megumi
事業会社のシステム部にて、システム開発のプロジェクトマネジメントを経験後、KPMGに転職。ITコンサル、会計監査に従事。

 

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