デロイト トーマツ コンサルティング合同会社は、デロイト トーマツ グループの傘下のコンサルティング会社です。1993年頃に日本でのサービスを開始し、日本国内はもちろん、世界各国の産業をコンサルティングビジネスによって支えています。2,675名(2018年11月末日現在)を誇り、様々な分野のコンサルティングのプロが所属しています。
今回は、そんなデロイトの社風について、実際に在籍していた社員のSさんにインタビューを行いました。 |
目次
コンサルは実力主義社会?デロイトは実際どうなの?
コンサルティング会社といえば、実力主義社会で、成果を出せないと切り捨てられていくようなイメージを持っている方も多いかと思います。
実際、転職picks編集部が複数社にインタビューを行った結果、なかなか思うような実績を出せないと居心地が悪くなり自ら去っていく、という人が多い業界だということも分かりました。
しかしSさん曰く、デロイトにはそのような厳しい実力主義文化とは少し違った文化が定着しているそうです。というのも、デロイトでは入社して1年ほどであれば、すぐに成果を出せなかったとしてもその人の育成を周囲が助けるという雰囲気があります。即戦力になれなかったとしても、しっかりと自分のスキルを磨いていくことで会社から認めてもらえる雰囲気があるのです。
その姿勢は、採用の時点でも顕著です。デロイトの採用では、他業種からの応募者も積極的に受け入れています。Sさんも、前職はコンサルティングではなく事業会社に勤めていたといいます。この採用の際に重視されるのは、コンサルティング業界での経験や知見ではなく、ある問題に対して0からストーリーを組み立ててアウトプットを提示できるか、というロジカルシンキング力です。そのため、業界未経験であっても現場でじっくりと成長することができるのです。コンサルティング業界に初めて足を踏み入れるなら、最適な企業であると言えるでしょう。
なお、上述したような日本企業的な特徴は福利厚生にも反映されており、退職時には退職金が出るなど、他のコンサルに比べて福利厚生が手厚く整っているのもポイントです。
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デロイトの社風とは?「日系企業らしさ」も!
そんなデロイトにはどのようなタイプの人が集まっているのでしょうか。
Sさん曰く、「あの人は〇〇の人」と言えるような、何かしらの自分だけの軸を持っている人が多いといいます。そのため経験や得意分野も人によって千差万別で、非常に様々な個性が集まっているのですが、それぞれが互いを受け入れる文化があるといいます。出自や人柄などが違っても、お互いを尊重し認め合う雰囲気があるのです。
また、他の外資系コンサルなどに比べて日系企業らしさが濃いのも特徴です。
デロイトの社員は7段階の職位に分かれているのですが、その職位によってはっきりと上下関係があるといいます。職位がひとつ違うだけでも周囲の対応や心遣いが変わるというのは、まさに日系らしい雰囲気ではないでしょうか。
また、これは所属するユニットにもよるのですが、ユニットによっては体育会系であったり、飲み会が頻繁に行われるケースも多いそうです。ただ、反対にのんびり落ち着いた雰囲気のユニットがあるのも事実です。
このようにユニットによって雰囲気が大きく変わるので、職務内容でユニットを選ぶのではなく、自分の性格に合う雰囲気かどうかでユニットを選ぶ人も多いそうです。
デロイトで活躍できる人材とは?
最後に「人」という切り口で社風をお伝えしたいと思います。デロイトでは、どのような人材が活躍できるのでしょうか。
Sさんが在籍していて感じていたのは、社員が「人としても、ビジネスマンとしても成熟している」ということ。つまり、「人として出来ている」人ばかりだと感じていたそうです。
デロイトのようなトップコンサルティング企業では、クライアントの窓口が役員レベルであることも多いそうで、仕事スキルのベースが高いことがうかがえます。
また、デロイトのクライアントとの関わりは、単なるビジネスのみの関係を超えることも多いといいます。
コンサルティング業界では、会社によってビジネスライクな関わりに終始することも多いようですが、デロイトではそのクライアントとより継続的に付き合っていくために、営業的なスタンスで関わることが多いといいます。このような付き合いが上手な社員も、デロイトでは重宝されるのです。
なお、デロイトは男女関係なく活躍できる環境であるともいいます。男女比率は7:3ほどで、男性の方が多い環境ではありますが、性別での評価基準の差はなく、あくまで平等な判断がなされます。
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一般的な「コンサルらしさ」とは少し違う!デロイトならではの社風
実際に在籍していたSさんへのヒアリングを基に、デロイトの社風をお伝えしました。
日本企業的な側面と、国際的な側面を兼ね備えた企業であるデロイト トーマツ コンサルティング合同会社。
有名なコンサルティング企業は国内外にいくつもありますが、一般的な「ドライ」「実力主義」といったコンサルティング企業の印象とは少し違った、社員育成の手厚さや日系企業らしさは、デロイトならではの社風があることが分かりました。
この記事のまとめ
☑他業種からの応募者も積極的に受け入れている
☑福利厚生が手厚く整っている
☑他の外資系コンサルなどに比べて日系企業らしさが濃い
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