2022.11.18

リクルート

リクルート エンジニアの種類は?キャリアパスも解説

リクルートグループといえば、ホットペッパービューティーやじゃらん、ゼクシィ、リクナビNEXT、indeedなど数多くの有名サービスを展開しています。
また、その先進的な働き方は注目されることも多く、転職先としても大変人気です。今回は、そんなリクルートのテクノロジー領域を担うエンジニアについて、その仕事内容やキャリアパス、評価制度について、元社員が解説します。

 

リクルートのエンジニア・テクノロジー職が担う役割

リクルートでエンジニアをはじめとするテクノロジー職が担う役割は、「リクルートグループ全体のITやネットマーケティングを請け負い、グループ全体のビジネスを加速させること」です。

具体的には以下のような業務を実行しています。

  • 新技術の開発や実装
  • リクルートグループのサービスから得たビッグデータを解析
  • 解析した内容を基に解決案を提案・実行
  • サービスを支える巨大インフラの構築や運用

大規模なプロジェクトの統括からデータ分析、システムの開発などを行っているため、そこで働く社員は幅広くITの仕事を経験することができます

2022年11月現在も開発エンジニアをはじめ、データサイエンティスト、プロジェクトマネージャーなど、様々な職種を募集をしています。

 

リクルート エンジニアの種類と仕事

リクルートのエンジニアには4種類あります。
1つずつ仕事内容を見ていきましょう。

 

データエンジニア

リクルートグループのデータ分析業務を支えるビッグデータプラットフォームの企画・構築・運用、そしてマネジメントを行います。

具体的な業務内容としては、グループ全体から集まる膨大なデータの整備から、データマネジメントの仕組みの構築や運用、データ辞書の作成など多岐にわたります。

データサイエンティストとの違いについて気になる方もいらっしゃるかもしれません。
リクルートテクノロジーズでは、以下のように役割が異なります。

データサイエンティスト データの分析や分析結果を用いて企画を行う
データエンジニア ビッグデータ関連の新規技術の開拓
ビッグデータに関連したシステムの構築を行う

また、データエンジニアはコーディングの実務経験が必要なのはもちろん、チームでの開発経験も問われます。
(基本的に3~10名程度のチームでプロジェクトが進められます)

リクルートグループは多くのネットサービスをもち、業界シェアもトップクラスです。
そのため、集まる情報量は膨大で、データからは効果状況はもちろんユーザーの動向を読み取ることもできます。

どこでユーザーがメリットやデメリットを感じているのかをカスタマージャーニーから導き出し、サービスを進化させる。
これも旧リクルートテクノロジーズでデータを扱う社員のミッションの1つです。

 

アプリケーションエンジニア

リクルートグループのアプリの開発、新機能の実装を手掛けるエンジニアです。
しかし役割は設計や実装だけに留まらず、最新技術を常に調査・検証して、新しいアプリの企画から運用まで携わることができます。

エンジニアとしてのスキルアップが望めるのはもちろん「ビジネスをどう成功させるのか」という視点から開発に取り組むことが出来るのは、この職種ならではの大きな魅力です。
ただし、求められるレベルは高いと言えるでしょう。

また、企画から携わるため、日頃からクライアントやカスタマーがどのような点に不満を感じ、どんな操作に不便を感じているのかを感じ取る分析力、そして解決案を実行していく実行力も求められます。

 

インフラエンジニア

リクルートグループの社員4万人強が利用する、日本有数規模の社内ITインフラの企画・構築・運用を行います。
旧リクルートテクノロジーズでは現在VDI(仮想デスクトップ*)の基盤強化や基盤変改案件を積極的に推進しています。

社員が最高のパフォーマンスを出せるよう、次期VDIを検討するなど、インフラエンジニアの手掛ける仕事はかなり規模の大きなものとなっています。

リクルートほどの規模の企業VDIを導入し、成功している事例は少ないため、先進的な取り組みに携わることができます。

*仮想デスクトップ…コンピュータのデスクトップ環境を拡張したもの。広げることも、複数個に増やすこともできる。

 

セキュリティエンジニア

リクルートグループでは様々なサービスを展開していますが、そのすべてのサービスのセキュリティを担っています。
具体的には、セキュリティ対策製品の設計や構築、セキュリティ対策ソリューションなどの改善を行います。
セキュリティ対策には不可欠なログ分析基盤の運用や、企画・構築・マネジメントが業務内容です。
既存の社内サービスの安全性に問題はないか日々確認を行い、新規サービス立ち上げの際には、攻撃者の目線で脆弱性を発見し、同時にその解消方法も見つけるのです。

中途採用を募集する場合、セキュリティエンジニアとして既に経験を積んでいる人も、インフラやアプリの開発経験はあるものの、セキュリティエンジニアとして仕事したことが無いという人も対象としています。

 

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リクルート エンジニアのキャリアパス

次にリクルートのエンジニアのキャリアパスについて解説します。キャリアパスは主に2種類あります。

  • 技術を極める「スペシャリスト
  • 技術を手段とする「ジェネラリスト

スペシャリストは文字通り、エンジニアとしてのスキルを高めてキャリアアップを図ります。
ジェネラリストはチームリーダーやマネージャーを経験し、エンジニアのマネジメント業務でキャリアアップをします。(もちろん、スキルも必要です)

半期に一度行われる上司との面談では、自身が描くキャリアパスや希望をしっかりと伝えることが大切です。
基本的には社員の希望を尊重してくれる会社ですので本人の適正と希望を踏まえ、適切なポジションを与えてくれます。

転職時にキャリアパスと同様気になるのが「年収」です。
IT業界の平均年収が400万円後半であるのに対して、リクルートのテクノロジー職は30代前半で平均年収は800~1,000万と業界より高い水準にあります。
給与体系はリクルートグループ共通のミッショングレード制を導入しており、年齢や在籍期間に関わらず、携わる業務のレベルや役割で年収を決めていきます。

 

リクルート エンジニアの職場環境・開発環境

リクルートの職場環境はまさに「エンジニアが働きやすい職場」です。

 

働く時間と場所

社内には大小様々な会議室があり、講演会やイベントにも使えるアカデミールームもあります。
またコアタイムなしのフレックス制度を取り入れておりリモートワークも可能です。

働く時間や場所は非常に融通が利きます。

チームによってはリモートワークで働くことが当たり前となっているところもあります。

リモートワークが進むことで、社員が自らのライフスタイルに合わせた働き方が出来るようになったと好評です。
「今までは通勤時間として使っていた時間を家族と過ごせるようになった」「新しい知識をインプットする時間に使えるようになった」という声もあります。

開発環境が充実していることもリクルートの魅力と言えるでしょう。

 

開発環境や使用するプログラム言語

PCやタブレットは2~3年で最新モデルと入れ替えられるだけでなく、iMacやMac proなど、希望する種類のPCを会社にリクエストすることも可能です。

使用するプログラム言語は、特定の言語のみを採用しているわけではなく、Java、Rubyなどその時々の状況に応じて使い分けています。
また、新たな言語を習得するための研修も充実しており、スキルアップに役立てることが出来ます。

他にも、SlackやGitHubなどのチャットツールを使ったコミュニケーションを許可されているため、社員が場所や時間を気にすることなく開発に専念することが出来るようになっています。

 

スキルアップに適した環境と制度

その他にも、コーディングやスクラムマスター、プロジェクトマネジメントなど、組織ごとに専門性に特化した様々なテーマの研修が用意されています。

また社内にとどまらず、社外から講師を招き入れて研修が行われるなど、スキルアップなどに関して手厚いサポートが受けられる環境が整っています

研修や勉強会は強制ではありません。
そのため、参加する社員は非常に成長意欲が高く、常に新しい技術や業界の知識を取り入れたいという人には絶好の環境だと言えるでしょう。

研修や勉強会などのイベントは情報交換の場としても活用されています。

 

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リクルートで求められるエンジニア像

リクルートで求められるエンジニア像は「現状に満足せず常に学び続け、自ら進化する人」です。

リクルートグループ全体のテクノロジーを扱うため、仕事の規模は非常に大きく、そのため常に自ら学んでいく姿勢がないと仕事に付いていけなくなってしまうことが考えられます。

また、仕事内容によってはクライアントとのコミュニケーションに留まらず、リクルートグループの他社の社員との調整を必要とする場面もあります。
小規模サービスに関してはリクルートのエンジニアが開発を担当しますが、大規模サービスではクライアントと開発会社をつなぐマネジメント的な役割を担います。

そのため、社員は開発スキルはもちろん、高いコミュニケーション能力やマネジメント能力も求められるが特徴です。

 

リクルートには、エンジニアとして幅広く活躍できる環境がある

リクルートのエンジニアは大規模な開発に携われる一方で、求められるスキルは開発のみではありません。
チームのメンバーやクライアント、社外の人と接するコミュニケーション能力やチームをまとめるマネジメント能力も必要となります。

開発のスキルだけではなくマネジメントも学びたい、また新しく世を変えるサービスを生み出したいという情熱を持ったエンジニアには魅力的な環境と言えるでしょう。

 

この記事のまとめ

☑リクルートでは幅広くITの仕事を経験することができる
☑エンジニアが働きやすい環境が整った職場といえる
☑求められるエンジニア像は「現状に満足せず常に学び続け、自ら進化する人」

 

 

リクルートのエンジニア・テクノロジー職へ転職するには

リクルートのエンジニア・テクノロジー職へ転職を検討されている方は、転職実績トップクラスのヘッドハンターへの相談が転職成功への近道となるでしょう。

なぜなら、リクルートのエンジニアの選考では70%の方が一次面接で落ちてしまうからです。実力のある方でも、面接対策がしっかりできていないために落とされてしまうことはよくあります。内定実績トップクラスのヘッドハンターであれば、過去の面接内容や面接官にまつわる情報、内定をもらうために必要な要素を、リクルートの人事並みに把握しています。

志望度合いの高い方は、内定の角度をあげるために是非、エージェントファインダーにご登録ください。リクルートのエンジニア職に圧倒的な内定実績を誇る株式会社コープラスの新井氏をはじめとした、リクルートの転職に強いヘッドハンターをご紹介させていただきます。

 

 

 

 

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