SUUMOで知られる住宅領域サービスを提供する旧リクルート住まいカンパニーは好業績を続けており、中途採用を積極的に行っています。 部署によっては社員の半数以上が転職者で占められており、キャリアアップのための退職を支援する制度を有するなど社内の人材は流動的です。本稿では、リクルート住まいカンパニーの面接・選考事情や求める人材について迫ります。(※2021年4月に、株式会社リクルート住まいカンパニーは、株式会社リクルートへと統合されました。現在は株式会社リクルートの中の1つの事業部として位置づけられています) |
目次
旧リクルート住まいカンパニーの採用面接・選考における基本情報
リクルート住まいカンパニーでは、「ネットビジネス」「ソリューション営業」「編集」などといった部署ごとに中途採用を進めています。
同じ部署の中でも職種によって、適性検査「SPI」の実施時期や面接回数など選考フローが違うので、注意が必要です。
SPIに類似したWEBテストを実施するケースや、主にシステム系のエンジニア職ではプログラミングスキルを測るコーディングテスト及び面接が行われます。
面接は、担当部署のマネージャー(課長級)や役員クラスが担当するケースが多い傾向にあります。
1回1時間程度とされ、面接までの選考状況などによって回数は2~3回と幅があります。
旧リクルート住まいカンパニーの面接のポイント
リクルート住まいカンパニーの中途採用面接でのよくある質問事例は以下の通りです。
リクルート住まいカンパニー内定者に聞いた、面接時の質問項目
- 最初に自己紹介と簡単にこれまでやってきたことをお願いします
- 転職活動はいつからしていますか
- なぜ転職をしようと思ったのですか
- 上記回答より、なぜそのように思うようになったのですか
- これまでのキャリアで身についたものは何ですか
- 仕事内容、成果などの深堀
- リクルート住まいカンパニーで活かせそうな業務経験はありますか
- 何か質問はありますか
リクルート総合職への内定実績は通算100名を超える
①リクルートの社員として求められる人物像を熟知
②選考通過に必要な自己分析、面接対策を徹底サポート
③リクルートのマネジメント層・現場と豊富なリレーション
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旧リクルート住まいカンパニーの中途採用の選考フロー
リクルート住まいカンパニーの選考フローは、部署や職種によって若干の違いがあります。以下に例を挙げます。
- ソリューション営業
- 編集
- サービス開発ディレクター(ネットビジネス統括本部)
- データサイエンティスト データ分析コンサル(ネットビジネス統括本部)
- データエンジニア(ネットビジネス統括本部)
- 機械学習エンジニア(ネットビジネス統括本部)
部署や職種によって選考フローや内容に違いがあるので注意が必要です。
応募から内定まではおおむね1カ月程度かかり、最終面接から数日以内に合否が伝えられます。
ソリューション営業
エントリー
↓
書類選考
↓
面接(2~3回)・SPI試験
↓
内定
編集
エントリー
↓
書類選考
↓
一次面接(編集経験者は作品持参)
↓
SPI試験
↓
二次面接
企画の持ち込み
※SUUMOの情報誌の中から好きな1冊を選び、その巻頭特集を3案以上提示
↓
最終面接
↓
内定
サービス開発ディレクター(ネットビジネス統括本部)
エントリー
↓
書類選考
↓
WEBテスト
↓
面接(2~3回)
↓
内定
データサイエンティスト データ分析コンサル(ネットビジネス統括本部)
エントリー
↓
書類選考
↓
面接(2~3回)・SPI試験
↓
内定
データエンジニア(ネットビジネス統括本部)
エントリー
↓
書類選考
↓
SPI試験
↓
面接(2~3回)
※コーディング面接含む
↓
内定
機械学習エンジニア(ネットビジネス統括本部)
エントリー
↓
書類選考
↓
SPI試験・コーディングテスト
↓
面接(2~3回)
※コーディング面接を行う例もある
↓
内定
旧リクルート住まいカンパニーの中途採用の条件は?
リクルート住まいカンパニーでは、中途採用にあたって職種ごとに一定の条件を付しています。一例を挙げます。
下記のほか、職種ごとに「あると望ましいスキル」が公式ホームページ上でも紹介されています。
実務経験を求める項目が多く事実上、前職での仕事の経験や実績が問われています。
書類選考ではこうした点がチェックされるので、自身の経験や職務実績が採用条件に適合しているかも確認が必要です。
ソリューション営業
1.営業経験
2.戦略コンサルティング
3.事業会社の経営企画、営業企画、マーケティング
4.コーポレートスタッフ
5.その他1~4に準ずる企画職のいずれかの実務経験
ネット事業戦略担当(ネットビジネス統括本部)
WEBサービスの企画立案からサービスのリリースまでのマネジメント経験が3年以上でかつ
1.事業戦略立案やKPI設定・モニタリングの経験がある
2.WEBマーケティング及び開発の理解や経験がある
3.ユーザー視点に立ち、調整やコミュニケーションを推進してきた経験がある
データサイエンティスト データ分析コンサル(ネットビジネス統括本部)
1.線形代数、微分積分、確率統計の基礎的知識
2.機械学習や数理最適化などの分析の基礎的知識
3.Python、RまたはSQLを使用した分析経験(2~3年程度)
リクルート総合職への内定実績は通算100名を超える
①リクルートの社員として求められる人物像を熟知
②選考通過に必要な自己分析、面接対策を徹底サポート
③リクルートのマネジメント層・現場と豊富なリレーション
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旧リクルート住まいカンパニーが求める人材と面接の詳細
リクルート住まいカンパニーの社員として求められる人物像に共通して言えるのは「積極性」「主体性」です。
中途採用数が多いソリューション営業の転職者への取材を基に、選考内容から考察します。
ソリューション営業は、東京・大阪・名古屋・福岡でそれぞれ中途採用を実施しています。
一次面接について
エントリー・書類選考後、面接が続きます。
一次面接ではその後配属となる部署のマネージャー(課長級)が約1時間、転職希望者の前職での仕事ぶりを中心に質問されます。
自身の考えや価値観を正確に首尾一貫話せるかどうかがポイントになります。
「自分自身を成長させたい」と回答したとしても「なぜ」と質問を投げかけられるといいます。
それは入社後にも共通していて、担当企業への提案を上司に説明しても「なぜ」と問われ、理路整然と説明しなければならない局面が多いとのことです。
そのための前提として、自分の考えを持って動くことができない「受け身」の姿勢は嫌われ、当事者意識を持って主体的に動くことを求められます。
面接では「なぜ営業をやろうと思ったか」「主体性を持ってやった仕事とその成果は」といったことが問われ、追加質問が続きます。
自己分析をしっかりして、自身の将来や前職の実績から会社にどう貢献できるかを十分に説明することが通過のポイントとなります。
二次面接について
その後の二次面接では、配属予定先の役員が担当します。
取材対象者の選考時は同じ日に役員1人ずつと1日2回最終面接を実施していましたが、近年は1回で判断することが多いようです。
役員面接でも「好きな言葉は」といった個人の価値観を問う質問が多く、前職での取り組みなどについて説明を求められます。
旧リクルート住まいカンパニーに内定するには自己分析が必要不可欠
リクルート住まいカンパニーは、業界のトップランナーとしてSUUMOを軸にサービス改善、新規事業の開拓を進めています。
自らが考え積極的に動くことが大前提で、結果だけではなく、同時にそのプロセスも評価されます。
仕事に対する高い意識と行動力、それに伴う結果が求められ、それらを達成できる人物が採用されているのが現状です。
リクルート住まいカンパニーの内定への近道は、徹底した自己分析と前職の経験を踏まえた仕事への向き合い方、価値観を伝える力と言えるのではないでしょうか。
この記事のまとめ
☑同じ部署の中でも職種によって、適性検査の実施時期や面接回数など選考フローが違うので注意が必要
☑リクルート住まいカンパニーでは、中途採用にあたって職種ごとに一定の条件を付している
☑社員として求められる人物像に共通して言えるのは「積極性」「主体性」
リクルートへ転職するには
旧リクルート住まいカンパニー、現リクルートの住まい事業部への転職を考えている方は、転職エージェント選びが肝になります。リクルートへの内定実績を豊富に持つエージェントに相談するようにしましょう。
内定実績が豊富なエージェントは採用ターゲットを熟知していますし、過去の面接内容や面接官の情報に基づいた面接対策をしてくれるので内定確度が上がります。
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