2020.03.24

リクルート

リクルート住まいカンパニーは自由闊達?社風から読み解く働きがい

旧リクルート住まいカンパニーの社風は、個を尊重しつつも上司や同僚との関係も風通しが良く、自由で働きやすいと言われています。一方で、主体的に業務に取り組み一定の結果を出さないと、出世や給与面で明確に差がつく実力主義の面もあります。
本稿では、社員総会や部活動など特徴的な取り組みを例にしながら、旧リクルート住まいカンパニーの社風や働きがいを紹介します。(※2021年4月に、株式会社リクルート住まいカンパニーは、株式会社リクルートへと統合されました。現在は株式会社リクルートの中の1つの事業部として位置づけられています)

 

旧リクルート住まいカンパニーの社風とは

中途採用の多いリクルート住まいカンパニーでは、前職での成果を上げた若手、中堅社員が多く、向上心にあふれた人材が多いと言われます。

「SUUMO(スーモ)」を軸に、新たな試みやビジネス展開を日々模索しており、前職で培ったスキルを武器に活躍する中途社員が同社の原動力となり、リクルートグループ内でも好業績を続けています。

企業スローガンは「Sumai for Smile」。

「新しい価値の創造」「個の尊重」「社会への貢献」を企業価値と位置付けており、住まいや暮らしの領域にイノベーションを起こし続けることを掲げています。

現役社員からは「スタートアップ企業のような自由な雰囲気」「上司との距離が近い」との声が多く、部活動やランチ会といった形で同僚と親交を深める場も多数あります。
好調な業績を背景に社内の雰囲気にも勢いがあり、自由闊達という表現が当てはまるのではないでしょうか。

 

参加自由の部活動

リクルートグループ全体で広がる社内の部活動。
リクルート住まいカンパニーでも部活動が盛んに行われています

と言っても自己申告のため、強制的に参加させられたり、参加するような圧力があったりすることはありません。

部活の新設も自己申告で、会社から一定額の部費も出ます。
フットサルやバスケ、ランニングなどの運動系と、食べ歩きなどの飲食系が人気です。

不動産をそれぞれ運用する社員で結成した「大家部」というのもあり、空室対策など住宅に関わるリクルート住まいカンパニーらしい部活動もあります。

リクルート内でも住まい領域を扱う事業会社ですが、営業やシステム、雑誌編集など職種は多岐にわたります。

部活動を通じて和気あいあいとした社内の雰囲気が醸成されていると評価する声も多いです。

掛け持ちする社員も多く、部署の垣根を越えた横断的な取り組みとして成功していると言えます。

 

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ワーキングマザーのランチ会


働きながら育児をするワーキングマザーを対象に、年数回ランチ会を開催しています。
育児支援の一環で、個々で抱えがちな仕事や育児の不安や問題点を、同じ境遇の社員の間で共有してもらうことが狙いです。

女性職員の比率が高いリクルート住まいカンパニーでは、出産や子育てを理由とした離職を防ぐ取り組みを進めています。

昇進などで男性優位といった企業姿勢は見られず、女性社員の働きやすい環境整備を進めています

 

2千人規模の社員総会

毎春の年度初めに開催されるキックオフ(社員総会)では、2000人を超える社員が集い、音楽フェスやショーさながらの雰囲気で、新入社員の紹介や社員表彰が行われています。

リクルート住まいカンパニーの恒例行事となっています。

そこでは、年間MVP社員の表彰「SUMAI award(住まいアワード)」が行われ、2019年には様々な職種で会社の業績に貢献した34人が受賞しました。

タキシードや白いドレスに身を包んでランウェイを歩き、受賞の喜びを熱く語るなど、社員の一体感を演出しているのも特徴です。

総会ではこのほか、複数の役員がチームでダンスを披露するなど演芸大会の様相で、「仕事以外の交流も本気で楽しむ」という企業風土を感じられる行事となっています。

 

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退職者の支援制度

中途採用を積極的に実施するリクルート住まいカンパニーは、人材が流動的です。
組織の新陳代謝を図る目的もありますが、一方で個々のキャリアプランを尊重する考えの表れでもあります。

特に退職金制度はリクルートグループならではの取り組みと言えます。

リクルート住まいカンパニーでは、いくつかの退職金支援制度を設けています。
特徴的なものを以下に例示します。

 

フロンティア制度

勤続年数5年以上を対象とし、退職後のキャリア形成の支援を目的として年収1年分相当の支援金を支給しています。

対象勤続年数 支援金支給額
5年以上 年収1年分相当

 

キャリアアップ支援金制度

勤続年数5年以上を対象とし、退職後のキャリア形成の支援を目的として、35歳、38歳を迎えたものに500万円、41歳、44歳、47歳を迎えたものに1000万円の支援金を支給しています。

「フロンティア制度」と「キャリアアップ支援金制度」は併用して利用できるため、例えば41歳(勤続5年以上)で退職する際には「年収1年分相当+1000万円」となります。

このほか、5年以内の退職でも一時金(勤続期間によって額はさまざま)を支給します。

対象勤続年数 対象年齢 支援金支給額
5年以上 35歳、38歳を迎えたもの 500万
5年以上 41、44、47歳を迎えたもの 1000万
5年以内 勤続期間によって額はさまざま

リクルート住まいカンパニーは「個の尊重」を掲げていますが、単なるスローガンではなく、社員へのこうした支援制度で担保している一例と言えます。

 

旧リクルート住まいカンパニーの仕事の内実、働きがいを考察

リクルート住まいカンパニーは、住まいの領域に関するリクルートの事業会社の位置付けですが、社員が取り組む業務の多くがその領域にとらわれず、業界のトップランナーとして新たな試み、挑戦を求められます。

同時にそのプロセスが問われ、論理性も求められます。
ある社員はリクルート住まいカンパニーについて「なぜ、なんでを問う企業文化がある」と評します。

中途採用が多いソリューション営業に関して言えば、SUUMOの活用を促しながらも顧客となるハウスメーカーやマンションデベロッパー、不動産仲介会社などに対し、その社の営業課題にまで踏み込むことを求められます。

単なる広告の営業にとどまらず、全体価値を上げるために街づくりにまで加わることもあります。
上司を含めた関係者との綿密な調整と、主体性が何よりも求められます。
苦労も多いですが、その分の達成感も味わえるのが仕事のやりがいであり、魅力にもつながっています。

 

旧リクルート住まいカンパニーで活躍できる人材とは

これまでお伝えしたように、リクルート住まいカンパニーは業界のトップランナーとして勢いがある会社です。

前向きな退職を支援するなどして社内の人材は流動的ですが、部活動を推奨しワーキングマザーを支援する仕組みを検討するなど、給与面や待遇を含めて個々の社員を大切にする企業文化もあります。

そうした環境に甘んじることなく、主体的に業務を遂行できる人には活躍の場が無限に広がっていると言えるでしょう。

自由を尊重する社風である反面、自分から動けずに尻込みする人には不向きな職場と言えるかもしれません。

 

リクルートへ転職するには

旧リクルート住まいカンパニー、現リクルートの住まい事業部への転職を考えている方は、転職エージェント選びが肝になります。リクルートへの内定実績を豊富に持つエージェントに相談するようにしましょう。

内定実績が豊富なエージェントは採用ターゲットを熟知していますし、過去の面接内容や面接官の情報に基づいた面接対策をしてくれるので内定確度が上がります。

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