アパレルのショップ店員から、コンサルティングファームへ!内定の裏側をヘッドハンターが解説

アパレルの地方店舗スタッフからベイカレント・コンサルティングに内定した、異例の転職ストーリーを持つAさん。アパレル企業に勤務中、自身の強みを発揮できる職場はコンサルティングファームなのではないかと考え、転職活動をスタートしました。

しかし相談をした大手転職エージェントからは、「アパレルからコンサルへの転職は難しい」と言われてしまいます。自ら情報収拾する中で見つけたのが、コンサルティングファームへの内定実績豊富な転職エージェントだけを紹介してくれるエージェントファインダーでした。エージェントファインダーから紹介されたのは、ベイカレント・コンサルティングへの内定実績豊富なヘッドハンター、株式会社ビゼックの代表、中原氏でした。中原氏によって1ヶ月、徹底的な自己分析と面接対策を行ったAさんは、見事、ベイカレント・コンサルティングから内定を得ることができました。アパレルからコンサルという、異例の転職をサポートした中原氏は、Aさんをどのようにサポートしたのでしょうか?また内定の決め手はどこにあったのでしょうか?

「努力が報われる社会を創る」をビジョンに掲げ、努力する転職者へのサポートは惜しまないと語る中原氏に、内定の舞台裏を聞きました。

 

中原 大介 氏 プロフィール

株式会社ビゼック 代表取締役

明治大学を卒業後、株式会社リクルート(旧:リクルートキャリア)に入社。採用コンサルタントとして、MVPなどの表彰を多数受賞。2021年よりヘッドハンターとしての活動をスタートし、大手ヘッドハンティングサービスにて1800名中1位を獲得。同年、ベイカレント・コンサルティング社への内定率で全国No.1コンサルタントとして表彰を受ける。2022年3月に株式会社ビゼックを設立。

 

アパレル店舗での経験が、経営コンサルに活かせる可能性を見出す

–弊社からご紹介したAさんの転職サポート、ありがとうございました。アパレルのショップスタッフから、ベイカレント・コンサルティングへ内定されたようですね。ベイカレントへの内定可能性は、当初からイメージしていましたか?

Aさんは、コンサルティングファームへの転職を強く希望していました。現職は大手アパレルメーカー地方店舗の、店舗管理業務です。仕事内容はいわゆるショップ店員の方がするレジ打ちのような通常業務から、店長補佐までをしていました。20代後半ですから、店長でもおかしくない年齢です。しかし会社の評価制度が整備されておらず、若いバイトスタッフを統率するキャラクターではなかったことから店長補佐というポジションについていました。

逆に店長は思考力が弱く、その部分をAさんがサポートしていました。売り上げをいかに伸ばすか、戦略立案の部分をAさんが一手に引き受けていました。アプリ会員を増やして購買率をあげたり、施策を量と質の観点から定量分析したりと、業務をかなり因数分解して思考されている方でした。

お話を聞いて、この経験は経営コンサルにも活かせるのではないかと可能性を感じました。

 

–アパレルのショップスタッフから経営コンサルというキャリアチェンジは初めて聞きました。ベイカレントであれば、可能性があると読んでいたのでしょうか?

ベイカレント・コンサルティングでも、アパレルのショップスタッフの方を中途で採用した実績は、私が知る限りありません。ただしベイカレントさんであれば、「一次面接だけ何とかお願いしたい」と、個人的なプッシュができる関係性がありました。そして一度面接をしていただければ、Aさんの場合、内定可能性は十分にあると考えていました。

逆に言うと、ベイカレントさん以外のコンサルティングファームは書類で落とされてしまうことがわかっていました。ベイカレントさんでお見送りになってしまうと、Aさんのコンサル転職の道は絶たれてしまいます。ですからAさんには、ベイカレントであれば書類選考を通過して面接までしてもらえる可能性があること、だからこそ面接突破に向けて1か月間は覚悟を決めて一緒に頑張りましょうとお伝えしました。

 

異業種転職、成功のポイントは仕事の成果を相対的に伝えること

最初から、ベイカレントの可能性に賭けていたのですね。中原さんはすべての転職者に「1か月の育成期間」を設けて転職サポートをしていますが、Aさんとはどのようなやりとりをしましたか?

Aさんの成果が出せた仕事を振り返り、その成功要因を分析していきました。

異業種への転職の場合、他業界の人間がその仕事のプロセスを評価するのは難しいと思います。例えば、私がRA(リクルーティングアドバイザー)をしていて、週に3件の求人を取ってきましたと面接で伝えても、異業種の人からするとそれが多いのか少ないのか判断がつきません。となると、仕事の成果を相対的に、数字で伝えることが大切です。Aさんとも、仕事の成果を相対的な数字に落とし込んでいくことから始めました。

「これをやることで、かなり売上が伸びました」という表現に対して「かなりってどれくらい?1%を「かなり」と言う企業もありますよ。ここの数字をとってきてください」というようにやりとりをしながら、成果を相対的に伝えられるよう準備しました。

 

-Aさんの場合、相対的な評価に値する成果を出せていたこと、その背景にコンサル的な思考力があったことが内定のポイントになったのですね。

おっしゃる通りです。少しドライな表現になってしまいますが、仮にAさんが通常の接客業務しか経験しておらず、仕事で成果も出せていなかったら「成果を出してから、改めて相談にきてください」と転職サポートをお断りしていたと思います。実際にそういう方は結構いらっしゃいます。

とは言え、中には「成果を出すまで待てない。ブラック企業だから今すぐ転職したい」という方もいらっしゃいます。そういう方には「脱出するのが目的なら、今のあなたに見合った会社になりますがそれでもいいですか」と確認した上でサポートをするようにしています。

Aさんのように転職先の希望が明確な場合、それがどのような業界であろうと、まずは現職でしっかり成果を出していただくことが大切だと考えています。

 

ベイカレント2021年度 内定率No.1 
株式会社ビゼック 代表取締役 中原大介さん

ベイカレントへの内定率は2021年度No.1
①1ヶ月の”育成期間”でキャリアや強みを徹底的に棚卸し
②ベイカレントの選考を熟知した、きめ細やかな選考対策
圧倒的な内定実績により豊富な人材ネットワーク・独自情報を保有

 

>>>中原さんにキャリア相談を希望する

 

ベイカレント・コンサルティングの面接評価は二重丸、年収は1.6倍に

-Aさんのベイカレント・コンサルティングでの選考はスムーズに進んだのでしょうか?

一次面接、二次面接ともに二重丸の評価でした。通常であればこの時点で内定が出るのですが、Aさんの場合は三次面接が実施されることになりました。

というのも、Aさんが所属していたアパレルメーカーからの転職者を採用した実績がなかったことから、三次面接でより上位者が再確認した上で意思決定をしようという流れになりました。

三次面接の結果、二重丸の評価で無事に内定となりました。

 

-年収も大幅に上がったようですね。

かなり上がりましたね。1.6倍くらいになりました。

 

ベイカレント・コンサルティング内定の決め手は業務の因数分解

-Aさんのように異業種の方がベイカレント・コンサルティングに転職したいと考えた時、選考ではどこを見られますか?

「業務の因数分解ができているか」は大きなポイントだと思います。

ABCという3つのプロセスがあった時、Aを押せば成果があがりやすいのか、Bだと少ししか上がらないのか。結果とプロセスの関係性を理解できていることが大切です。

 

-異業種であっても、そこを理解した上でご自身の仕事に取り組み、なおかつそこで成果が出せている必要があるのですね。

因数分解をうまく言語化できていなくても、結果とプロセスの関係を感覚的にでも掴んだ上で、ご自身の仕事に取り組めていることが大切です。実際の因数分解をどう表現し、言語化して求人企業に伝えるのか。この部分は私たちヘッドハンターがお手伝いするべき仕事だと考えています。

 

結果とプロセスの関係を捉えた上で成果を出す。ここが押さえられていれば、未経験でもコンサルに転職できる可能性はある、ということですね。

そうです。そもそも横スライドの転職しかサポートできなければ、転職エージェントの介在価値はないと考えています。自力では内定が難しい企業に引き上げてあげることが、エージェントの介在価値ではないでしょうか。

一方で、エージェント業は企業支援の側面もあるので、企業の成長に繋がる人材を採用できるようお手伝いしなければなりません。企業と転職者、双方の願いのバランスを取りながら、介在価値を発揮するのが私たちの仕事です。

 

ベイカレント2021年度 内定率No.1 
株式会社ビゼック 代表取締役 中原大介さん

ベイカレントへの内定率は2021年度No.1
①1ヶ月の”育成期間”でキャリアや強みを徹底的に棚卸し
②ベイカレントの選考を熟知した、きめ細やかな選考対策
圧倒的な内定実績により豊富な人材ネットワーク・独自情報を保有

 

>>>中原さんにキャリア相談を希望する

 

努力が報われる社会を実現するため、転職者に夢を託す

-最後に、Aさんにはベイカレント・コンサルティングでどのように成長して欲しいですか?

Aさんは20代後半ですが、ベイカレントに入社後はコンサルタントとしてゼロからのスタートになります。人より若干遅いスタートとなりますが、だからこそコンサルタントとして努力を重ね、上を目指して欲しいです。

私が代表を務める株式会社ビゼックは、「努力が報われる社会を創る」をミッションに掲げています。アパレルのショップスタッフとして努力を重ねてきたAさんは、コンサルティングファームへ転職をしたいと、私と1ヶ月の育成期間中も最大限の努力をし、見事ベイカレント・コンサルティングへ内定されました。ベイカレントに入社後も努力を怠らず、プロフェッショナルなコンサルタントに成長していってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。努力が報われる社会を創りたい、私の夢を託した方だと思っています。ベイカレントでのご活躍を、心より応援しています。

-貴重なお話、ありがとうございました。

 

ベイカレント・コンサルティングへ転職するには

ベイカレント・コンサルティングへ転職を検討されている方は、転職実績トップクラスのヘッドハンターへの相談が転職成功への近道となるでしょう。中原氏のような内定実績トップクラスのヘッドハンターであれば、過去の面接内容や面接官にまつわる情報、内定をもらうために必要な要素を、ベイカレント社の人事並みに把握しています。

志望度合いの高い方は、内定の角度をあげるために是非、エージェントファインダーにご登録ください。ベイカレント・コンサルティングに圧倒的な内定実績を誇るビゼック中原氏をはじめとしたヘッドハンターをご紹介させていただきます。

 

エージェントファインダー

 

 

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